子どもを生みたい

パパとママへお知らせ

妊娠・育児の 知っておきたいポイント

すこやかな妊娠と出産のために

妊婦健康診査を受けましょう

妊娠中は、妊娠の経過に伴って、心とからだも変化します。
医師や助産師等の専門家のアドバイスを受けて、出産に臨みましょう。

1日3食、バランスのよい食事が大切です

あなたの食事バランスは大丈夫でしょうか?下記ファイルを参考にバランスよい食事を心がけましょう。

たばことお酒の害から赤ちゃんを守りましょう

妊娠・授乳中の喫煙、受動喫煙、飲酒は、胎児や乳児の発育、母乳分泌に影響を与えます。
禁煙、禁酒に努め、周囲にも協力を求めましょう。

女性の健康相談

妊娠・出産・育児・女性の健康など、心やからだの悩みに関する相談窓口です。

お問い合わせ専用電話番号 090-1412-1138

相談時間:午後1時30分~午後4時30分

月曜日から土曜日(祝日、お盆、年末年始を除く)

((公社) 愛知県助産師会)

先天性代謝異常時の早期発見のために

先天性代謝異常時等の検査について

先天性代謝異常時は、生まれつきからだの中にある酸素の働きが悪いため、心身の障害を起こす病気ですが、早期に発見し治療することで心身の障害の予防または軽減が可能です。
愛知県ではフェニルケトン尿症など19疾患を対象に先天性代謝異常等検査を行っています。
生まれてきた赤ちゃんのために必ず検査を受けましょう。

検査の方法

出産した医療機関で申し込んでください。生後5日~7日の赤ちゃんの足のうら(かかと)からごくわずかな血液を採取して検査します。

里帰り出産される場合の検査料について

出産予定の医療機関又は里帰り先の自治体(都道府県、政令指定都市)にお問い合わせください。

こんなことを感じていませんか?

  • 不安になる
  • 気分が落ち込む
  • イライラする
  • 疲れが取れない
  • 眠れない
  • 育児が楽しくない
  • 赤ちゃんとの接し方が分からない

出産して1年ぐらいの間はお母さんの体が変化し、心にも影響を生じやすい時期です。
普段どおりに考えたり動いたりできず、子育てに不安やつらさを感じ落ち込むことがあるかもしれません。
早めにお住まいの市町村(保健センター等)や保健所、医療機関へご相談ください。

胆道閉鎖症など新生児肝疾患の早期発見のために

胆道閉鎖症について

胆道閉鎖症は、肝臓で作られた胆汁の通り道がふさがれ、胆汁が流れなくなる病気です。放置しておくと肝硬変が進行して赤ちゃんの命に関わります。
早く発見し、早く治療を受けることが大切です。

生後4か月くらいまでは、母子健康手帳の便色カードで赤ちゃんのうんちの色を確認しましょう。
また、下記のチェックリストのような症状がひとつでも見られたら、うんちの写真を撮って、一日も早く、小児科医、小児外科医等の診察を受けてください。

  • うんちの色が母子健康手帳の便色カードの1番から3番の色である。または徐々に薄くなった。
  • おしっこの色が濃い。おむつに黄色や、茶色、褐色の色がつく
  • 白目や肌が黄色い

乳幼児揺さぶられ症候群を予防しましょう

赤ちゃんがいつまでも泣き止まないと、とてもつらいですが、赤ちゃんはいつか、必ず泣き止みます。決して赤ちゃんを激しく揺さぶらないで下さい。
赤ちゃんの頭の中はとてももろいので激しく揺さぶると重大な脳損傷を起こす危険があります。

赤ちゃんの中には、生後5か月までとてもよく泣く赤ちゃんがいます。

泣かれて困った時は?

【1】赤ちゃんに泣かれたら色々な方法を試してみましょう。

それでも泣き止まなかったら

【2】我慢できなくなったら、赤ちゃんを安全な場所に寝かせて、その場を離れ、自分を落ち着かせてから赤ちゃんの所へ戻り様子を確認しましょう。

【3】決して赤ちゃんを激しく揺さぶったりしないでください。

【4】お住まいの市町村(保険センター等)では、子育て相談を行っています。気軽に相談しましょう。

育児もしもしキャッチ(時間外電話そうだん)

~母と子の健康に関するそうだん窓口です~

専用でんわ。0562-43-0555

  • そうだん時間:午後5時~午後9時
  • 火曜日から土曜日(祝日、年末年始を除く)
    (あいち小児保健医療総合センター)

SIDSから赤ちゃんを守るために

SIDS(シズー:乳幼児突然死症候群)とは?

それまで元気だった赤ちゃんが、事故や窒息ではなく、眠っている間に突然死亡してしまう病気です。

SIDSを起こりにくくする3つのポイント!

【1】うつぶせ寝は避けましょう。【2】できるだけ母乳で育てましょう。【3】たばこはやめましょう

※人工乳がSIDSを引き起こすのではありませんが、できるだけ母乳育児が望まれます。
また、なるべく赤ちゃんを一人にしないようにしましょう。

赤ちゃんを事故から守りましょう

赤ちゃんが生まれる前から安全点検を!

赤ちゃんが寝る場所やその周囲などを点検して、安全を確認しておきましょう。

これが危険!(乳児編)

  • 窒息:タオル、柔らかい枕、柔らかいマット
  • 誤飲:放置されたたばこ、医薬品、化粧品、おもちゃ
  • やけど:ストーブ、ポット、アイロン
  • 転倒・転落:ベッド、ベビーカー、ベビーチェアー
  • 溺れる:浴槽に落ちる

子供の事故は成長とともに変化します。年齢(月齢)に合わせて周囲の点検、安全を確認しましょう。
車の場合は、必ずチャイルドシートの着用を!

子どもの安全に役立つページ(あいちはぐみんネット)

HTLV-1抗体検査を受けましょう

HTLV-1(ヒトT細胞白血病ウイルス1型)について

HTLV-1は、主に母乳を介して母子感染するとされています。
お母さんがHTLV-1に感染している場合は、授乳方法を工夫することで、赤ちゃんがHTLV-1に感染する可能性を低くできることが分かっています。妊婦健診でHTLV-1抗体検査を受けて、ご自身の感染の状況を調べましょう。

HTLV-1抗体検査はいつ頃行うのですか?

HTLV-1抗体検査は、妊娠30週頃までに、妊婦健診を受診した際の血液検査で行います。この検査で陰性であれば感染はしていません。この検査で陽性となった場合でも、本当に感染しているかどうか分からないので、さらに詳しい検査を受ける必要があります。

HTLV-1の感染により、どのような病気になるのですか?

HTLV-1に感染した人のほとんどは、ウイルスによる病気を発症することなく一生を過ごしますが、ごく一部の人は、感染してから40年以上経過した後に、成人T細胞白血病(ATL)という病気になることがあります。
また、ALTよりもまれですが、HTLV-1関連脊髄症(HAM)という神経の病気になることもあります。