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住環境(シックハウス)について

ページID:0385015 掲載日:2022年8月8日更新 印刷ページ表示

健康な住まいを目指して

 愛知県では、住まいでのダニやカビの増殖を抑えるためのポイントや、シックハウス症候群の原因や対策を説明するとともに、健康で快適な住まいづくりをするために、日常の生活で気をつけることや住宅を新築・改築するときに気をつけること等について、わかりやすくまとめたパンフレットを作成しております。

 また、小さなお子さんのいるご家庭向けの注意点をまとめたパンフレットもご用意しました。

 以下からPDFファイルにてダウンロードできますので、ご活用ください。

健康な住まいを目指して

~小さなお子さんのための~ 健康な住まいを目指して

 以下に、シックハウス予防対策について、わかりやすく10の要点にまとめたものをお示ししましたので、参考にしてください。(なお、10の要点をまとめますと、一つのリーフレットとしてもご活用いただけます。)

シックハウス予防対策 10の要点

シックハウス症候群とは?

 新築・改築後の住宅等では、住宅の高気密化や化学物質を放散する建材・内装等の使用による室内空気汚染等により、居住者にさまざまな体調不良が生じているという事例が報告されています。

 「目がチカチカする」「のどがイガイガする」等、症状は多様で、症状発生の仕組みをはじめ、未解明な部分が多く、また、さまざまな複合要因が考えられることから、シックハウス症候群と呼ばれています。

 詳しくは、以下の「シックハウス予防対策10の要点」をご覧ください。

要点1 設計段階から健康に配慮した住まいづくりを

  • 健康に配慮した住まいづくりに理解のある設計・施工業者を選ぶ
  • 設計前に健康的な住まいづくりについて設計・施工業者に提案を
  • 住宅性能表示制度の活用を

要点1について、詳しくはこちらのファイルをご覧ください。

要点2 建築材料等はできるだけ化学物質放散量の少ないものの選択を

  • 設計時にはできるだけ化学物質放散量の少ない建築材料、塗料などの選択を
  • 仕様書などで実際に使用される建築材料、塗料などの確認を
  • 床下で使用される木材防腐剤などの安全施工の確認を

要点2について、詳しくはこちらのファイルをご覧ください。

要点3 住宅購入時や賃貸契約時には健康に配慮した住まいづくりであることの確認を

  • 購入前には仕様書などで健康に配慮した住まいづくりの確認を
  • 賃貸住宅の契約時にも留意を

要点3について、詳しくはこちらのファイルをご覧ください。

要点4 新調する家具、カーテン等の材質や薬剤処理の有無の確認を

  • 新調する木製家具、ソファーなどの家具類に使用されている材質や薬剤処理の有無などの確認を
  • 収納家具、建具、畳、カーペット、カーテンなどに使用されている材質や薬剤処理の有無などの確認を

要点4について、詳しくはこちらのファイルをご覧ください。

要点5 床ワックス剤、芳香剤、衣類防虫剤等の使用方法に注意を

  • 床のワックスがけやカーペットをクリーニングした後は、換気に注意を
  • 芳香剤、殺虫剤、衣類防虫剤などの使用方法に注意を

要点5について、詳しくはこちらのファイルをご覧ください。

要点6 シロアリ・衛生害虫の駆除時には安全施工の確認を

  • 信頼できる業者の選定を
  • シロアリやダニなどの衛生害虫の駆除時には、安全施工の確認を
  • シロアリ・衛生害虫の駆除施工後には、十分な換気を

要点6について、詳しくはこちらのファイルをご覧ください。

要点7 新築、改築時等には室内空気環境を測定し安心確認を

  • 新築、リフォーム時には室内空気環境の測定を
  • 目がチカチカしたり、刺激臭などを感じた時には、室内空気環境の測定を
  • 測定の結果、室内濃度指針値を超過した場合には適切な改善対策を

要点7について、詳しくはこちらのファイルをご覧ください。

要点8 部屋に合わせて換気に心がけを

  • 完成後、入居前には十分な換気を
  • 換気設備の適切な運転を
  • 長時間生活する居間や寝室などは日頃から十分な換気を
  • 冷暖房時には、定期的な換気を

要点8について、詳しくはこちらのファイルをご覧ください。

要点9 暖房器具・調理器具の使用時には換気に心がけ、室内での喫煙にも注意を

  • ストーブやファンヒーターの使用時には十分な換気を
  • 調理時には換気扇の使用を
  • 室内での喫煙は控える
  • 換気時や換気扇の使用時には、窓や換気口から十分な外気の取入れを

要点9について、詳しくはこちらのファイルをご覧ください。

要点10 正確な情報の入手を

  • 各種の機関から正確な情報を入手して活用を
  • 各種の相談窓口の活用を

要点10について、詳しくはこちらのファイルをご覧ください。

調査研究について

 シックハウス症候群を始めとする室内空気質による健康影響について調査研究が行われており、次のとおり報告書及び相談マニュアルが公表されています。

 また、化学物質過敏症については、未解明な部分が多く、次のとおり調査研究が行われています。

化学物質過敏症について

 シックハウス症候群は室内環境に由来する健康障害であり、その原因がなくなれば症状が改善するのに対し、いわゆる「化学物質過敏症」(環境省は本態性多種化学物質過敏状態と称しています。)は、特定の化学物質へのばく露がなくなっても症状が継続したり、全く異なる化学物質に対しても症状がみられるといった違いがあります。

 化学物質過敏症は、通常の人であれば症状を出さないような微量の化学物質に反応し、自律神経系の不定愁訴や精神神経症状をはじめとする多彩な症状があらわれる病態とされていますが、その症状と原因の因果関係や発症メカニズムはよく分かっていません。

 

症状の例

・頭痛

・筋肉痛(筋肉の不快感)、関節痛

・倦怠感、疲労感

・下痢、腹痛、便秘

・うつ状態、不眠

・皮膚炎(かゆみ)

 

原因となるものの例

・農薬

・自動車の排気ガス、暖房等の燃焼ガス

・建材、家具・日用品等から放散する揮発性有機化合物

・日用品(整髪剤、香料、柔軟剤など)

 

※化学物質過敏症が疑われる症状がある場合でも、他の疾患であることがあります。まずは、最寄りの医療機関の内科、小児科、アレルギー科、耳鼻咽喉科、皮膚科など、症状に応じた専門医にご相談ください。

日頃使用する日用品等に含まれている化学物質により、体調不良をおこす人がいることを認識しておきましょう。

少量の化学物質にも苦しんでいる人がいます(環境活動推進課)

香りへの配慮に関する啓発ポスター(消費者庁、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、環境省) [PDFファイル/1.07MB]

 

 

リンク集

愛知県衛生研究所  「シックハウス症候群」  

               「住まいの中の天然成分:α-ピネン、リモネン」

               「シックハウスの新たな問題:微生物由来の揮発性有機化合物;MVOC」

厚生労働省医薬・生活衛生局医薬品審査管理課化学物質安全対策室  「シックハウス対策」

問合せ

愛知県保健医療局生活衛生部生活衛生課
環境衛生グループ
電話:052-954-6299(ダイヤルイン)
内線:3258、3259
E-mail: eisei@pref.aichi.lg.jp

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