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農業の新しい技術

ページID:0372512 掲載日:2023年1月27日更新 印刷ページ表示

水稲不耕起V溝直は栽培

水稲不耕起V溝直

 土を耕していない水田に、専用の播種機を使用して掘ったV字形の溝に直接籾を播く栽培方法です。苗を育てたり田植えをする必要がないため、省力化や低コスト化を図ることができます。

トマト・ミニトマトの養液土耕栽培

養液土耕栽培

 トマトの生育に合わせて必要なときに必要な量だけかん水、施肥する栽培法です。 点滴チューブを利用して、効率的にかん水ができるため、節水効果と肥料の削減になります。また、かん水作業が自動化されるため、省力効果もあります。

ロックウール栽培における排液処理

ロックウール栽培による排液処理

 ロックウール栽培でトマトが吸収できなかった排液を、再利用します。排液の約8割を再利用するため、節水効果と肥料の削減になります。 残りの2割は硝酸性窒素とリンの濃度を低レベルに処理し、水を浄化して外へ排出しています。ロックウール栽培を導入している全農家に設置されており、環境保全に一役買っています。

トマト やしがら耕栽培

ヤシガラ耕栽培

 平成27年から固形やしがら培地を使った養液栽培システムの導入がトマトで進んでいます。土から隔離されるため耕起作業を省力できます。

イチゴの高設栽培

イチゴ高設栽培

 人の胸ほどの高さにプランター等を設置してイチゴを栽培する方法で、平成10年度から導入が始まりました。
 地面に畦を立てて栽培する方法(従来の栽培方式)に比べ、腰を曲げずに作業できるため、省力化や軽作業化を図ることができます。

シクラメンの新しい給水方法

シクラメンの給水方法

 鉢花農家が考案した新しい給水方式です。給水する時だけに栽培棚の上にプール状に水を溜め、鉢底部から吸水する方法です。
 鉢花の給水作業は多くの労力を要し、品質に大きな影響を与える重要な作業ですが、この方式は鉢ごとの給水むらが少なく、細やかな水分調整ができるなど、とても優れた省力化装置です。

耕種農家と畜産農家の連携

耕畜連携

 安全な畜産物の生産や食糧自給率の向上のため、新城市を中心に約170haの自給飼料が耕畜連携で積極的に生産されています。中でも、稲発酵粗飼料(稲を青刈りで収穫、ラップで梱包し発酵させた飼料)は品質に優れ自給飼料として安価で省力的に生産が行われ、近年生産が伸びています。

ブドウの平行整枝短梢せん定

ブドウ平行整枝短梢せん定

 一直線上に房がつくように整枝せん定するため、作業性が良く、せん定技術にわずらわしさがありません。従来方法に比べ、作業時間が3割くらい少なくて済みます。

問合せ

愛知県 新城設楽農林水産事務所
E-mail: shinshiroshitara-nourin@pref.aichi.lg.jp
農業改良普及課 技術経営指導グループ
電話 0536-62-0546(ダイヤルイン)
E-mail: shinshiroshitara-fukyu@pref.aichi.lg.jp
新城駐在室 技術経営指導グループ
電話 0536-23-2172(ダイヤルイン)