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愛知県庁舎等施設長寿命化計画を策定しました

ページID:0335876 掲載日:2021年3月26日更新 印刷ページ表示
2021年3月26日(金曜日)発表

愛知県庁舎等施設長寿命化計画の策定について

 愛知県が総合的かつ計画的に県有施設の利活用最適化を推進することを目的として、施設の老朽化対策を軸とした基本方針を取りまとめた「愛知県公共施設等総合管理計画」(2015年3月策定)に基づき、庁舎等における個別施設計画「愛知県庁舎等施設長寿命化計画」を策定しました。本計画の概要は、下記のとおりです。

 今後は、本計画に基づき、庁舎等の老朽化対策を計画的に進めていきます。

1 計画の目的

  行政庁舎や公共施設などの事業用資産に係る建物(施設類型「庁舎等※」)の長寿命化を図るため、目標とする使用期間、維持すべき性能水準及び対策内容について、あるべき状態とその実現方法を長期的視点から明らかにし、その取組を推進する。

 ※「庁舎等」の現状
  資産規模は再調達価額ベースで約6,085億円、延べ床面積の合計は約177万平方メートルで、築30年を超えるものが約5割を占めている。(2020年3月31日現在)

2 計画期間

  2021年度から2029年度までの9年間 ※5年を目途に見直し

3 長寿命化対象建物・施設

  136施設、対象建物の延べ床面積の合計 約95万平方メートル
  施設類型「庁舎等」に係る建物のうち、非木造で延べ床面積が1,000平方メートル以上の建物又は本館機能を有する建物

4 長寿命化対策の内容

 施設の維持管理を従来の「事後保全型」から「予防保全型」へ切り替え、建物の長寿命化を図ることで、中長期的な維持・更新に係る経費の軽減、平準化を図る。

(1) 改修による建物の長寿命化

  • 長寿命化対象建物(既存建物)の目標使用年数を65年以上に設定し、劣化・損傷の状況等を総合的に勘案し、概ね建築後35年経過しているものから対策の実施を検討する。

(2) 予防保全の実施

  • 建物や設備の劣化の有無や兆候を可能な限り確認または予測して予防的補修を実施するなど、予防保全の実施により性能・機能の保持・回復を行う。

5 対策費用(試算額)

  (1) 計画期間(2021~2029年度)における概算事業費
  • 約1,200億円(年平均 約130億円)

(2) 中長期(30年間)のコスト比較

  • 従来の「事後保全型」から「予防保全型」に切り替えることで、更新する建物が減少するため、30年間の平均で約60億円/年の経費が圧縮されると見込まれる。

 なお、対策費用は試算額であり、個々の施設の対策費用については、各年度の予算編成過程において、最も適切な対策内容などの検討を行い、改めて積算する。

【計画の内容はこちらからダウンロードできます】

 

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