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2021年版「農業の動き」、「林業の動き」を作成しました
愛知県では、この度、農業及び林業に係る動向調査資料である「農業の動き」、「林業の動き」の2021年版を作成しました。
この資料は、1961年から毎年作成しているもので、本県の農業及び林業の状況を把握するとともに、今後の政策へ活用するため、農林水産省の統計や県独自資料の分析などから最近の農業、林業の動きを主要な項目ごとに取りまとめています。
各項目の中で、特徴のある動きについては「主要な問題の解説」として、また、最近話題となっている事柄については「時の話題」として掲げています。
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「農業の動き」の概要
愛知県農業の動向
○ 農業産出額は全国第8位（p3）
2019年の農業産出額は、2,949億円で全国第8位となりました。
2019年の農業産出額は、2,949億円で全国第8位となりました。
○ 品目別で花きが全国第1位、野菜が全国第5位（p3、26～39、88～91）
園芸及び畜産部門が全国上位にあり、花きの産出額は、1962年以来58年連続で全国第1位（全国シェア16.7％）です。また、野菜が第5位、乳用牛、麦類、鶏卵が第7位などとなっています。
また、品目別の産出額では、キャベツ、ふき、しそ、いちじく、ぎんなん、きく、ばら、観葉植物（鉢）、洋ラン類（鉢）、うずら卵といった品目が全国第1位となっています。
園芸及び畜産部門が全国上位にあり、花きの産出額は、1962年以来58年連続で全国第1位（全国シェア16.7％）です。また、野菜が第5位、乳用牛、麦類、鶏卵が第7位などとなっています。
また、品目別の産出額では、キャベツ、ふき、しそ、いちじく、ぎんなん、きく、ばら、観葉植物（鉢）、洋ラン類（鉢）、うずら卵といった品目が全国第1位となっています。
時の話題
○ 「食と緑の基本計画2025」について（p58）
2020年12月に、2021年度から2025年度までを計画期間とする新たな「食と緑の基本計画2025」を作成しました。計画では、めざす姿として、持続的に発展する農林水産業の実現、農林水産の恵みを共有する社会の実現、を掲げ、農業産出額等の5つの目標のもと、目標達成に向けたプロジェクトを設定しています。
2020年12月に、2021年度から2025年度までを計画期間とする新たな「食と緑の基本計画2025」を作成しました。計画では、めざす姿として、持続的に発展する農林水産業の実現、農林水産の恵みを共有する社会の実現、を掲げ、農業産出額等の5つの目標のもと、目標達成に向けたプロジェクトを設定しています。
○ 新型コロナウイルス感染症の農業への影響とその対策について（p59）
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う外出自粛等の影響により、2020年度は、花き、つまもの類、牛肉、名古屋コーチン等において価格の下落がみられました。これに対する関係事業者への支援として、学校給食への提供や、通信販売サイトを活用した県産農林水産物の販売促進等に取り組みました。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う外出自粛等の影響により、2020年度は、花き、つまもの類、牛肉、名古屋コーチン等において価格の下落がみられました。これに対する関係事業者への支援として、学校給食への提供や、通信販売サイトを活用した県産農林水産物の販売促進等に取り組みました。
○ 愛知県産 新ブランド米「愛ひとつぶ」について（p64）
愛知県は、県内の大規模稲作経営者や農業団体と連携し、県農業総合試験場が開発した、高温耐性と良食味を併せ持つ水稲「愛ひとつぶ」のブランド化に取り組んでいます。2020年度は「愛ひとつぶ」の販売開始に先立ち、報道関係者に向けたデビュー発表会を実施したほか、愛知県Web物産展 あいちの『食と物産』マルシェに限定出展するなど、メディアやイベントを活用したPR活動を実施しました。
愛知県は、県内の大規模稲作経営者や農業団体と連携し、県農業総合試験場が開発した、高温耐性と良食味を併せ持つ水稲「愛ひとつぶ」のブランド化に取り組んでいます。2020年度は「愛ひとつぶ」の販売開始に先立ち、報道関係者に向けたデビュー発表会を実施したほか、愛知県Web物産展 あいちの『食と物産』マルシェに限定出展するなど、メディアやイベントを活用したPR活動を実施しました。
「林業の動き」の概要
愛知県林業の動向
○ 本県の森林の状況（p1～4）
2019年度末での森林面積は、21万8,053haで、県土の42％を占め、人工林率は63.6％で全国平均の45.6％を大きく上回っています。このうち主伐の対象となる46年生以上の人工林は84.9％を占めており、資源の成熟が進んでいます。
2019年度末での森林面積は、21万8,053haで、県土の42％を占め、人工林率は63.6％で全国平均の45.6％を大きく上回っています。このうち主伐の対象となる46年生以上の人工林は84.9％を占めており、資源の成熟が進んでいます。
○ 本県の素材生産量の推移（p1、10、11）
2019年次の素材生産量は、前年を上回り13.9万㎥となりました。
2019年次の素材生産量は、前年を上回り13.9万㎥となりました。
○ あいちのスマート林業の推進について（p7、13）
木材生産や森林整備事業地の現地調査を効率化・省力化するため、航空レーザ計測で得られた地形情報を活用し、パソコン上で路線の線形等をシミュレーションできる「路網設計支援ソフト」を導入し、市町村や森林組合等への普及を図っています。
県内のモデル地区において実施した、航空レーザ計測解析データを活用した合理的な施業システムの検討では、本ソフトを用いた路網設計を行った結果、線形の計画について十分に活用できるものでした。また、これらの検討結果を「あいちのスマート林業実践モデル」として取りまとめました。
木材生産や森林整備事業地の現地調査を効率化・省力化するため、航空レーザ計測で得られた地形情報を活用し、パソコン上で路線の線形等をシミュレーションできる「路網設計支援ソフト」を導入し、市町村や森林組合等への普及を図っています。
県内のモデル地区において実施した、航空レーザ計測解析データを活用した合理的な施業システムの検討では、本ソフトを用いた路網設計を行った結果、線形の計画について十分に活用できるものでした。また、これらの検討結果を「あいちのスマート林業実践モデル」として取りまとめました。
時の話題
○ コロナ禍での森林・林業における愛知県の取組み（p42～43）
新型コロナウイルス感染症の影響による経済活動の停滞により、木材価格の下落や木材需要の減少等、林業・木材産業への影響が懸念されたことから、林業・木材産業者を支援するため、県産木材の需要拡大対策や資金繰りの支援、森林整備において保育作業の促進等に取り組みました。
新型コロナウイルス感染症の影響による経済活動の停滞により、木材価格の下落や木材需要の減少等、林業・木材産業への影響が懸念されたことから、林業・木材産業者を支援するため、県産木材の需要拡大対策や資金繰りの支援、森林整備において保育作業の促進等に取り組みました。
○ ＩＣＴを活用したエリートツリー閉鎖型採種園等を整備しました（p44）
「伐る・使う→植える→育てる」循環型林業の推進に向け、エリートツリーや少花粉ヒノキといった新たな苗木需要に対応するため、ＩＣＴを活用した液体肥料自動供給システムによる閉鎖型採種園等を愛知県森林・林業技術センター内に整備しました
「伐る・使う→植える→育てる」循環型林業の推進に向け、エリートツリーや少花粉ヒノキといった新たな苗木需要に対応するため、ＩＣＴを活用した液体肥料自動供給システムによる閉鎖型採種園等を愛知県森林・林業技術センター内に整備しました
問合せ
（「農業の動き」に関すること）
愛知県 農業水産局 農政部 農政課
電話：052-954-6391
E-mail: nousei@pref.aichi.lg.jp
愛知県 農業水産局 農政部 農政課
電話：052-954-6391
E-mail: nousei@pref.aichi.lg.jp
（「林業の動き」に関すること）
愛知県 農林基盤局 林務部 林務課
電話：052-954-6444
E-mail: rinmu@pref.aichi.lg.jp
愛知県 農林基盤局 林務部 林務課
電話：052-954-6444
E-mail: rinmu@pref.aichi.lg.jp
