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総合看護専門学校 在校生の声
在校生の声

【第一看護科2年生Aさん】
昨年の春は新型コロナウィルス感染症が流行し始め、不安を抱えたスタートとなりましたが、無事に1年生を終えることができました。
私は以前会社員として勤務していましたが、准看護師である母の影響から看護師になりたいと思い、当校への入学を決意しました。クラスメイトとの年齢差に心配もありましたが、今は同じ目標を持つ仲間としてお互いに支え合い切磋琢磨する事ができています。また同じ社会人経験者とはクラスの垣根を越えて相談し合うことも多く、日々良い刺激を貰っています。
3週間の臨地実習では初めて患者さんを受け持ち、看護計画の立案・実践を行いました。個別性や最善の援助とは何かを考え、患者さんとの関わり方に真剣に向き合うことができた貴重な時間でした。
2年生からは本格的な実習が始まりますが、知識・看護技術は勿論のこと、人間性も磨き理想の看護師像に近づけるよう日々邁進していきたいと思います。
【第一看護科2年生Bさん】
入学して1年が過ぎ、看護学校での生活に慣れてきました。入学当初は高校とは違う専門的知識を学ぶ講義、技術演習、そして臨地実習が本格的に始まることに、これからやっていけるのかという不安がありました。今は忙しく大変な毎日ですが、クラスの仲間や真摯に相談に乗ってくださる先生方のおかげで、充実した日々を送ることができています。
講義では聞いたことのない言葉が多く、戸惑うとことも多々ありますが、講師の方々が実際の臨床での経験を踏まえた分かりやすい講義をしてくださいます。また、仲間とお互い教え合い、先生に質問をしながら試験に臨んでいます。
臨地実習では実際に患者さんを受け持ち、状態の観察をしながら必要な看護計画を立案し、患者さんに援助を実施しました。とても緊張しましたが、指導の看護師さんや先生から厳しくも今後の糧になる助言をいただき、援助を行うことができました。
大変なことや辛いこともありますが、看護師になるという強い意志を胸に今後も頑張りたいと思います。ぜひ一緒に看護を学びましょう‼
【第一看護科2年生Cさん】
入学した当初は、専門的な学習内容に戸惑い、わからないことが多くありました。1年が経った今では学校での生活にもだいぶ慣れてきました。それもクラスの友達がいたからこそだと思います。友達と課題やテストのことを情報共有し助け合ったおかげで、1人では難しかったことも乗り越えることができました。
臨地実習では、患者さんを実際に受け持たせていただいて、看護計画を立て、援助を実施しました。その中で、うまくいかないことやわからないことがたくさんあり、苦悩することもありました。しかし、グループのメンバーと協力して助け合い、解決することができました。そして、看護を学ばせていただく側の私が患者さんの笑顔に救われることもありました。
まだまだ、これからたくさんの壁にぶつかることもあると思いますが、クラスの友達と助け合い協力して乗り越えていきたいと思います。
【第一看護科3年生Dさん
入学してから2年間、「看護師に必要とされていることは何か」を県総看で学びながら考えてきました。
また、今後高齢化が急速に進むことで、様々な支援が必要な高齢者が増加します。そのため、看護するうえで幅広い看護観をもつこと、多職種同士の連携が今まで以上に必要となります。
県総看では看護師に必要な基礎知識だけでなく、多職種との関わり方、チーム医療の必要性、看護師としてのあり方や姿勢も学ぶことができます。また、学生数が多く、社会人経験のある学生も多いため、自分の考えと異なる意見に触れる機会が増えます。そして、実習施設も複数あり様々な角度から学ぶことができます。臨地実習では思うようにいかず悩むこともありますが、グループメンバーで意見を出し合い、学びの場を提供してくださる患者さんに、より良い療養生活を送っていただけるよう実習に臨んでいます。
3年生の今年は、国家試験もあり忙しくなりますが、クラスメイトと切磋琢磨し、看護師になるために向上心を忘れず、学び続けたいと思います。
【第一看護科3年生Eさん】
1年生では、すべてが初めてで何もわからず、授業内容を理解することで精一杯で辛いと思ったこともありましたが、クラスの仲間に相談したり、協力して課題に取り組んできました。また実技試験の前には、お互いに看護師役・患者役をしながらできるようになるまで練習をすることで、大変なことも乗り越えられました。
2年生になると看護過程の授業や実習が増え、より実践的な看護が求められます。学校で習った基本に加えて、患者さんの状態に合わせた個別性のある援助を実施するので、患者さんとうまくコミュニケーションを取ることができなかったり、知識不足のため疾患についての理解ができなかったり、個別性を見つけ出せず苦戦しました。そんな時、実習指導者の方が一緒に患者さんのもとへ行って会話を広げてくださり、教員は個別性についてのアドバイスをくれたりと、手厚いサポートで自ら個別性を見つけ出せるよう導いてくださいました。
3年生では臨地実習がたくさんあり、より患者さんと接する機会が増えます。患者さんにより良い看護を行うために、日々の学習はもちろん、実習では教員や仲間との話し合いや実習指導者からのアドバイスを通して、自身の看護を振り返り改善していく姿勢を大切にしていきたいと思います。
【第一看護科3年生Fさん】
本校に入学してから3年目を迎えています。日々の学習や臨地実習は忙しく、心が折れそうになる時もありますが、クラスの仲間や学校の先生方に支えてもらいながら、充実した日々を送れています。
臨地実習では、実際に患者さんと関わることで看護の視点や疾患の理解などの学びを深める場となりますが、一人で考えて実施することは、今でも上手くいかないことが多くあります。そんな時は、担当してくださる指導者さんや教員の方々、また同じ立場にいる仲間からのアドバイスや個々の看護観や経験を共有し、患者さんに看護を提供することでとてもやりがいを感じることができます。情報の分析や看護計画の立案・実施をとおし、患者さんの回復や笑顔が見られたり、「ありがとう」と感謝の言葉がもらえた時はさらに頑張ろうと思えました。
今年1年は臨地実習と国家試験の学習でとても忙しくなると思いますが、私たちに学びの機会を与えてくださる方々に感謝し、これからも最良の看護が提供できるように努力していきたいです。