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平成29年度自動走行実証推進事業の結果について
平成29年度自動走行実証推進事業の結果について
愛知県では、平成29年度、アイサンテクノロジー株式会社に事業委託し、名古屋大学、アイシン・エィ・ダブリュ株式会社、株式会社ティアフォー等との連携の下、国の規制緩和の動きに連動し、最先端の遠隔型自動運転システムを含む実証実験を、県内10市町の実証エリアにおいて実施しました。本事業は平成28年度から実施しており、終了した25か所の実証路線の総延長は約63km、総実走距離は3,500kmを超え、国内に類例を見ない大規模な自動運転の実証実験を全国に先駆けて積み重ねてきたところです。
また、県民約140名の方々を対象として、無人タクシーなどのニーズ、社会的受容性について把握・検証するためのモニター調査も併せて実施しました。
この度、その結果を取りまとめましたので、お知らせします。
今後とも、更なる実証実験を積み重ねていくことで、県民の皆様の自動運転に対するニーズの把握、社会的受容性の醸成を図ってまいります。
あわせて、自動運転技術の進展を見据え、企業、大学、市町村など関係機関との一層の連携を図りながら、自動運転を活用した新事業、新ビジネスの創出に向けた取組を推進してまいります。
【自動走行実証推進事業成果報告書の公表方法】
愛知県産業振興課Webページにおいて、概要版を公表します。なお、本編を御希望の場合は、愛知県産業振興課(愛知県庁西庁舎7階)において配布します。
【参考】平成30年度自動運転実証推進事業について
1 事業内容
実用化を見据えた複数台の遠隔型自動運転車両の同時使用(1:N型)や高度な通信システムを活用した遠隔型実証実験を実施
実証地域:3か所以上(実証を希望する21市町の中から選定)
2 スケジュール
H30.4.5~4.19 実証エリアの公募
H30.4.23~5.18 委託事業者の公募
H30.5(予定) 同 選定
H30.6(予定) 事業開始
3 平成29年度事業と平成30年度事業の比較
○ 複数台の遠隔型自動運転車両を活用した実証実験の実施
○ 実験の高度化に伴い、1地域での実証期間の中長期化
○ 地域住民だけでなく、運行の担い手になり得る交通事業者向け等のモニター調査の実施 等