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愛知県消防年報(令和3年版)を作成しました
愛知県消防年報(令和3年版)
[1] 消防本部・署(2021年4月1日)
消防本部数 34本部 前年同数
消防署/出張所数 66署/151出張所 前年同数
消防吏員数 8,354人 前年比 72人増加(0.9%)
[2] 消防団(2021年4月1日)
消防団員数 22,306人、前年比 458人減少(△2.0%)
うち女性消防団員 928人、前年比 6人減少(△0.6%)
うち学生消防団員 540人、前年比 73人減少(△11.9%)
[3] 火災(2020年)
火災件数 1,870件、前年比 139件減少(△6.9%)
火災による死者数 60人、前年比 5人減少(△7.6%)
[4] 救急(2020年)
救急出場件数 323,150件、前年比 40,497件減少(△11.1%)
救急搬送人員 294,980人、前年比 37,769人減少(△11.4%)
現場到着所要時間 平均 7.7分、前年比 0.2分増加 (0.3%)
収容所要時間 平均32.6分、前年比 0.5分増加 (1.6%)
[5] 防災ヘリコプター(2020年度)
出動件数(緊急運航) 43件 前年比 13件増加(43.3%)
(1)消防本部・署について(2021年4月1日)
県内には34消防本部(7消防一部事務組合、1広域連合を含む。)があり、66消防署・151出張所が設置されています。消防職員のうち、階級を有する消防吏員は8,354人で前年より72人(0.9%)増加しました。女性消防吏員は33消防本部で221人が活躍しており、年々増加しています。
(2)消防団について(2021年4月1日)
県内に345消防団(598分団)が組織され、消防団員数は、2021年4月1日現在で22,306人であり、前年より458人(△2.0%)減少しました。減少の主な理由は、地域ごとで、高齢により退団を希望するものが増加していることや、地域の連帯感の希薄化などから、各市町村での団員確保が困難になっているためです。
(3)火災について(2020年中)
2020年中の火災件数は1,870件で、前年との比較では139件(△6.9%)減少しました。 また、火災による死者数は60人で、前年との比較では5人(△7.6%)減少しました。 なお、火災による死者のうち、42人(70.0%)が61歳以上となっています。出火原因では、放火(放火の疑いを含む。)が284件と総出火件数(1,870件)の15.1%を占めています。
(4)救急について(2020年中)
2020年中の救急出場件数は323,150件で、前年から40,497件(△11.1%)の減少となり、およそ1.6分に1回の割合で出動したことになります。 救急搬送人員は、294,980人で、前年から37,769人(△11.4%)減少し、県民のおよそ25人に1人が搬送されたことになります。また、傷病程度別で見ると、軽症が151,899人で半数以上を占めます。 119番通報入電から現場到着までの所要時間は、平均7.7分です。119番通報入電から医療機関等に収容されるまでの所要時間は、平均32.6分です。
(5)防災ヘリコプターについて(2020年度)
防災ヘリコプターは、1996年度から運航を開始しており、2020年度の緊急運航件数は43件で、前年度より13件(43.3%)増加しました。 防災ヘリコプターの活動の有効性は広く認識されており、今後もその機動性を活かした活動や、ドクターヘリコプターと連携した活動などが期待されています。
愛知県消防年報(令和3年版)のデータはこちらです。
・ 令和3年版 第1 市町村の現況 [PDFファイル/108KB]
・ 令和3年版 第2 消防組織 [PDFファイル/664KB]
・ 令和3年版 第3 消防施設 [PDFファイル/343KB]
・ 令和3年版 第4 消防財政 [PDFファイル/271KB]
・ 令和3年版 第5 救急・救助業務 [PDFファイル/3.28MB]
・ 令和3年版 第6 消防職・団員の活動と処遇 [PDFファイル/328KB]
・ 令和3年版 第7 火災の実態 [PDFファイル/1.15MB]
・ 令和3年版 第8 予防行政の現況 [PDFファイル/505KB]
・ 令和3年版 第9 危険物規制 [PDFファイル/490KB]
・ 令和3年版 第10 消防教育訓練 [PDFファイル/183KB]
・ 令和3年版 第11 防災航空隊 [PDFファイル/111KB]
・ 令和3年版 第12 その他 [PDFファイル/169KB]
問合せ
愛知県 防災安全局 防災部 消防保安課
消防・広域化グループ
担当:伊藤、原田
電話:052-954-6195
E-mail: shobohoan@pref.aichi.lg.jp