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中部圏低炭素水素認証制度

ページID:0378084 掲載日:2024年4月17日更新 印刷ページ表示
7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに12 つくる責任 つかう責任13 気候変動に具体的な対策を

1 背景・目的

 水素は、利用の段階で二酸化炭素を排出しないことから、地球温暖化対策に大きく貢献し得るエネルギーとして期待されています。
 しかし、現在、国内で流通する水素のほとんどが化石燃料由来であり、製造段階では二酸化炭素が発生していることから、カーボンニュートラルの実現に向けては、再生可能エネルギーを活用して水素を製造することなどにより、より低炭素な水素サプライチェーンの構築が不可欠です。
 愛知県では、こうした低炭素な水素サプライチェーン構築に取り組む事業者を支援するため、水素の製造、輸送、利用に伴う二酸化炭素の排出が少ない水素を「低炭素水素」として認証・情報発信する制度を2018年4月から運用してきました。
 2023年4月1日からは、中部圏水素・アンモニア社会実装推進会議の取組として、中部圏(岐阜、愛知、三重の3県)全体で取組を促進するため、対象範囲を中部圏に拡大し、「中部圏低炭素水素認証制度」として運用します。
 今後も「中部圏低炭素水素サプライチェーン構築促進会議」での検討等を踏まえて、認証制度を活用した低炭素水素サプライチェーンの構築・拡大を進めていきます。

中部圏低炭素水素認証制度の概要図

中部圏低炭素水素認証制度の概要図

(関連する取組)中部圏低炭素水素サプライチェーン構築促進会議

2 本制度の概要

(1)対象者

 中部圏(岐阜、愛知、三重の3県)で低炭素水素を製造しようとする者

(2)対象とする低炭素水素の考え方

 次のア及びイに該当する水素を低炭素水素として認証する。

ア 再生可能エネルギー電気※1又はバイオガス(若しくは環境価値※2)から製造された水素

イ 再生可能エネルギー電気(又は環境価値)による食塩水の電気分解により苛性ソーダ及び塩素を製造する過程において副次的に生産される水素※3

 ※1 対象とする再生可能エネルギー電気の例
  (1)太陽光発電電力、(2)風力発電電力、(3)水力発電電力、(4)地熱発電電力、(5)バイオマス発電電力
 ※2 対象とする環境価値の例
  (1)J-クレジット、(2)グリーン電力証書、(3)再生可能エネルギー電気の環境価値
 ※3 低炭素水素サプライチェーンのさらなる普及・拡大に向けて、苛性ソーダ副生水素では、低炭素水素の生産量を一定数倍(食塩水の電気分解の生成モル数(物質量)比を踏まえて算出した数値)に補正する。
    認証対象への苛性ソーダ副生水素の追加については、「低炭素水素認証制度の認証対象範囲の拡大について」をご参照ください。

3 認証フロー

 本制度では、まず、「(1)低炭素水素の製造に係る計画を認定」し、当該計画に基づく「(2)低炭素水素の製造に係る実績を認証」します。
 認定・認証を行った場合には、中部圏水素・アンモニア社会実装推進会議の会長から認定通知・証書を交付します。
認証フロー

4 実施要領、運用指針、様式

5 申請の方法

 認定・認証申請書に必要事項を記載し、関係書類を添えて申請してください。
 ※ 申請の前に、地球温暖化対策課活動支援Gまで事前にご相談ください。

(1)持参の場合

 県庁西庁舎6階
 愛知県環境局地球温暖化対策課 活動支援グループ

(2)郵送の場合

 郵送先:〒460-8501(住所記載不要)
      愛知県環境局地球温暖化対策課 活動支援グループ

6 認定状況

低炭素水素製造計画の認定状況

7 普及啓発

ロゴマーク

中部圏低炭素水素認証制度ロゴマーク

本制度の認定取得企業が使用可能なロゴマークを作成しました。(2024年3月)

パンフレット

本制度の内容や、認定取得企業の取組を紹介するパンフレットを作成しました。(2024年3月)

パンフレット [PDFファイル/2.19MB]

パンフレット本体1 パンフレット本体2

パンフレット差込

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