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「新あいち知的財産プラン」を策定しました

ページID:0042063 掲載日:2016年1月6日更新 印刷ページ表示

「新あいち知的財産プラン」を策定しました

 県では、「あいち知的財産創造プラン」(平成16年3月策定、平成20年2月改訂)に基づき、知的財産の創造・保護・活用に関する取組を実施してきました。その取組は比較的順調に進捗していましたが、今日においては、2008年秋の金融・経済危機による影響や、新興国の台頭など国際競争の一層の激化により、知財を取り巻く環境は大きく変化しています。その一方で、県が実施したアンケート調査の結果からは、中小企業では知財への取組が十分でないことが明らかになりました。

  こうした環境下でも、当地が我が国のモノづくりをリードし、持続的成長をもたらすイノベーションを創出し続けるためには、知財への取組をさらに進める必要があり、また、地域においても、地域活性化に向けて、地域資源を活用する取組が求められています。そこで、県では、これらの取組を推進するため、企業等へのアンケート調査や、産・学・行政の有識者からなる策定委員会(座長:笠原久美雄(かさはらくみお)名古屋大学産学官連携推進本部教授)での検討、県民の皆様からのご意見等を踏まえて、新たなプランを策定しました。

 今後は、本プランに基づき、企業、地域、そして人づくりを支える幅広い施策を展開していきます。

プランの概要

1.目標

 人や自然や歴史の叡智が生み出す様々な「知」を活かし、魅力と活気あふれる「あいち」を目指す。

 ※モノづくりへの自信と誇りに裏付けられた「知」を武器として、地域に貢献し、そして、世界に飛躍する「あいち」を目指すために、人や自然や歴史の叡智が生み出す様々な知財を積極的に活用し、魅力と活気にあふれた「人」と「企業」と「地域」を実現します。

2.期間

 平成23年度から27年度までの5年間

3.特徴

 ・知財の「権利化」推進に加え、知財を積極的に活用する「知財経営」の推進

 ・海外での権利化、ノウハウの秘匿など、多様な知財管理を視野に入れた取組の推進

 ・特許等の産業財産権への取組に加え、地域資源など多様な知も視野に入れた取組の推進

4.主な取組

 (1) 企業力を支える知 ~知財経営による、モノづくり力の強化~

   ・技術開発から事業化までをワンストップで支援する窓口の設置

   ・経営の視点から知財を捉える「知財経営」の推進

 (2) 地域力を支える知 ~知財を活用した地域力の強化~

   ・農林水産物、工芸品、観光地等地域資源の発掘・活用・発信の促進

   ・地域資源の権利化、販路開拓、海外展開に対する支援

 (3) 知を育むあいち ~知を生み・育て・活かす地域づくり~

   ・知財を大切にする気運の醸成

   ・若年者に向けた知財教育・モノづくり教育への取組

5.プランの本冊、概要版

プランの本冊

プランの概要版

問合せ

愛知県 産業労働部 産業科学技術課
研究開発支援グループ
電話 052-954-6370(ダイヤルイン)

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