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尾張七宝

ページID:0493602 掲載日:2023年12月11日更新 印刷ページ表示

沿革

 天保年間(1830~1844年)、尾張国の梶常吉が、オランダ船により輸入された七宝の皿を手がかりにその製法を発見し、改良を加えたのが始まりとされています。

  尾張七宝

 

特徴

 一般に焼物といえば、陶磁器のように土を成形して焼き上げますが、七宝焼は、銅又は銀の金属素地を用い、その表面にガラス質の釉薬(ゆうやく)を施し、花鳥風月、風景などの図柄をあしらったところに特徴があります。特に図柄の輪郭となる部分に銀線を施す有線七宝は尾張七宝の代表的な技術です。

 

製造工程

 銅(銀)板を用いて花瓶、皿などの形の金属素地を作り、その上に墨で下絵を描きます。有線七宝の場合は、下絵にそって銀のリボン線(銀線)を特殊な糊で立てながら植え付け(植線)、ガラス質の紬薬を施して焼成します。焼成は4~8回程度繰り返し行います。その後、研磨を行い、飾り付けを施して完成です。 

 

主な製品

 花瓶、額、酒器、皿、宝石箱等

 

伝統的工芸品指定

 指定年月日 第29次指定 平成7年4月5日

 

団体の概要

 尾張七宝協同組合 組合員数 13名(令和5年12月現在)
  (連絡先)あま市七宝焼アートヴィレッジ
 〒497-0002 あま市七宝町大字遠島字十三割2000
 TEL 052-441-9802 FAX 052-441-9802

 

事業所一覧
事業所名 代表者 郵便番号 所在地 電話番号 FAX URL
(株)安藤七宝店 安藤 重幸 460-0008 名古屋市中区栄3-8-8 052-251-1371 052-602-5380 http://www.ando-shippo.co.jp/
インテリア七宝アート 加藤 実 451-0012 名古屋市西区稲生町1-44-1 052-522-7059 052-522-7059  
(有)加藤七宝製作所 加藤 勝己 451-0015 名古屋市西区香呑町4-31 052-531-1382 052-531-1382 http://katoshippo.com/
(株)丹陽商会 安藤 重幸 457-0821 名古屋市南区弥次ヱ町5-12-15 052-602-5373 052-602-5380  
(有)佐藤七宝店 佐藤 猛 497-0011 あま市七宝町大字安松字東高御堂2531 052-444-2043 052-444-2315 http://sato-shippo.com/
佐藤義七宝製作所 佐藤 英樹 497-0011 あま市七宝町大字安松1-62-1 052-442-0497 052-443-2464  
だいきち七宝工房 太田 吉亮 497-0002 あま市七宝町大字遠島字八幡島694 052-444-2055 052-444-2866  
田村七宝工芸 田村 丈雅 497-0002 あま市七宝町大字遠島三反田610 052-444-2061 052-444-2061  
服部七宝店 服部 良吉 497-0002 あま市七宝町大字遠島字八幡島708 052-444-2030 052-444-2141  
林貞七宝店 林 貞仁 497-0002 あま市七宝町大字遠島字泉水824 052-444-2058 052-444-2058  

上記製造者は、掲載の了解を頂いた各事業所について掲載させていただいています。