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新川流域排水調整
経緯
平成12年9月の東海豪雨では、未曾有の大水害が発生しました。これを受けて、新川流域内の19市町を始め関係機関で協議を重ねた結果、新川流域において排水調整を行うこととなりました。
(平成13年5月8日 第15回新川流域総合治水協議会において合意)。
(平成13年5月8日 第15回新川流域総合治水協議会において合意)。
排水調整とは
平野部の低地では、河川の水位が地盤の高さより高くなると自然な排水が困難となります。そこで降雨により河川水位が上昇したときは、排水機場にある排水機(ポンプ)で強制的に下水路等の水を汲み上げ、河川に排水し、皆様がお住まいの地域の浸水被害を防いでいます。しかし、河川の水位が大きく上昇し、堤防が危険な状態になったときにも排水機を運転し続けると、さらに水位が上昇し堤防から水があふれ最終的には破提という大惨事を招いてしまいます。そこで考えられたのが排水調整というルールです。すなわち、新川流域排水調整とは『新川・五条川の水位が上昇し、越水・破提の恐れがあるとき、破提による壊滅的な被害を避けるため、最後の手段として、やむなく新川流域内にある沿川の排水機を停止すること』です。
(注)河川の流域とは、降雨が最終的にその河川に流れ込む地域のことを言います。
五条川流域は新川流域に含まれます。
このように排水機の運転の停止を行いますと、住居地域の浸水が発生・増大することが予想されます。関係する皆様には、あらかじめ避難をしていただかなければならなくなります。
愛知県ではこのような排水調整の頻度が極力少なくなるよう、河川改修事業に取り組んでまいりますので、ご理解とご協力をお願いします。
(注)河川の流域とは、降雨が最終的にその河川に流れ込む地域のことを言います。
五条川流域は新川流域に含まれます。
このように排水機の運転の停止を行いますと、住居地域の浸水が発生・増大することが予想されます。関係する皆様には、あらかじめ避難をしていただかなければならなくなります。
愛知県ではこのような排水調整の頻度が極力少なくなるよう、河川改修事業に取り組んでまいりますので、ご理解とご協力をお願いします。
排水調整の基準の概要
排水調整の判断基準となる基準地点を流域内に3地点設け、その地点における水位が危険水位に達したとき、対象流域内にある排水機の運転を停止します。
対象流域および停止水位については、以下をご覧ください。
新川下流域
新川上流域
五条川流域
避難の方法などについて
皆様がお住まいの地域の市役所、町役場へ問合せください。
問合せ
愛知県 尾張建設事務所
維持管理課 管理第二グループ
直通電話 052-961-4421
E-mail: owari-kensetsu@pref.aichi.lg.jp