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全国植樹祭開催理念継承イベント開催事業・前半(豊根村立豊根小学校)
全国植樹祭開催理念継承イベント開催事業
全国植樹祭開催理念継承イベント開催事業とは
2019年6月に、愛知県で第70回全国植樹祭が開催されました。この全国植樹祭の開催理念である「木材の利用」と「健全で活力のある森林づくり」を一過性に終わらせることなく、将来にわたり継承していくために、県内各地域で全国植樹祭開催理念継承イベント開催事業が行われています。
学校等の樹木更新事業
全国植樹祭の理念を継承していくためには、次代を担う小中学生に対して、樹木を更新して活用していくことの大切さを伝えていくことが必要です。そのため愛知県では、全国植樹祭開催理念継承イベント開催事業の一環として、学校等の身近な樹木を伐倒・加工し、その加工した木材を学校で活用してもらうとともに、その跡地に小中学生が自ら苗木を植樹するという学校等の樹木更新事業を令和元年度から行っています。
令和4年度は、豊根村立豊根小学校がこの事業に選ばれ、8月4日(木曜日)には、子供たちの前でケヤキ2本の伐採を行いました。
令和4年度は、豊根村立豊根小学校がこの事業に選ばれ、8月4日(木曜日)には、子供たちの前でケヤキ2本の伐採を行いました。
ケヤキ伐採の様子
伐採したケヤキは、樹高約20m、胸高直径65cm程度で、伐採は豊根森林組合に委託して行いました。ケヤキ伐採の様子は、夏休みの登校日に実施し、小中学生や先生方にも見ていただきました。
左:伐採前のケヤキ 中央:豊根森林組合の作業員による伐倒 右:伐採後のケヤキ
手前:伐採について説明する豊根森林組合作業員と愛知県職員
奥側:説明を聞く豊根村立豊根小学校の先生と小中学生の児童生徒
奥側:説明を聞く豊根村立豊根小学校の先生と小中学生の児童生徒
伐採の様子を見守る豊根村立豊根小学校の先生と小中学生の児童生徒
伐採したケヤキの製材の様子
伐採されたケヤキは、あさひ製材協同組合の製材所に運ばれ、製材を行っていただきました。
製材所に運び込まれたケヤキ
加工中のケヤキ
板材となったケヤキ
後半に続く
後半の記事では、学校等の樹木更新事業の一環である植樹や、伐採したケヤキを加工して作られた木製品について紹介していこうと思います。