鮮やかな朱色の体で海底散歩
ホウボウ
▶ 基本情報
旬
- 冬~春
漁法
- 小型底びき網
主な産地
- 蒲郡市、西尾市、南知多町
羽根のような大きな胸ビレ。その根元は3本に分かれていて
足のように使って海底を歩くことができます
カサゴの仲間で体長は25~40㎝位、成魚は比較的深い海に生息し、愛知県では渥美外海の底びき網で漁獲されています。体色は全体が朱色で、大きな胸ビレを持っています。この胸ビレは、内側が青色に縁取られたうぐいす色で、青色の斑点も浮きあがるビビッドでオシャレな魚です。そして、胸ビレの根元は3本に分かれた足のように発達していて、これを使って海底を歩き、エビや小魚などの餌を探します。また、浮きぶくろを収縮させて音を出すなど、ユニークな特徴の多い魚です。
白身魚の高級魚で、新鮮なものは刺身にするほか、骨から実に良いダシが出るので、スープやなべ物などで美味しくいただけます。