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ツキノワグマについて

ページID:0492776 掲載日:2026年2月26日更新 印刷ページ表示

愛知県内におけるツキノワグマについて

 愛知県では、三河山間部を中心にツキノワグマ(以下「クマ」という。)の生息が確認されています。
 クマは、警戒心が強く慎重な動物で、基本的に森林の中で生活しています。
 本県では、ごくわずかに繁殖を伴う定住個体が存在するとされており、レッドリストあいち2025では絶滅の危険が最も大きい絶滅危惧IA類と評価されています。人里での出没はほとんどありませんが、登山やハイキング、キャンプなどでは注意をしてください。
 本県では、狩猟者に対してクマの狩猟の自粛をお願いしております。
 なお、ヒグマは、本県には生息していません。

県内のクマ確認情報について

 これまでの県内でのクマの確認情報です。

ツキノワグマ確認情報(令和7年度) [PDFファイル/387KB]

ツキノワグマ確認情報(過去5年間) [PDFファイル/644KB]

 なお、今年度(R7年度)は、これまで人身被害は発生しておりません。

堅果類の豊凶調査及び出没予測について

 クマは冬眠に備え、秋にドングリを食いだめするため、山にドングリが少ないと、エサを求めて人里へ出没する傾向があります。
 このため、本県は毎年度ドングリの実りの豊凶状況等を調査し、これに基づいて専門家の助言を受けて、クマの出没予測を行っています。
 2025年度の本県におけるドングリの実りは、地点によって凶作から豊作までばらつきがありますが、全県平均では凶作となりました(昨年度も凶作)。地域によっては、凶作によりクマがエサを求めて広範囲に行動し、人間の生活圏に出没する頻度が高まる可能性があると考えられます。
 詳細については、こちらのページをご覧ください。
 なお、過去5年の豊凶調査結果は、以下のとおりです。

過去の豊凶調査結果

年度 豊凶調査結果
ミズナラ コナラ 全県平均
R3
R4
R5
R6
R7

※ 豊凶調査は、各地点の指標木を調査して着果度ランクを評価します。着果度ランクは、「大凶作、凶作、並作、豊作、大豊作」の5段階で示されます。

ツキノワグマの生態等について

 (1) 分布と生息数:本州、四国で約4万2千頭(令和7年度環境省資料より)

 (2) 特徴:概ね黒色で胸に白いV字の「月の輪(斑紋)」がある。

 (3) 大きさ:全長(成獣)110~140 cm、体重40~100 kg

 (4) 食べ物:雑食性(堅果類(ブナ、ミズナラ)や草本、液果などの植物食が中心)、有蹄類(シカ)、社会性昆虫(ハチ、アリ)なども食べる。

 (5) 性質:本来は臆病な動物で、人の存在に気づけば逃げてしまうことが多い。

クマと見間違えやすい動物について

 クマは、体毛が黒く、成獣で体長は110 cm~140 cm程度です。

クマ

  ツキノワグマ (写真提供:株式会社野生動物保護管理事務所)

 クマと見間違えやすい動物として、県内には、カモシカやイノシシが生息しています。

カモシカ

     カモシカ

イノシシ

     イノシシ

痕跡について

 クマが実際に出没したかどうかは、目撃情報だけでなくクマが残した痕跡からも判断することができます。
 クマの足跡は、5個の指の肉球が残り、足幅は成獣が10cm程度、幼獣が7cm程度です。

足跡

   クマの足跡

 クマは雑食性であり、樹木に登って様々な果実を食べます。木登りする際に、その樹木に爪痕が残ることがあります。爪痕は、人間の掌サイズの大きさです。

爪痕

   クマの爪痕

 クマのフンは、太くて大きく人間の拳程度の大きさです。細かな繊維を消化できないため、果実を食べた後は、果実のペースト状のフンを排泄します。匂いは、食べたものの匂いがします。

ふん

  カキを食べたあとのフン 

ドングリ

  ドングリを食べたあとのフン

 タヌキは、同一箇所に繰り返し排泄する習性があり、クマのフンと間違いやすいです。クマのフンとは異なり、強い汚臭がします。

タヌキのフン

   タヌキのフン

野山でクマと出会わないために(山に入る場合の注意点)

 (1) 山に出かける前は、県のツキノワグマ確認情報などで、クマの出没状況を確認しましょう。

 (2) 鈴や携帯ラジオなどを鳴らしたり会話をするなどして、こちらの存在を伝えるとクマは
    避けてくれます。単独行動は避け、2人以上で行動しましょう。

 (3) クマは早朝や夕暮れ時に活発に動きます。この時間帯は、山林やその周辺での活動を
   控えましょう。 加えて、冬眠明けの春季や冬眠前の秋季も、注意が必要です。
     万が一、フンや足跡を見つけたら 引き返すことも考えましょう。
 (4) 非常時に備え、クマスプレー(※)を携帯することも大切です。
   ※ クマスプレーとは、唐辛子の主成分であるカプサイシンを含んだ刺激的なスプレーです。

もしクマに出会ってしまったら

 (1) 目を合わせたまま、ゆっくり後ずさりして離れてください。

 (2) 至近距離で出会ってしまったら、両腕で顔面や頭部を覆い、直ぐにうつ伏せになるなど
   致命的なダメージを最小限にとどめてください。 

 (3) 写真を撮る、石を投げる、棒で突っつく、大声で叫ぶ、早い動きは避けましょう。クマが、
   攻撃を受けたと判断すれば 襲ってくることがあります。「死んだふり」をすることは効果が
   ありません。攻撃を誘うことがあるため非常に危険です。

 (4) 果物など餌となるような物を持っていたら、そクマが近づいてくるような場合、
   自分の荷物をクマとの間に投げ捨てて、注意をそらしながら、退避しましょう。

 (5) 子グマに遭遇した場合は、母グマがいないか周囲に目を配り、とにかく静かにその場を
   去ってください。
   ※ クマを目撃された場合は、お近くの県民事務所等環境保全課又は市町村役場へご連絡ください。

クマを集落周辺に寄せ付けないためには

 (1) クマは食べ物に対して執着的です。人間の食べ物や生ゴミの味を覚えると、頻繁にエサを
   求めて、人の生活圏に近づくようになることがあります。そのため、生ごみや干物、ペット
   フード等を屋外に放置しない、また、農園の作物や果実を早めに収穫し、畑に放置しない
   ようにしましょう。

 (2) 畑、家屋の周りに草地や藪がある場合は、日頃から可能な限り草刈をして見通しを
   良くしておきましょう。

クマの注意喚起リーフレットについて

 クマに対する注意喚起として、次のリーフレットを作成しています。クマとの遭遇を避けるための対処を心がけましょう。

ツキノワグマ普及啓発リーフレット [PDFファイル/467KB]

お問い合わせ先

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所属 電話番号 住所 所管市町村
自然環境課 052-961-2111
 (代表/平日・休日・時間外)

〒460-8501

名古屋市中区三の丸3-1-2

名古屋市

東三河総局県民環境部環境保全課

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 (代表/平日・休日・時間外)

〒440-8515

豊橋市八町通5-4

豊橋市、豊川市、蒲郡市、田原市

東三河総局
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新城市、設楽町、東栄町、豊根村

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(第2グループ)

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西三河県民事務所
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