愛知県人口動向調査結果　あいちの人口（推計）　年報　平成30年

平成30年12月25日（火曜日）公表

　この年報は、平成29年10月1日から平成30年9月30日までの一年間の調査結果を取りまとめたものです。なお、推計の基礎は平成27年国勢調査結果確定値を用いています。

　（過去のデータは、年報・周期調査結果（人口）にてご確認ください。）

結果の要約

1　人口増減

　愛知県の人口（平成30年10月1日現在）は7,539,185人で、前年に比べ、12,274人増加しました。
　地域別にみると、尾張地域、西三河地域は増加しましたが、東三河地域は減少しました。
　市町村で増加したのは32市町村で、増加率は幸田町(1.87%)が最も高く、次いで、飛島村(1.86%)、長久手市(1.54%)の順となっています。一方、減少したのは22市町村で、減少率は豊根村(△3.45%)が最も高く、次いで、東栄町(△2.95%)、設楽町(△2.41%)の順となっています。

2　自然増減

　5,874人の減少となり、昭和31年の調査開始以来初めて減少に転じた前年に続き、2年連続で自然減となりました（出生数63,643人、死亡数69,517人）。

3　社会増減

　18,148人の増加となり、8年連続で社会増となりました（転入数390,143人、転出数365,964人、その他6,031人減）。
　地方別にみると、国外から21,447人の転入超過となっています。また、東京圏（東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県）へは、10,022人の転出超過（男性4,556人、女性5,466人）となっています。特に、20～24歳の女性の転出超過数が1,686人と多くなっています。

4　男女別、年齢別の人口

　男女別にみると、男性3,771,778人、女性3,767,407人で、ほぼ同数ですが、年齢別にみると、20～34歳の男性は、同年代の女性より1割以上多くなっています。
　市町村別では、みよし市、豊田市、知立市、刈谷市、高浜市など24市町で男性の割合が高くなっています。

　年齢別にみると、愛知県の老年人口（65歳以上）の割合は24.8％で、前年に比べて0.3ポイント上昇しました。
　市町村別では、東栄町(51.2%)が最も高く、次いで、設楽町(50.1%)、豊根村(49.9%)の順となりました。一方、長久手市(16.3%)が最も低く、次いで、みよし市(17.9%)、高浜市(19.1%)の順となりました。

5　世帯増減

　愛知県の世帯数は3,193,816世帯で、前年に比べて41,741世帯増加しました。一世帯当たりの平均世帯人員は2.36人で、前年に比べて0.03人減少しました。