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農業情報(令和6年4月~令和6年6月)

ページID:0488065 掲載日:2024年7月10日更新 印刷ページ表示

「いなざわ植木まつり」へ出店し、4Hクラブの活動をPR!

 尾張4Hクラブ連絡協議会は、稲沢市で開催された「いなざわ植木まつり」に参加しました。コロナ禍の影響により、本イベントへの参加は5年ぶりとなります。5名のクラブ員が参加し、イチゴ、キャベツ等の農産物やイチジクのジャム等の販売を通して、消費者との交流を深めたり、4Hクラブの活動をPRしました。出店中にデイサービスの職員が来店し、4Hクラブの活動について質問を受け、施設で開催するマルシェへの参加を相談される等、実りのある活動となりました。

 尾張4H

  いなざわ植木まつりに出店するクラブ員

イチジク分科会の活動を紹介 今年からは動画に挑戦!

 JAあいち尾東東郷園芸部会いちじく分科会では、ここ数年で部会の出荷量が伸び悩んでいました。出荷量を増やすため技術的な対策をしながら、部会員をどう増やすのかを検討しなければなりません。そこで第一段として、部会の活動を外部に発信すべく、農協広報協力のもと講習会時に動画を作成していくこととなりました。
 今回は、講習会でベテランの部会員が芽かき作業を解説している様子を撮影しました。すでにせん定講習会の動画を農協のyoutubeチャンネルに配信しており、今後も毎月の講習会で作業風景などを動画におさめ、部会の情報を配信していく予定です。

いなほ

   せん定講習会動画のサムネイル

小牧市で湛水直播技術を用いたコシヒカリの試験時栽培が始まりました

 小牧市内の水田は粘土質のほ場が多いため、播種時期にほ場が乾きにくく、不耕起V溝直播栽培に適さないほ場が多く存在します。市内のオペレーターI氏は不耕起V溝直播栽培を行えないほ場で移植栽培を行っていますが、農地の集積が進むなか、春作業の負担が増えています。
 そこでI氏は移植栽培に代わり、育苗や苗運びが不要で省力化が期待できる湛水直播栽培を部分的に導入しました。2日の播種作業の際は、JA尾張中央職員や市内オペレーターが見学し、種子塗抹剤メーカーの職員が湛水直播栽培の特徴や注意点を説明しました。今後農業改良普及課は、地域への湛水直播栽培技術導入の検討に向け、スクミリンゴガイによる食害への対策を検討します。

 直播

播種作業を見学する小牧市水稲オペレーター

ブドウ栽培講習会を開催 今年のテーマは「省力化」

 ブドウ生産者7名でほ場巡回を実施し、各ほ場の生育状況を確認しました。
一部生産者のほ場にて摘粒省力化のために花穂伸長処理を試験しており、その処理方法について普及課から説明しました。近年は「シャインマスカット」を育種親にした品種が増えており、その多くが「シャインマスカット」よりも摘粒に時間がかかり、生産者の負担になっています。そのため今年のブドウのテーマは「作業の省力化」とし、各生産者のほ場にて花穂伸長処理のほか、ジベレリン1回処理や摘蕾グシなども試験してもらい、今後7月の巡回でその結果を確認し、意見交換を行っていく予定です。

5月ブドウ講習会 

  栽培講習会に参加するブドウ生産者

養牛農家の情報交換会(先進農家への視察)を開催

 農業改良普及課は、5月27日(月曜日)に、養牛農家を対象とした情報交換会(先進農家への視察)を開催しました。点在する農家間の結び付きを高め、地域の和牛繁殖基盤の強化と技術力の向上を図ることを目的です。情報交換会は令和4年度から開催しており、今回が4回目の開催です。視察先(新城市)の和牛繁殖農家は、飼養する牛を前に、哺乳・育成期の飼養管理方法や組織的な種雄牛の利用について説明をされていました。
 参加者から「種雄牛の利用等の支援体制が構築されている」などの意見があり、有意義な情報交換会になりました。

視察の様子

    視察の様子