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平成27年度 生産高度化研修(作物・茶部門):「飼料用米生産のための低コスト多収栽培技術」【終了しました】
飼料用米生産のための低コスト多収栽培技術
研修を終えて
「飼料用米生産のための低コスト多收栽培技術」をテーマに、愛知県農業総合試験場の「作物に関する実用化技術研究会」と共同で開催し、稲作農家等108名が参加しました。
農業総合試験場の中嶋副場長が、開会あいさつで「試験場では水田農業を自信を持って次世代に繋げるような技術開発を進めている。経営所得安定対策で数量払い制度が導入され、産地交付金では専用品種に対する助成金があり、作付けが推奨される飼料用米や稲WCSなど水田における飼料作に焦点を当てて研究会を開催した。経営向上に役立つことを期待する。」と述べました。
続いて、農業総合試験場の研究員が「多収性品種(愛知125号)の品種特性」について講演し、農業改良普及課の普及指導員が現地事例として「東三河地域でのイネWCS取り組み」と「知多地域での飼料用米栽培」を紹介しました。さらに、愛知県庁の園芸農産課職員が「経営所得安定対策」の情報を提供しました。
総合質疑では、会場から「愛知125号」について詳しい品種特性や現地事例での具体的内容が質問されました。
最後に、農業総合試験場作物研究部の佐合部長が閉会あいさつとして、平成27年産小麦の作柄や試験場で育成中のイネ品種を紹介して閉会しました。
閉会後は、自由参加企画として、農業総合試験場作物研究部の試験ほ場見学が行われ、担当研究員が水稲「愛知123号」、「愛知125号」、酒米「夢吟香」のほ場を案内しました。
閉会後のアンケートでは、全体の86%の参加者が「参考になった」と答えていました。
会場風景
現地事例の紹介
場内試験ほ場見学
募集内容
近年、乳牛等のえさとして、飼料用米の需要が高まっている。農家にとっても減反対策として、飼料用米の多収量栽培のニーズが高まっている。
そこで生産にかかる費用の削減も絡めて、今後の飼料用米生産のあり方を学ぶ。
1 日時
平成27年8月4日(火)午後1時30分から午後4時まで
2 場所
愛知県農業総合試験場 中央研究棟 研修ホール
愛知県長久手市岩作三ヶ峯1-1 電話 0561-62-0085
3 対象
稲作農家、県内農業関係機関職員
4 定員
100名
5 内容
(1) 研究成果の発表:多収性品種「愛知125号」の品種特性
講師 愛知県農業総合試験場作物研究部作物研究室
主任研究員 杉浦 和彦 氏
(2) 現地事例の紹介1:東三河地域でのイネWCS取り組み
講師:東三河農林水産事務所農業改良普及課
専門員 寺島 竹彦 氏
(3) 現地事例の紹介2:知多地域での飼料用米栽培
講師 知多農林水産事務所農業改良普及課
主任専門員 片岡 幸次 氏
(4) 情報提供:経営所得安定対策について
講師 愛知県農林水産部園芸農産課
課長補佐 小出 直哉 氏
(5) 農業総合試験場内 作物ほ場見学
水稲品種・系統展示ほ場及び大豆試験ほ場
6 参加費
無料
7 申込み方法
御住所を管轄する農林水産事務所農業改良普及課にお申込みいただくか、往復はがきに下記の事項を御記入のうえ、愛知県立農業大学校までお申込みください。
*往信はがき(表面):(下記8の申込先住所)
同 (裏面):研修課題名「飼料用米生産のための低コスト多收栽培技術」・氏名(ふりがな)・郵便番号・住所・電話番号(平日の昼間に連絡がつく番号)
*返信はがき(表面):お申込み者の郵便番号、住所、氏名
同 (裏面):(何も書かないでください)
8 往復葉書での申込み先
郵便番号 444-0802 岡崎市美合町字並松1-2
愛知県立農業大学校 研修部研修科 研修グループ
(注:平成26年4月より郵便料金が変わっております。料金不足にならないよう、ご注意ください。)
9 申込期限
平成27年7月21日(火)まで(必着)
電話、ファクシミリでは受付けしておりませんので、御理解ください。
10 共催
平成27年度 作物に関する実用化技術研究会(愛知県農業総合試験場)
問合せ
愛知県立農業大学校 研修部研修科 研修グループ
郵便番号444-0802
岡崎市美合町字並松1-2
電話: 0564-51-1034(研修部直通)
ファックス: 0564-51-4831
E-mail: noudai@pref.aichi.lg.jp