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うつ病と自殺

ページID:0188245 掲載日:2018年3月27日更新 印刷ページ表示

うつ病と自殺

自殺危険率の高いうつ病患者の特徴

(1)基本的特徴
  ・男性(女性に比べ5~10倍)
  ・65歳以上
  ・単身者(特に子どもがいない)
(2)病歴・家族歴
  ・自殺企図の既往あり、精神科入院歴あり
  ・自殺の家族歴あり
 (3)合併疾患
  ・アルコール・薬物依存の併発
  ・パニック障害の併発・不安の強さ
  ・重症身体疾患の併発
 (4)薬物による自殺の25%が飲まずにためていた抗うつ薬による

自殺:13の危険信号

(1)自分の内にひきこもり、まわりの人とかかわりを持てない。
(2)家族の誰かが自殺している。
(3)自殺を試みたことがある。
(4)自殺の方法を決めている。身辺整理をしている。
(5)憂鬱な状況を不安な口調で訴える。
(6)アルコールや薬物に依存している。
(7)肉体的苦痛を伴う病気にかかっている。長期にわたる不眠を訴えている。
(8)役に立たない無用な人間だと感じている。年配の人では、引退を認めたくない気持ちがある。
(9)疎外感、孤独感、根なし草のような漂流感に悩んでいる。
(10)人との接触がほとんどない。
(11)自分なりの人生哲学を持っていない。
(12)金銭上の心配事がある。
(13)気分が上下している。特に気分が少し好くなりかけた時に、自殺を実行するエネルギーが生まれる。