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「中小企業就職内定者交流会」を開催しました!
愛知県における新規大学等卒業者の就職後3年以内離職率は3割前後で推移しており、定着促進が必要とされている状況です。特に中小企業においては、人材育成に係る時間やコストが不足していることに加え、採用人数が少なく、同期社員等とのコミュニケーションが十分取れないことが早期離職の一因となっています。
そこで、愛知県では、県内中小企業の就職内定者を対象に、学生から社会人への意識の切り替えや社会人に求められるコミュニケーション能力の習得、「社外同期」づくりなどを促進するための「中小企業就職内定者交流会」を開催しました。
1 内定者交流会の概要
(1) 開催日時
2023年1月12日(木曜日)午後1時30分から午後4時30分まで
(2) 場所
愛知県産業労働センター(ウインクあいち)901会議室
(名古屋市中村区名駅4-4-38)
(3) 参加対象者
2023年3月に大学・短大等を卒業予定の学生のうち、県内中小企業に就職内定している方
(4) 交流会の内容
【第1部】講演(13時30分~14時20分)
社会人としての心得、働くということはどういうことか等について講演を行いました。
テーマ:「社会に出て働くとは」
講演者:サン樹脂株式会社(北名古屋市) 代表取締役 磯村太郎 氏
【第2部】ロールプレイング及びグループワーク(14時40分~16時30分)
県内中小企業の先輩社員を交え、グループごとにコミュニケーションを学び、目指す社会人像について話し合いました。
ファシリテーター:キャリアサポートオフィスprocess代表 星野宏 氏
2 開催結果
当日は19人の学生に参加いただき、第1部の講演では社会人としての心構えを学ぶとともに、第2部のグループワークでは内定者同士が和気あいあいと交流し、新社会人としての具体的な行動目標について共有することができました。
参加した学生からは・・・
- 「同期が少なく不安だった中で、中小企業に就職する方と会うことができたことがうれしかったです。たくさんの意見を自分に取り入れ、明日、1週間、1か月、1年と変化していきたい気持ちが増しました。」
- 「自分が考えていることを書き出して、自分の思いを理解することができ、共有して発表することで同じ内定者の人と仲間であること、仲間がいることを感じられました。」
- 「交流会を交えながらのワークでしたので、経営者の方や先輩社員の方にお話を聞くことができ、非常に勉強になりました。」
- 「同期がいないので、同じ社会人になる仲間とかかわることができ、少し安心感が持てました。」
- 「仕事に対するモチベーションを上げるきっかけになりました。」