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研究報告第45号-007

ページID:0069986 掲載日:2024年3月27日更新 印刷ページ表示

栽培ギクのキク矮化ウイロイド(CSVd)保毒状況の把握

著者:中村恵章 1)・福田至朗 2)・桒山幸子 3)・服部裕美 4)・平野哲司 4)・大石一史 5)
摘要:キク生産に致命的な影響を与えるCSVd保毒状況を以下の3種の方法で調査した。[1]愛知県内のキク栽培ほ場で197品種の栽培ギクの矮化症状の有無を調べたところ、27%の品種で矮化が認められた。[2]同県内の外観上病徴のない291品種について、葉をサンプリングしRT-PCR/電気泳動法で高濃度保毒品種を、RT-PCR/ハイブリダイゼーション法で低濃度保毒品種を調べたところ、それぞれ31%と53%の品種でCSVdが検出された。[3]市場出荷されたキクについて9地域(2か国・7県)から収集したキク92品種のうち30%の品種でCSVdが検出された。このことから、健全な外観の本県産および他地域産のキクの中に潜在的な保毒株が多数含まれていることが明らかになった。
キーワード:栽培ギク、キク矮化ウイロイド(CSVd)、保毒株、RT-PCR/ハイブリダイゼーション法

本研究の一部は平成23年度園芸学会東海支部(2011年9月)において発表した。
本研究は「新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業」により実施した。
1)園芸研究部(現園芸農産課)  2)環境基盤研究部  3)環境基盤研究部(現豊田加茂農林水産事務所)  4)園芸研究部  5)園芸研究部(現企画普及部)

全文:栽培ギクのキク矮化ウイロイド(CSVd)保毒状況の把握

(45-7 [PDFファイル/407.77 KB])

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問合せ先

愛知県農業総合試験場
研究戦略部企画調整室
電話: 0561-41-8963(ダイヤルイン)
E-mail: nososi@pref.aichi.lg.jp

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