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平成25年度全国溶接技術競技会最優秀者が知事を表敬訪問します
平成26年7月25日表敬訪問
平成25年度全国溶接技術競技会最優秀者が知事を表敬訪問します
平成25年10月に愛知県で開催された、一般社団法人日本溶接協会主催「平成25年度(第59回)全国溶接技術競技会」において、本県代表選手が、2種目の競技種目で最優秀賞(日本一)を受賞しました。この授賞式が本年6月11日に開催され、同選手に賞状、優勝旗及び優勝カップが授与されました。
この大会は、全都道府県から選抜された代表選手により競われるものですが、今回の大会では、炭酸ガス半自動アーク溶接部門で大会初の満点優勝の快挙を始め愛知県代表選手が両部門の上位を占めました。
記
1.日時
平成26年7月25日(金) 午後2時
2.場所
愛知県公館
3.訪問者
○平成25年度全国溶接技術競技会最優秀賞受賞者等
【被覆アーク溶接部門】
・最優秀賞(1位)
中島 正博(なかしま まさひろ)28歳 三重県菰野町在住 株式会社中部プラントサービス
・特別優秀賞(2位)
野澤 樹雄(のざわ みきお) 30歳 大府市在住 ㈱豊田自動織機
【炭酸ガス半自動アーク溶接部門】
・最優秀賞(1位)
梶谷 大将(かじたに ひろゆき)26歳 安城市在住 ㈱豊田自動織機
・特別優秀賞(2位)
阿部 崇(あべ たかし) 35歳 豊田市在住 トヨタ自動車㈱
・優秀賞(3位)
鷲見 幸也(すみ ゆきなり) 35歳 豊田市在住 トヨタ自動車㈱
4.対応者 愛知県知事 大村秀章
(参考)
○平成25年度(第59回)全国溶接技術競技会
※毎年全国で持ち回り開催。愛知県では39年ぶりに開催。
(1)主催 一般社団法人日本溶接協会
(2)開催日 平成25年10月12日・13日
(3)開催場所 12日 ウエスティンナゴヤキャッスル(開会式及びレセプション)
13日 新日鐵住金㈱名古屋製鐵所人材育成センター(競技会)
(4)出場者 46都道府県から各部門それぞれ56名、合計112名が出場(各都道府県から1~2名選抜)
本県からは、「平成25年度愛知県溶接技術競技会」の上位選手 各部門3名が出場
(5)授与式 平成26年6月11日(水) 東京ガーデンパレスホテル
最優秀賞及び経済産業大臣賞を始め特別優秀賞、優秀賞を受賞
○ 全国溶接技術競技会とは
昭和26年から開催、溶接技術における全国規模の唯一の大会であり、近年は100名以上の出場者により競われ、毎年全国9地区持ち回りで開催している。
競技種目は、当初はアーク溶接部門とガス溶接の2部門であったが、1978年(第24回)からは現在のような、被覆アーク溶接部門と炭酸ガス半自動アーク溶接部門の2部門となった。
各都道府県から、各部門1~2名の代表選手によって競われるが、出場者は、(一社)日本溶接協会や代表選手を選抜する各都道府県の溶接協会の会員企業でなくても参加は可能となっており、広く門戸が開かれている。
【過去の最優秀賞受賞者(愛知県分)】
平成12年度 被覆アーク部門:中垣 賢一氏(トヨタ自動車)
平成19年度 被覆アーク部門:村嶋 学氏(トヨタ自動車)
平成20年度 炭酸ガス半自動アーク部門:時松武志氏(豊田自動織機)
平成21年度 被覆アーク部門:松浦 洋氏(豊田自動織機)
炭酸ガス半自動アーク部門:野澤 樹雄氏(豊田自動織機)
平成22年度 炭酸ガス半自動アーク部門:松浦 洋氏(豊田自動織機)
平成24年度 被覆アーク部門:森 裕一氏(豊田自動織機)
※愛知県溶接技術競技会
一般社団法人愛知県溶接協会主催により毎年3月に開催。本県における溶接技術の向上と全国競技会への出場選手の選抜を目的としている。県は、後援名義使用を承認しており、最優秀者へは「知事賞」を交付している。
※○被覆アーク溶接とは、金属の棒(心線と呼ぶ)を電極として、被溶接物との間にアーク(プラズマの一種で、気体が電離したもの)を発生させ、アーク熱で溶融させて、接合する方法。最も古くに開発され、現在でも最も多く使われている溶接方法。
○炭酸ガス半自動アーク溶接とは、金属ワイヤを電極として溶接を行うもので、電極から発生させたアークを、炭酸ガスで覆い、溶融金属の酸化を防ぐ接合方法。電極となるワイヤは自動的に送給されるため、交換の必要がない。
問合せ
愛知県 産業労働部 産業振興課
基盤産業グループ
電話:052-954-6345(ダイヤルイン)
内線:3368、3369
E-mail:sangyoshinko@pref.aichi.lg.jp