児童相談センターと警察との合同訓練を実施します（児童虐待防止法に基づく立入調査や臨検・捜索の訓練を実施）

　愛知県の児童相談センター（名古屋市を除く。以下「児相」という。）における2022年度の児童虐待相談対応件数は6,493件となり、過去最多件数を更新した 2021 年度の 6,588 件からは僅かに減少したものの、依然として大変厳しい状況が続いています。

　こうした中、児童の安全の確保に万全を期するためには、関係機関と緊密な連携を図り、迅速かつ適切に対応することが大変重要です。

　このため、愛知県では、2013年度から児童虐待の防止等に関する法律（児童虐待防止法）に基づく立入調査や臨検・捜索に関する警察との合同訓練を実施しており、今年度は下記のとおり実施します。

1　日時

　2023年11月30日（木曜日）　午後1時から午後4時30分まで

2　場所

　愛知県三の丸庁舎　8階　大会議室（所在地：名古屋市中区三の丸2-6-1）

3　参加者

　児相職員（中央、海部、知多、一宮、春日井　計34名）

　警察官（22名）

　各児相の担当地域の市町村職員（12名）

　※尾張・三河の地域別に隔年実施しており、今年度は尾張地域を対象に実施（名古屋市は別日程で開催）

4　内容

　様々な状況を想定した立入調査や臨検・捜索の模擬訓練（家庭訪問のロールプレイを5パターン実施予定）

5　スケジュール

　12時30分　受付開始

　13時00分　訓示（春日井児相長、県警少年課長）

　13時10分　立入調査や臨検・捜索に関する講義

　13時30分　想定訓練に係るオリエンテーション

　13時40分　訓練事前協議

　14時00分　会場準備

　14時10分　想定訓練開始

　16時15分　全体講評（県警少年課長補佐、中央児相長）

　16時30分　終了

参考

​［児童相談センター］

　児童福祉法第12条に規定する児童相談所。愛知県では、7か所の児童・障害者相談センターと3か所の児童相談センターを設置。

［臨検・捜索］

　児童虐待が行われている疑いがあるにも関わらず、保護者が正当な理由なく立入や調査を拒む場合等に、裁判官があらかじめ発する許可状により、児童相談所職員が自宅等に立ち入り捜索を行う。児童虐待防止法第9条の3に規定。

愛知県福祉局児童家庭課
児童虐待対策グループ
担当：山本
電話：052-954-6281
内線：3190
メール：jidoukatei@pref.aichi.lg.jp