平成27年度 生産高度化研修（作物・茶部門）：「稲、麦、大豆の良質種子生産」【終了しました】

   「稲・麦・大豆の良質種子生産」をテーマに開催し、稲作農家等77名が参加しました。 開会あいさつでは、藤井農業大学校長が、近年の奨励品種の変遷や小麦品種「きぬあかり」の特徴、高い評価や栽培面積増加と利用拡大に関する情報を紹介しました。

　続いて、愛知県庁の園芸農産課職員が「種子生産における現状とその対応」、愛知県農業総合試験場の広域指導員と愛知県米麦振興協会の技術指導員が「良質種子生産技術について　クレーム事例と原種審査」、続いて愛知県農業総合試験場の研究員が「採種で注意をすべき病害虫とその防除について」の講演を行いました。

　総合質疑では、生産者から農業総合試験場の稲原々種栽培に関する要望がありました。最後に、愛知県米麦振興協会の三輪次長が「病害虫対策を含む栽培技術に関する研修は今後も継続して実施する。皆様には良質種子生産にご協力をお願いしたい。」とあいさつし閉会しました。

　閉会後のアンケートでは、全体の87％の参加者が「参考になった」と答えていました。

　農作物種子の生産では病害虫の被害のない優良な種子を安定して生産することが重要で、採種技術の向上が大切です。

　今回は、優良種子生産技術に加え、新しい品種の特性や栽培法などの情報や技術について理解を深めます。

1　日時

　　平成27年7月6日（月）午後1時30分から午後4時まで

2　場所

　　愛知県立農業大学校（岡崎キャンパス）　中央教育棟　大講義室（3階）

　　　岡崎市美合町字並松1-2　☎　0564-51-1034

3　対象

　　採種農家

4　定員

　　100名

5　内容

 (1)　講演　「種子生産における現状とその対応」

　　　講師　愛知県農林水産部園芸農産課農産グループ

　　　　　　　主任主査　　林　元樹　氏

 (2)　講演　「良質種子生産技術について　クレーム事例と原種審査」

　　　講師　愛知県米麦振興協会

　　　　　　　技術主幹　　杉村　鎮男　氏

　　　講師　愛知県農業総合試験場企画普及部広域指導室

　　　　　　　主任専門員　　遠山　孝通　氏

 (3)　講演　「採種で注意をすべき病害虫とその防除について」

　　　講師　愛知県農業総合試験場作物研究部水田利用研究室

　　　　　　　主任研究員　　吉田　朋史　氏

 (4)　総合質疑

　　　担当　愛知県農業総合試験場企画普及部広域指導室

　　　　　　　主任専門員　　遠山　孝通　氏

6　参加費

　　無料

7　申込み方法

　　御住所を管轄する農林水産事務所農業改良普及課にお申込みいただくか、往復はがきに下記の事項を御記入のうえ、愛知県立農業大学校までお申込みください。

　＊往信はがき（表面）：（下記8の申込先住所）

　　　　同　　（裏面）：研修課題名「稲、麦、大豆の良質種子生産」・氏名（ふりがな）・郵便番号・住所・電話番号（平日の昼間に連絡がつく番号）

　＊返信はがき（表面）：お申込み者の郵便番号、住所、氏名

　　　　同　　（裏面）：（何も書かないでください）

8　往復葉書での申込み先

　　郵便番号 444-0802　岡崎市美合町字並松1-2

　　愛知県立農業大学校　研修部研修科　研修グループ

　　 （注：平成26年4月より郵便料金が変わっております。料金不足にならないよう、ご注意ください。）

9　申込期限

　　平成27年6月29日（月）まで（必着）

　　電話、ファクシミリでは受付けしておりませんので、御理解ください。

10　共催

　　愛知県米麦振興協会

11　その他

　　研修会場の愛知県立農業大学校（岡崎キャンパス）では学生用の新寮が建設工事中です。駐車スペースに限りがありますので、極力、公共交通機関でおこし願います。