7月も半ばを過ぎ、暑い日が続いています。夏の土用の丑といえば、うなぎですよね。
江戸時代、平賀源内が夏にうなぎを売るため丑の日にうなぎを食べるよう宣伝したことから、うなぎを夏に食べる習慣が広まったと言われています。
うなぎはタウリンやビタミンAをはじめとする栄養素が多く含まれており夏バテ防止の食材として最適であるため、夏にうなぎを食べるというのは理にかなっていることと言えそうです。
江戸時代とは異なり、現在私達が食べるうなぎはほとんどが養殖されたうなぎです。愛知県では西尾市一色町や豊橋市を中心に養殖うなぎの生産が盛んで、全国2位の生産量を誇ります(2023年)。しかし最近では養殖に用いるシラスウナギが減ってきていると言われています。愛知県では太く大きく柔らかく育てる技術を開発し、うなぎ養殖業者などと共同でシラスウナギの有効利用を進めています。
夏の土用の丑の日は、愛知のうなぎをおいしく食べて暑い夏を乗り切りましょう!