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野生イノシシにおける豚熱ウイルスの浸潤状況調査について

ページID:0425792 掲載日:2024年1月30日更新 印刷ページ表示

豚熱ウイルスの浸潤状況調査結果について

2023年度

 愛知県では、豚熱の発生を防止するために、2019年3月から野生イノシシへの経口ワクチンの野外散布を実施するとともに、野生イノシシから検体を回収し遺伝子検査(※1)及び抗体検査(※2)を行うことで、野外における豚熱ウイルスの浸潤状況を調査しています。
この度、2023年10月から12月までの調査結果をとりまとめましたので、お知らせします。

 

【今回の調査期間中、検査を実施した野生イノシシの検体が回収された市町村】
・尾 張 地 域:名古屋市、瀬戸市、春日井市、犬山市、小牧市
・西三河地域:岡崎市、豊田市、幸田町
・東三河地域:豊橋市、豊川市、新城市、田原市、設楽町

※1「陽性」であれば、豚熱に感染しており、「陰性」であれば感染していない。
※2「陽性」であれば、豚熱に対する免疫を獲得しており、「陰性」であれば感染していない。

 

(1)直近の豚熱ウイルスの浸潤状況調査結果について​

・豚熱に感染したイノシシの状況について

 2023年10月から12月までの検査頭数(遺伝子検査の結果が判明したイノシシの頭数)は242頭でした。そのうち、6頭の豚熱に感染したイノシシが確認されました。その結果、県全体の感染率は2.5%となりました。

注) 感染頭数は、検査頭数のうち、遺伝子検査が「陽性」の頭数を集計。
注) 検査頭数は、全期間の死亡イノシシと、各市町村の散布期間中及び最終散布日の翌日から起算して15日間を除いた期間に回収された野生イノシシのうち、発見日を基準として、遺伝子検査の結果が判明した頭数を集計。

 

・豚熱の免疫を獲得したイノシシの状況について

 2023年10月から12月までの検査頭数(遺伝子検査と抗体検査の両方の結果が判明したイノシシの頭数)は221頭でした。そのうち、県全体で64頭が免疫を獲得していました。その結果、免疫獲得率は前年同時期に比べ5.6ポイント上昇し29.0%となりました(※3)。

※3 免疫獲得率はイノシシ繁殖特性に起因する季節変動が顕著であるため、前年同時期と比較している。

注) 免疫獲得頭数は、検査頭数のうち、遺伝子検査が「陰性」かつ抗体検査が「陽性」の頭数を集計。
注) 検査頭数は、各市町村の散布期間中及び最終散布日の翌日から起算して15日間を除いた期間に回収された野生イノシシのうち、発見日を基準として、遺伝子検査と抗体検査の両方の結果が判明した頭数を集計。

 

 野生イノシシの豚熱ウイルスに対する免疫獲得状況について(2023年10月~12月分) [PDFファイル/261KB]

   豚熱ウイルスの浸潤状況調査の結果 (2023年7月~9月分)
   豚熱ウイルスの浸潤状況調査の結果 (2023年4月〜6月分)

2022年度

2021年度

2020年度


このページに関する問合せ先
農業振興課
野生イノシシ対策室 経口ワクチン対策グループ
〒460-8501 名古屋市中区三の丸3-1-2 Tel:052-954-6725 Fax:052-954-6008

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