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名古屋港におけるヒアリの確認について

ページID:0408189 掲載日:2022年6月28日更新 印刷ページ表示
 環境省中部地方環境事務所から、2022年6月23日(木曜日)に名古屋港鍋田ふ頭(弥富市)において発見されたアリについて、6月27日(月曜日)、専門家による同定の結果、特定外来生物であるヒアリ(Solenopsis invicta)と確認された旨の連絡がありましたので、お知らせします。
 本件は、名古屋港鍋田ふ頭のコンテナヤード内の除草作業中に、ヒアリと疑わしいアリを作業者が発見したことを受け、環境省中部地方環境事務所、愛知県、弥富市及び名古屋港管理組合が調査を実施したところ、ヒアリの働きアリ100個体以上が確認されたものです。
 確認箇所の周辺には、殺虫餌(ベイト剤)を設置済みです。
 なお、本県でのヒアリの確認は、2017年6月30日の初確認以降、15事例目(今年度、初事例)となります。

1 経緯

2022年6月23日(木曜日)
 名古屋港鍋田ふ頭のコンテナヤード内の除草作業中に、作業者が植物の根元で地面から出入りしているヒアリと疑わしいアリを発見。同日、発見者から名古屋港管理組合に連絡があり、名古屋港管理組合から中部地方環境事務所宛てに連絡。
6月24日(金曜日)
 中部地方環境事務所、愛知県、弥富市及び名古屋港管理組合が調査を実施し、ヒアリと疑わしいアリ100個体以上を確認。確認箇所周辺に殺虫餌(ベイト剤)を設置。環境省が専門家に同定を依頼。
6月27日(月曜日)
 当該アリについて、ヒアリであることを確認。

2 今回確認されたヒアリについて

 確認されたアリは、ヒアリの働きアリ100個体以上です。

3 今後の対応

 環境省は、引き続き、発見場所において目視やトラップによる調査及び防除を実施し、定着防止の取組を進めることとしており、県と名古屋港管理組合は弥富市とともにこれに連携協力していきます。
 また、以下の対応を行っていきます。
・愛知県ではWebページによりヒアリに係る注意喚起を行うとともに、県民の皆様からの問合せ窓口を設け、情報収集を行います。
・名古屋港管理組合は、名古屋港のコンテナターミナル等の調査を行うとともに、港湾関係者への注意喚起等を行います。

4 県民の皆様へ

 今回の事例は、名古屋港鍋田ふ頭でヒアリが確認されたのみで、県内広域にヒアリが拡散しているものではありません。また、コンテナターミナル内は一般の方は立ち入ることができません。侵入リスクの高い港湾区域等を除いては、アリを必要以上に恐れることはありません。
(1) ヒアリ発見時の注意点について
・ヒアリと疑われるような個体や巣を見つけた際は、刺激(アリを踏もうとしたり、巣を壊したり等)しないでください。ヒアリを刺激すると刺される場合があります。
ヒアリは強い毒を持つため、生きた個体を素手で触らないようにしてください。
(2) 刺されたときの対応について
・まずは安静(20~30分程度)にし、容体が急激に変化することがあれば、最寄りの病院を受診してください。
・受診の際は、「アリに刺されたこと」「アナフィラキシー(重度のアレルギー反応であること)の可能性があること」を伝えてください。
(3) ヒアリに関する相談について
・環境省ヒアリ相談ダイヤル又は県問合せ窓口に連絡してください。

<環境省ヒアリ相談ダイヤル>

 ヒアリやアカカミアリと疑わしいアリを発見した場合や、ヒアリの特徴等一般的な問合せ、健康被害の問合せ等については、「ヒアリ相談ダイヤル」を御利用ください。
・受付曜日:土日祝を含む毎日(12/29~1/3は除く)
・受付日時:午前9時から午後5時
・ヒアリ相談ダイヤル 0570-046-110(IP電話の場合 06-7634-7300)
 また、チャットボット(自動会話プログラム)による情報提供や相談受付等も行っています。以下のURLから、24時間、365日御利用いただけます。
「アリーのヒアリ相談チャットボット」

<愛知県問合せ窓口>

愛知県環境局環境政策部自然環境課野生生物・鳥獣グループ
電話番号 052-954-6230(ダイヤルイン) 平日:午前8時45分から午後5時30分まで
       052-961-2111(代表)   土曜日・日曜日及び祝日
FAX    052-963-3526
E-mail  shizen@pref.aichi.lg.jp

【写真】今回発見されたヒアリ

ヒアリ
提供 環境省

【地図】今回ヒアリが発見された場所

地図

【参考】本県でのこれまでのヒアリの確認状況

2017年度
2018年度
2020年度
2021年度
2022年度