ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 組織からさがす > 新城設楽農林水産事務所 > 食と緑の新城設楽地域レポート'11

本文

食と緑の新城設楽地域レポート'11

ページID:0043920 掲載日:2011年8月8日更新 印刷ページ表示
表紙

表紙

※添付ファイルは、システムの都合上、おおむね章ごと7つに分割し、PDFファイルで添付しています。

 各ファイルはA4縦両面印刷し、製本する
ことを前提に作成しておりますので、空白ページがあります。

 プリンターの設定で「白紙を節約する」など空白ページの印刷を省略する設定にしてありますと、正しく印刷されません。(特に、第3章は見開き形式となりますので、注意が必要です。)

 ご承知おきください。

食と緑の新城設楽地域レポート 表紙、目次

食と緑の新城設楽地域レポート’11(2010年版) 表紙、目次

第1章 食と緑の新城設楽地域レポート作成の趣旨

 新城設楽地域では、愛知県が平成17年2月に策定した「食と緑の基本計画」に即し、地域の特徴や実情を踏まえ、2010年度までの目標と目標達成のための取り組み等を明らかにした「新城設楽地域推進プラン(以下「地域推進プラン」という。)」を平成17年10月に策定しました。これまで、この地域推進プランの実現に向け、関係機関・団体等が各施策を有機的な関連のもとに推進してきたところです。
         当レポートは、地域推進プランの進行管理の一環として同プランに掲げる施策目標の進捗状況を明らかにし、今後の取組等について関係者の共通認識を深め、各種事業等を効率的、効果的に進めるための資料として2010年度に実施した施策を中心に取りまとめるとともに、プラン最終年度であることから2005年度から2010年度までの取組を総括したものです。

第1章の写真

第1章 写真

食と緑の新城設楽地域レポート’11(2010年版) 第1章

第2章 食と緑に関する重点的取り組みの実施状況

「第2章 食と緑に関する重点的取り組みの実施状況」を収録しています。

 1 多様な森林(もり)づくりの推進
 2 山地災害防止等を推進
 3 地域の発想を生かして耕作放棄地の解消、鳥獣害防止を推進
 4 美しく住みやすい山村の環境整備と定住促進の支援
 5 山の恵みや地域らしさを生かした地産地消の推進
 6 三河材認証制度の推進と三河材利用の促進
 7 木材生産コストの削減
 8 山間地の立地・知恵を生かした魅力ある産地づくりを推進
 9 感動!奥三河、多彩な交流のモデルづくりの推進
10 農林水産業を支える多様な人づくりを推進
11 食と緑の”しんせつ”(新・設)ネットにより情報の交流促進

水源地域整備事業

水源地域整備事業(豊根村 下黒川地区)

発酵用飼料用稲(WCS)の収穫

発酵用飼料用稲(WCS)の収穫(新城市内)(平成22年9月10日)

奥三河食彩フェスタしたら

奥三河食彩フェスタしたら(設楽町 納庫地区)(平成22年7月31日、8月1日)

食と緑の新城設楽地域レポート’11(2010年版) 第2章

第3章 施策体系ごとの目標達成状況及びその取り組み

「第3章 施策体系ごとの目標達成状況及びその取り組み」を一覧表形式で収録しています。

 1 食料等の生産活動及び森林等の多面的機能についての県民の理解と活動の促進
 2 安全で良質な食料等の持続的な生産と供給の確保
 3 森林、農地及び漁場の適正な保全
 4 農山漁村における定住の促進

 印刷用ファイルは、A4両面印刷タイプとA4見開きタイプを用意しています。
 目的にあったものを使用してください。記載内容はどちらも同じです。 

食と緑の新城設楽地域レポート’11(2010年版) 第3章 A4両面印刷

食と緑の新城設楽地域レポート’11(2010年版) 第3章 A4見開き印刷

第4章 先進的な取り組み事例

「第4章 新城設楽農林水産事務所管内の先進的な取り組み事例」を収録しています。

1 簡易作業路の開設技術検討会の開催
2 地域の農業を支える担い手の確保支援
3 鳥インフルエンザの拡大防止と風評被害対策

現地での丸太組工法

簡易作業路の開設技術である「丸太組工法」を現地で実演しました。

新・農業人フェアでの就農相談

新・農業人フェア(愛知県産業労働センター)(平成22年8月8日)で就農相談を実施しました。

鳥インフルエンザ風評被害対策

鳥インフルエンザ風評被害対策として、鶏卵を無償配布し、安全をPRしました。(新城市内)(平成23年3月19日)

食と緑の新城設楽地域レポート’11(2010年版) 第4章

第5章 総括

1 食と緑を取り巻く環境の変化

 基本計画で位置付けた111項目の取組について新城設楽地域は、そのうち目標達成、若しくはおおむね達成したものが84項目となっており、全体の76%に当たる計画達成率を実現することができました。

 また、この間には多くの社会情勢の変化がもたらされています。例えば、2008年(平成20年)に事故米の不正流通、食品の賞味期限等の偽装表示など食の安全・安心に対する信頼を大きく揺るがすものがありました。
 2009年(平成21年)と2011年(平成23年)に県内で発生した高病原性鳥インフルエンザでは、養鶏農家の経営や鶏卵の流通に大きな影響を与えました。さらに今年2011年3月には、東日本でマグニチュード9.0という未曾有の大地震が発生し、東北地方に甚大な被害をもたらし、日本全体にも様々な方面に影響を与えております。

 一方で明るいニュースも多くありました。2005年(平成17年)に開催された愛知万博や2010年(平成22年)に開催されたCOP10を契機に環境に対する関心は高まり、農林水産業が健全に営まれることによってもたらされる多面的機能に対する期待は大きなものになっています。

 新城設楽地域においては、新東名高速道路、三遠南信道路の開通を間近にひかえており、地域活性化の明るい展望が期待されているところです。
   また、平成21年に各市町村共同で制定された「森づくり基本条例」に基づき各市町村においては、「森づくり基本計画」を策定し取組を進めているところです。

2 食と緑の基本計画(2005年~2010年) 新城設楽地域の主な取組の成果

 (1) 施策の柱1 県民の理解と活動の促進

・三河材の利用促進と普及啓発に取組については、関連団体と連携して目標の100日/年を107日/年と達成することができました。
 今後も県産木材の生産量の拡大をすすめていきます。

 ・事務所ホームページ「しんせつネット」へのアクセス件数は、年間目標2,400件に対して、年間実績5,287件と目標を大きく上回りました。また、産地直売所を核とした交流モデルについては、目標とする4か所の直売所で実施することができました。
 今後も地域で行われる交流イベントを積極的にホームページに掲載して、産地直売所等交流施設に訪れる人の増大に努めていきます。

 ・いいともネットワークの会員拡大については、目標36会員に対して46会員の参加を得ることができました。
 今後も会員の拡大を図るとともに、消費者、生産者の協働活動などを通じて、お互いの思いが伝わり合うような取組を広げていきます。

・食育指導者「豊かな食と農の伝道者」の育成については、目標の21人を達成することができました。
 今後はさらに活躍できる場づくりとして、農林漁業に取り組む小学生の農林業体験、食農教育などに参画できるよう支援していきます。

 (2) 施策の柱2 安全で良質な食料等の継続的な生産と供給の確保

・農産物環境安全推進マニュアルの導入については、目標である5産地を達成することができました。
 今後はさらにGAP手法導入を推進し、産地の拡大に努めていきます。

・高性能林業機械の導入は、目標9台に対し実績は16台と目標を大きく上回りました。三河材流通加工センターへの出荷量については、目標35千立方メートル/年に対し、実績は32千立方メートル/年とほぼ達成することができました。
 今後は、高性能林業機械の有効的な活用、効率的な木材流通システムの構築の取組への支援など、県産木材の生産量の拡大につなげていきます。

・林道の整備については、目標783kmに対し実績は770kmとほぼ達成することができました。
 今後は、さらに林内路網の整備を図っていきます。

・主な産地直売施設の利用者は目標年間36万人に対し実績は68万人と目標を大幅に上回ることができたものの、最近2年~3年は横ばい傾向の状態です。
 今後は直売所へ出荷する農家の増大、地元産加工品の開発、都市住民との交流促進など産地直売所等の交流施設を利用する人数の増大を図っていきます。

・特産品・加工品の開発促進について、目標6品目の開発を達成することができました。
 今後は加工品の販売活動を支援し、直売所へ出荷する農家の増大につなげます。

・認定農業者については目標167人に対して、実績は157人とほぼ達成しました。
 また、家族経営協定の締結は、目標36件に対し63件の実績を上げました。
 今後は多様な経営体の育成を図っていきます。

・合併後の森林組合数については、目標の2組合には達しておりません。
 今後とも森林組合の経営基盤の強化を促進し、中核森林組合の育成に努めていきます。

 (3) 施策の柱3 森林、農地、及び漁場の適正な保全

・耕作放棄地の解消については、目標90haに対し、90.2ha解消することができました。
 今後も農用地区域を中心に耕作放棄地再生の取組を支援していきます。

・鳥獣による農作物等の被害防止については、効果的な総合防除モデルの作成について、目標の8モデルに対し10モデル(地区)で取り組んでいます。
 今後も市町村が取り組む鳥獣被害防止対策を支援し拡充を図っていきます。

・農業用ため池や水路の環境整備については、目標とする1か所の生態系保全施設を整備することができました。
 今後は、県民との協働連携により生物多様性の保全活動の推進を図っていきます。

・治山施設の整備については、目標の1,150haに対し、実績は1,097haでほぼ達成することができました。
 今後も治山施設の整備により山地災害に対する防災機能の向上を図っていきます。

・間伐の実施については、目標の年間2,420haに対し、目標を上回る2,963haを達成しました。
 今後も各種の間伐事業を始めとして、あいち森と緑づくり事業の推進を図っていきます。

・エコファーマーの認定については、目標85人に対して目標を上回る106人の認定を達成しました。
 今後もエコファーマーとして環境保全型農業に取り組む農業者の拡充を図っていきます。

3 食と緑の基本計画2015のアウトカム目標の設定と地域推進プランの策定にあたって

 新たな基本計画では、より生産振興に軸足を置いた目標設定を掲げており、合わせて具体的な目標数値(アウトカム目標)を設定することで、基本計画に記載されている各種の取組を進めた結果として、5年後の愛知県の目指す姿を打ち出すこととしています。

 そして、基本目標の実現に向け、新城設楽地域として現状と地域特性を踏まえた上で、施策目標の中から重点的に取り組んでいく施策を取り上げたものを、新城設楽地域推進プランとして策定し、地域としての重点的取組を推進していくものです。

食と緑の新城設楽地域レポート’11(2010年版) 第5章

裏表紙

問合せ

愛知県 新城設楽農林水産事務所
E-mail: shinshiroshitara-nourin@pref.aichi.lg.jp
農政課 企画・食品表示・農地調整・農村対策グループ
電話 0536-62-0545

Adobe Reader
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)