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喫煙対策

ページID:0312222 掲載日:2024年1月5日更新 印刷ページ表示

たばこの害

たばこは肺がんをはじめ全身の多くのがんや慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎、肺気腫など)、心疾患等全身のあらゆる病気の原因になります。

たばこは、喫煙者が吸い込む「主流煙」と、火がついている部分から立ち上る「副流煙」があります。自分の意志に関係なく、他人の吸っているたばこ煙を吸わされていることを「受動喫煙」といいます。

また、たばこ煙にはタール、ニコチン、一酸化炭素など200種類以上の有害物質が含まれ、その濃度は「副流煙」のほうが「主流煙」よりも2~3倍高く、喫煙者だけではなく周囲の人のがん、心臓疾患等のリスクを増大させるなど健康被害をもたらしています。

特に感受性の高い新生児、幼児、学童、高齢者、呼吸器疾患等のある人への影響には気を付けなくてはなりません。

無煙たばこ・スヌースに関しても、他のたばこ製品と同様に使用者への健康影響が指摘されています。

たばこを1日20本1年間吸う人の肺に蓄積されるタールの量の写真

たばこを1日20本1年間吸う人の肺に蓄積されるタールの量

 

「加熱式たばこ」について

近年注目の「加熱式たばこ」は、‘無煙で有害性を軽減する’との情報から「紙巻たばこより加熱式たばこの方が安全」、「禁煙できる」、「受動喫煙がない」などの間違ったイメージの広がりがあり、喫煙者の中には、紙巻たばこから加熱式たばこに、切り替える人が増えてきています。

現在、これらのイメージを覆す様々な調査結果が出てきています。

1 加熱式たばこの主流煙には、紙巻きたばこと同程度のニコチンを含む製品もある。

ニコチンの少ない加熱式たばこを摂取した場合、喫煙者は、ニコチンの血中濃度が一定に達し満足感が得られるまで喫煙を続けるため、結果的に体内に摂取するニコチンの量は、紙巻たばこと同程度です。(厚生労働省:加熱式たばこにおける科学的知見)

2 ニコチン依存を助長し、禁煙しづらくなる。

加熱式たばこを使って、紙巻たばこの禁煙に取り組んだ人は、加熱式たばこを使わなかった人に比べて禁煙成功率が低いとの結果が出ています。調査担当者は「禁煙目的で売られているものもあるが、その手段として推奨すべきではない」と指摘しています。(国立がん研究センター:紙巻タバコの禁煙方法と有効性に関する調査 2017)

3 他の有害成分を含む

 日本禁煙学会によると、紙巻たばこと同様に依存性があり、発がん性物質を含む有害物質を含んでいることが指摘されています。(日本禁煙学会:いわゆる「新しいたばこ」に対する日本禁煙学会の見解 2016)

禁煙方法 ~禁煙への一歩を踏み出しませんか?~ 

1 禁煙サポートリーフレット「禁煙への近道」の活用

禁煙方法や津島保健所管内の禁煙を支援する医療機関、薬局についての情報を掲載しています。

今すぐ禁煙したい方、いずれ禁煙したいと思っている方、ぜひ「禁煙への近道」を御覧ください。

 禁煙サポートリーフレット「禁煙への近道」

 津島保健所管内禁煙支援医療機関等一覧(病院・診療所、薬局)

2 禁煙サポート医療機関・薬局へ相談してみましょう

禁煙治療には保険が適用されます。(適用条件があります。詳細は医療機関に確認して下さい。)

禁煙治療医療機関を受診したり、禁煙サポート薬局へ相談に行きましょう。

禁煙治療に医療保険が適用される医療機関については、(一社)日本禁煙学会のホームページで検索できます。

禁煙サポート薬局については、(一社)愛知県薬剤師会のホームページで検索できます。

健康日本21あいち計画推進キャラクターエアフィーの図

健康日本21あいち計画推進キャラクター エアフィー

問合せ

愛知県津島保健所 総務企画課

電話 0567-26-4137

E-mail: tsushima-hc@pref.aichi.lg.jp


 
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