冬の味覚の王様
トラフグ
▶ 基本情報
旬
- 冬
漁法
- はえ縄、小型底びき網
主な産地
- 南知多町、西尾市、蒲郡市
愛知県は全国1,2の産地
10月に解禁されたらフグツアーも
フグにもいろいろ種類がありますが、最高級に位置づけられるのはトラフグです。トラフグと言えば下関がイメージされますが、実は愛知県は、全国でも1,2を争う天然トラフグの産地なのです。「あいちの四季の魚 冬」にも選定されています。冬が近づくと、南知多町の片名漁港はトラフグの水揚げで活気づきます。愛知県のトラフグの多くは「はえ縄」という漁法で漁獲されており、漁期は10月から2月に限定されています。
身が筋肉質なので、フグの刺身「てっさ」は薄造り。唐揚げ、鍋も旨いことは間違いありませんが、内臓に猛毒があるので、自分で調理して食べては絶対にダメです。産地に行って食べましょう。南知多町、特に日間賀島と篠島はトラフグの名産地で、冬のフグツアーが人気です。