新グッドジョブ運動について

新グッドジョブ運動について

　行革の一環として、職員一人ひとりが、各職場において、自主的に工夫・改善を行う組織風土の醸成をめざして取り組んでいる全庁運動です。

　全庁の職員（個人・グループ・所属）から事務改善等の取組を募集し、特に優秀と認められるものについて知事表彰を実施します。

　なお、2020年度に、2010年度から開始したグッドジョブ運動が10年経過したことを契機として、募集部門を再編するとともに「新グッドジョブ運動」と改称しました。

あいちグッドジョブ大会の開催結果について

　2023年2月21日（火曜日）に、「あいちグッドジョブ大会」を開催し、2022年度に応募のあった1,554件から選ばれた優秀な取組（知事表彰入賞取組）6件の事例発表とともに、大賞・優秀賞の審査及び取組6件等の表彰を行いました。

審査結果

大賞

所属等	取組名称	取組内容
県民文化局 学事振興課 宗教法人・学事グループ	愛知県庁インターンシップ申込手続き等の電子化	紙面で行っていたインターンシップの申込みをあいち電子申請・届出システムを活用し、申込み手続きの電子化を行った。

優秀賞

所属等	取組名称	取組内容
労働局 名古屋高等技術専門校	RPAを活用した物品管理用QRコードの自動作成及び管理方法の見直し	備品や消耗品の管理に際し、QRコードを使用したメモを作成し、物品に貼付することで、物品に関する情報の読取を簡単にした。

入賞

所属等	取組名称	取組内容
福祉局 尾張福祉相談センター 児童相談課 児童相談第二グループ	どうする？突然の開示請求	不慣れな開示請求事務について、マニュアルの作成により手順を明確化するとともに、所属内で研修を行うことで事務の適正化と迅速化を図った。
建設局 建設企画課 建築技術・工事検査グループ	ファイル操作等作業の効率化	手作業で実施している積算単価表の作成について、簡易プログラムを用いたシステムで自動化することで業務の効率化、業務時間の短縮等を図った。
企業庁 尾張水道事務所 浄水課 浄水・施設管理グループ	更新技術を後進に	老朽化した施設の更新について、安定した水の供給をしながら、円滑に工事を進めるための知見を広く募り、経験等をまとめた参考書を作成した。
愛知県警察 機動隊	折り畳み式矢印板	二輪車は車両に積載できる資機材が限られるが、コンパクトに折り畳むことができる蛇腹式の矢印板を採用し、二輪車の荷台に積載することを可能とした。

【2022年度新グッドジョブ運動知事表彰取組概要】

知事表彰取組の概要 [PDFファイル／5.85MB]

プレゼンテーション資料 [PDFファイル／7.97MB]

大会の概要

1　日時

     2023年2月21日（火曜日）午前10時から午前11時45分

2　場所

　  愛知県自治センター　12階　会議室E

3　審査員

　  古本副知事、総務局長、人事局長

　  古谷健夫 氏（株式クオリティ・クリエイション代表取締役）

大会の様子

【事例発表】

　6件の各取組について、内容と成果をアピールする、熱のこもった発表が行われました。

　

【表彰】

大村知事から、受賞者に賞状が授与されました。

　

大賞　県民文化局学事振興課　　　　　　　優秀賞　労働局名古屋高等技術専門校
　　　宗教法人・学事グループ

　

入賞　福祉局尾張福祉相談センター　　　　入賞　建設局建設企画課
         児童相談課児童相談第二グループ　　　　　建築技術・工事検査グループ

　

入賞　企業庁尾張水道事務所　　　　　　　入賞　愛知県警察機動隊
　　　浄水課浄水・施設管理グループ

また、職員一人あたり応募件数が最も多かった東三河高等技術専門校を最多応募所属として表彰しました。

労働局東三河高等技術専門校

【知事挨拶】

　「皆さんが、「現地・現物・現場目線」で工夫をこらして業務改善、問題解決に取り組むことは、仕事の質の向上につながるとともに、県民の皆様の満足度や利便性を向上させるもので、心から敬意を表する。」

【古谷健夫氏による講評】

　問題解決の進め方のポイントなどについて、丁寧にアドバイスをいただきました。

【副知事挨拶】

　「身近なことでおかしいなと思うことに声をあげることが一番です。日々の仕事で、これが無ければ楽なのにと思うことがあれば、今日にでも着手していただきたいし、その勇気あふれる行動が評価される県であって欲しい。」

応募結果

2022年度新グッドジョブ運動の応募結果は次のとおりです。

募集期間　2022年4月11日（月曜日）～2022年10月14日（金曜日）

募集部門

・リードタイム縮減部門
　「仕事の質」の4つの要素※を向上させる取組のうち、自らの業務において実施した事務改善や、事業の実施・推進に当たり凝らした工夫によりリードタイム（業務処理・停滞時間）の縮減につながった取組（予定を含む。）。

・カイゼン・働き方改革部門
　「仕事の質」の4つの要素を向上させるための取組のうち、リードタイムの縮減以外の成果（県民サービス向上、コスト削減、チームワーク向上、人材育成など）につながった取組や働き方改革の推進に資する取組（予定を含む。）。

・アイデア提案部門
　「仕事の質」の4つの要素を向上させるための取組のうち、未実施（予定もない）だが、今後の活用が見込めるアイデア提案(自らの業務以外での取組も提案可。)。

※仕事の質の4つの要素
1 県民満足　2 効果・効率・合理性　3 職員能力・組織機能　4 職員意欲・職場雰囲気

応募状況

※2020年度より応募部門を変更

区分	2020年度	2021年度	2022年度
リードタイム縮減部門	389	410	564
カイゼン・働き方改革部門	763	683	682
アイデア提案部門	187	251	308
計	1,339	1,344	1,554

参考　2010年度～2019年度までの応募状況

※アイデア提案部門は2014年度にカイゼン・成果部門及びチームワーク部門に統合

区分	2010年度	2011年度	2012年度	2013年度	2014年度	2015年度	2016年度	2017年度	2018年度	2019年度
カイゼン・成果部門	312	369	532	619	806	834	862	1,127	1,117	1,130
チームワーク部門	80	36	62	68	78	91	101	131	109	106
アイデア提案部門	106	109	150	157	-	-	-	-	-	-
計	498	541	744	844	884	925	963	1,258	1,226	1,236

 

【参考】過去の実施状況