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平成26年度大気汚染調査結果について

ページID:0186306 掲載日:2015年6月16日更新 印刷ページ表示

平成26年度大気汚染調査結果について

 愛知県及び大気汚染防止法に定める4政令市(名古屋市、豊橋市、岡崎市及び豊田市)は、同法第22条第1項の規定に基づき、二酸化硫黄等の大気汚染常時監視及びベンゼン等の有害大気汚染物質のモニタリングを行いました。調査結果の概要は次のとおりです。

 

○大気汚染常時監視結果

・ 二酸化硫黄及び一酸化炭素は、すべての測定局で環境基準を達成しました。(平成25年度と同様)

・ 二酸化窒素及び浮遊粒子状物質は、すべての測定局で環境基準を達成しました。(平成25年度はそれぞれ1局を除き、環境基準達成)

・ 光化学オキシダントは、すべての測定局で環境基準を達成しませんでした。(平成25年度と同様)

・ 微小粒子状物質(PM2.5)は、52測定局中12局で環境基準を達成しました。(平成25年度は32局中2局達成)

○有害大気汚染物質のモニタリング結果

・ 環境基準が設定されているベンゼン等4物質は、すべて環境基準を達成しました。(平成25年度と同様)

・指針値が設定されているアクリロニトリル等9物質は、すべて指針値を満足しました。(平成25年度と同様。なお、マンガン及びその化合物は、平成26年5月に指針値設定) 

1 大気汚染常時監視結果の概要

大気汚染常時監視結果の概要
  物質名                   結果の概要 
 二酸化硫黄  一般環境大気測定局の22局、自動車排出ガス測定局の3局すべてで環境基準を達成しました。
 二酸化窒素  一般環境大気測定局の63局、自動車排出ガス測定局の23局すべてで環境基準を達成しました。
 一酸化炭素  一般環境大気測定局の2局、自動車排出ガス測定局の7局すべてで環境基準を達成しました。
 浮遊粒子状物質  一般環境大気測定局の63局、自動車排出ガス測定局の23局すべてで環境基準を達成しました。
 光化学オキシダント  一般環境大気測定局の63局、自動車排出ガス測定局の11局すべてで環境基準を達成しませんでした。
 微小粒子状物質(PM2.5)  一般環境大気測定局の37局中8局(達成率22%)、自動車排出ガス測定局の15局中4局(達成率27%)で環境基準を達成しました。

(注)一般環境大気測定局は、一般環境大気の汚染状況を常時監視する測定局。自動車排出ガス測定局は、自動車排出ガスによる環境大気の汚染状況を常時監視する測定局。

3年間の環境基準達成状況の推移

物 質 名

 

 

局区分

 

 

環境基準達成測定局数/有効測定局数 (達成率)

 

 

24年度

 

 

25年度

 

 

26年度

 

 

二酸化硫黄

 

 

一般局

 

 

24/24(100%)

 

 

22/22(100%)

 

 

22/22(100%)

 

 

自排局

 

 

3/ 3(100%)

 

 

3/ 3(100%)

 

 

3/ 3(100%)

 

 

二酸化窒素

 

 

一般局

 

 

63/63(100%)

 

 

63/63(100%)

 

 

63/63(100%)

 

 

自排局

 

 

23/23(100%)

 

 

22/23( 96%)

 

 

23/23(100%)

 

 

一酸化炭素

 

 

一般局

 

 

2/ 2(100%)

 

 

2/ 2(100%)

 

 

2/ 2(100%)

 

 

自排局

 

 

7/ 7(100%)

 

 

7/ 7(100%)

 

 

7/ 7(100%)

 

 

浮遊粒子状

 

 

物質

 

 

一般局

 

 

63/63(100%)

 

 

62/63( 98%)

 

 

63/63(100%)

 

 

自排局

 

 

23/23(100%)

 

 

23/23(100%)

 

 

23/23(100%)

 

 

光化学

 

 

オキシダント

 

 

一般局

 

 

0/62(  0%)

 

 

0/62(  0%)

 

 

0/63(  0%)

 

 

自排局

 

 

0/11(  0%)

 

 

0/11(  0%)

 

 

0/11(  0%)

 

 

微小粒子状

 

 

物質(PM2.5)

 

 

一般局

 

 

6/15( 40%)

 

 

2/20( 10%)

 

 

8/37( 22%)

 

 

自排局

 

 

1/ 7( 14%)

 

 

0/12( 0%)

 

 

4/15( 27%)

 

 

(注)環境基準(光化学オキシダントを除く)の達成状況については、長期的評価に基づくものである。

大気汚染常時監視結果(詳細な内容)

2 有害大気汚染物質モニタリング結果の概要

有害大気汚染物質モニタリング結果の概要

 

 

 

物 質 名

 

 

結 果 の 概 要

 

 

環境基準

 

 

設定物質

 

 

ベンゼン

 

 

16地点すべて環境基準を達成しました。

 

 

トリクロロエチレン

 

 

15地点すべて環境基準を達成しました。

 

 

テトラクロロエチレン

 

 

15地点すべて環境基準を達成しました。

 

 

ジクロロメタン

 

 

15地点すべて環境基準を達成しました。

 

 

指針値

 

 

設定物質

 

 

アクリロニトリル

 

 

15地点すべて指針値を満足しました。

 

 

塩化ビニルモノマー

 

 

15地点すべて指針値を満足しました。

 

 

水銀及びその化合物

 

 

13地点すべて指針値を満足しました。

 

 

ニッケル化合物

 

 

13地点すべて指針値を満足しました。

 

 

クロロホルム

 

 

15地点すべて指針値を満足しました。

 

 

1,2-ジクロロエタン

 

 

15地点すべて指針値を満足しました。

 

 

1,3-ブタジエン

 

 

16地点すべて指針値を満足しました。

 

 

ヒ素及びその化合物

 

 

13地点すべて指針値を満足しました。

 

 

マンガン及びその化合物

 

 

13地点すべて指針値を満足しました。

 

 

(注)指針値とは、「環境中の有害大気汚染物質による健康リスクの低減を図るための指針となる数値」として環境省が設定した環境目標値。

 

○ 3年間の環境基準達成状況等の推移

   平成24年度から26年度まで、すべての物質で環境基準を達成もしくは指針値を満足しました。

   なお、マンガン及びその化合物は、平成26年5月に指針値が設定されたので、26年度の調査結果から評価しました。

有害大気汚染物質モニタリング結果(詳細な内容)

3 今後の対応

引き続き常時監視を行い、環境基準の達成状況を把握するとともに、大気汚染防止法、県民の生活環境の保全等に関する条例、自動車NOx・PM法、愛知県窒素酸化物及び粒子状物質総合対策推進要綱、あいち自動車環境戦略2020等に基づき、工場・事業場など固定発生源対策や自動車環境対策等の各種大気汚染防止対策を総合的に推進し、環境基準の達成・維持に努めていきます。

用語解説

平成26年度大気汚染調査(詳細な内容)

詳細な内容

〈参考〉

国土交通省中部地方整備局が測定した結果はこちらです。

国土交通省中部地方整備局名古屋国道事務所ウェブサイト(外部リンク)

「平成26年度愛知県内国土交通省管理の常時監視局における大気の測定結果」

http://www.cbr.mlit.go.jp/meikoku/taiki/pdf/h26_sokutei.pdf

問合せ

愛知県 環境部 水大気環境課
大気調査グループ
電話 052-954-6216(ダイヤルイン)
ファクシミリ 052-961-4025
メールアドレス mizutaiki@pref.aichi.lg.jp 

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