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農業情報(令和5年12月~令和6年1月)

ページID:0488065 掲載日:2024年3月5日更新 印刷ページ表示

JA愛知西だいこん部会が「みどり認定」を取得

 令和5年10月23日(月曜日)にJA愛知西だいこん部会の全部会員が「みどり認定」を取得しました。
当部会員の大半は早くからエコファーマー認定を受けており、環境保全型農業に関心が高い部会です。本年度から始まったエコファーマーの後継制度となる「みどり認定」について農業改良普及課が情報提供したところ、早速、全部会員で認証を取得する運びとなりました。計画作成に当たっては、農業経営課の協力も得て、農業改良普及課職員がチーム体制で面談し、個別に支援を行いました。
農業改良普及課では、部会に対し、今後も環境負荷低減につながる栽培について支援を行っていきます。

「尾張東地区」及び「尾張西地区」で、女性農業委員等情報交換会を開催!

 令和5年11月16日(木曜日)、29日(水曜日)に尾張地域において、女性農業委員と農地利用最適化推進委員、農業委員会事務局等を参集して、女性農業委員等情報交換会を開催しました。
 女性農業委員代表の挨拶に続き、農業改良普及課と農業会議から農政に関わる用語、女性の登用状況等の情報提供の後、参加者による情報交換を行いました。
「尾張東地区」では農地・農業を継承することの大切さ、食農教育の取組、新規就農で困ったこと、「尾張西地区」では農業者からの相談への対応、農地管理の促し方、農業委員と農地利用最適化推進委員との連携の取り方などについて、情報が交換されました。
 「農業従事者の高齢化、耕作放棄地の増加など農業を取り巻く状況は厳しいが、できることから取り組んで行こう」との発言で会がまとめられ、開催後のアンケートでは会の継続を望む声が聞かれました。

        西地区

         女性農業委員代表の挨拶(尾張西地区)

        東地区

             情報交換会(尾張東地区) 

地元の伝統野菜を盛り上げよう!「宮(みや)重(しげ)大根」の母本選抜会を実施

 「宮重大根」は、清須市春日(はるひ)宮重地区が原産地とされるダイコンで、あいちの伝統野菜に選定されています。令和5年12月19日(火曜日)にJA西春日井野菜予冷施設において、宮重大根純種子保存会メンバーが自分のほ場で育てた「宮重大根」を持ち寄り、その中から「宮重大根」の形質を強く残すダイコンを選抜して行きました。選抜されたダイコンは各メンバーのほ場に植え戻され、種を採るために栽培されます。選抜されなかったダイコンは市内の学校給食の食材などに提供されました。
 また、清須市では「宮重大根」に続いて令和5年3月に「土田(つちだ)かぼちゃ」もあいちの伝統野菜として追加選定されましたが、どちらも生産者が減少しており、今後の作り手確保や技術継承が望まれています。

母本選抜を行う保存会メンバー

  母本選抜を行う保存会メンバー​

エダマメの収量向上を目指して栽培ポイントを学ぶ

 JA西春日井管内では約30名がエダマメを栽培していますが、近年は病害虫被害や排水不良などにより収量が低下するほ場が増えています。そこで、令和5年12月20日(水曜日)にJA西春日井西春支店で行われた栽培講習会では、まず農業改良普及課が収量確保に向けた土作りや病害虫防除などの栽培ポイントを説明し、続いてJAあいち経済連や肥料会社、種苗会社が農薬や肥料、品種を紹介しました。出席者は熱心にメモを取り、講習会終了後も質問が続き、意識の高さがうかがえました。また、農業改良普及課から農薬の適正使用について、実際にあった不適正事例を基に説明し、農薬の安全使用を啓発しました。

第3回新規就農者セミナーで土壌肥料を学ぶ

 新規就農者等の農業技術・経営管理能力の向上を目的として、今年度3回目となる新規就農者セミナーを令和6年1月11日(木曜日)に開催しました。
 今回のセミナーでは、JAあいち経済連生産資材部肥料農薬新技術課の瀧技術主管を講師に招き、土壌の基礎知識と題し、実演を交えながら講義が行われました。
 受講者からは、「実演を交えながらの講義で、分かりやすく理解が向上した」、「施肥量を化学的に行うことができていなかったので、自分の畑の状態や土の種類を良く知って必要な量を入れていくことが大切だと学んだ」等の感想が寄せられ、有意義なセミナーとなりました。

講義の様子

       講義の様子

市民のサポートで犬山のモモ産地を守る

 令和5年12月18日(月曜日)に「モモ栽培サポーター養成講座」閉講式が開催され、令和5年3月から11月までの9か月間で7回の講座を受講した一般市民19名全員が無事修了となりました。本講座の修了生は市内モモ生産者への栽培管理支援を行う「犬山モモ栽培サポータークラブ」への加入が見込まれ、担い手不足の解消が期待されます。修了生の中には、「モモ栽培の技術や知識はまだ不十分であるが、技術をもっと学ぶため「サポータークラブ※」へ加入したい。」と前向きな発言がありました。
 農業改良普及課では、今後とも養成講座及びサポータークラブでの技術習得に向けた栽培指導を行っていきます。
※モモサポータークラブ
   犬山市において、一般市民がモモ栽培を学びながら生産者の作業支援をする援農ボランティア組織のこと。

閉校式の様子 

       閉講式の様子