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江蘇省(中国)の概要
友好提携年月日 | 1980年(昭和55年)7月28日 |
人口 | 8,515万人(2022年現在)(愛知県の11倍、中国全土の6.0%) |
面積 | 10万2,600平方km(愛知県の約20倍、中国全土の1.1%) |
省都 | 南京 |
気候 | 温帯と亜熱帯との中間に位置し、四季が鮮明で日本と似た気候である。省都南京の夏の平均気温は25~28℃で高温多湿で、冬は3~5℃で氷点下になる日も多い。年間降水量は730~1,200mmで、夏季の降水量が年間の半分を占める。 |
地形 | 長江(揚子江)の下流に位置し、河川や運河が網の目のように走り、湖が点在している。平野が大部分を占めるが、西南部と北部には一部丘陵地帯がある。また、東部の海岸線1,000kmは黄海に面している。 |
産業 | 江蘇省は古くからの工業地域であり、経済的先進地域となっている。省内総生産は10兆2,719億元にのぼり、中国第2位、国内全体の10.1%を占める(2020年)。機械・電子・自動車・石油化学などの工業が盛んで、本県からも多くの企業が進出している。 長江(揚子江)が省内を貫流し、肥沃な土地と水利に恵まれた地域であることから「魚と米の郷」とも言われている。 |
行政 | 中国の地方行政は、中央政府の統一的な指導の下、地方の自主性などを発揮するという考えのもと、基本的に省級、地級、県級、郷級の4つの階層から成る。 江蘇省には、副省級市である南京のほか、12の地級市(蘇州、無錫、常州、南通、揚州、鎮江、連雲港、徐州、塩城、淮安、秦州、宿遷)があり、それらが県級政府に分かれ、更に郷級政府に分かれている。 |
歴史 | 明代 洪武帝(1368年即位)が首都を南京に定める。 永楽帝(1402年即位)が首都を南京から北京に移す。 1645年 清朝が南京を占領し、南京が治めていた地域が江南省となる。 1667年 江南省が江蘇と安徽の二省に分けられ、「江蘇省」が成立する。 1983年 南京、蘇州、無錫、常州、南通、揚州、鎮江、連雲港、徐州、塩城、淮陰(2001年に淮安に改名)の11の市(地級市)が設置される。 1996年 揚州市から泰州市、淮陰市から宿遷市が分割され、現在に至る。 |
観光 | 江蘇省には古代の遺跡や陵墓、建築物、石窟寺院、彫刻、近現代の重要な史跡や代表的な建物等が多く、「東方のベネチア」とも称される蘇州の同里水郷や、孫文が眠る南京の中山陵などが有名である。世界遺産は、蘇州の古典園林、明・清王朝の皇帝陵墓群(江蘇省では明の孝陵が該当)、北京と杭州を結ぶ中国大運河、黄海-渤海湾沿岸の渡り鳥保護区群の4つがある。 江蘇省の魅力紹介動画(YouTubeへリンク) |
協定・覚書 | 日本国愛知県と中華人民共和国江蘇省との友好県省提携協定書 [PDFファイル/55KB] |
主な交流事業 | ・文化や芸術のイベント開催(県省の芸術大学の合同音楽会、雑技団公演、日中漫画展、日中書道展、愛知県・ビクトリア州・江蘇省友好提携40周年記念フェスティバル等) ・愛知万博における江蘇省ウィークの開催 ・提携先校との学生交流や留学を通じたグローバル人材の育成 ・議会や行政調査員の相互派遣 |
愛知県内と江蘇省内の友好都市(提携日) | 名古屋市-南京市 (1978年12月21日) 豊橋市-南通市 (1987年5月26日) 田原市-昆山市 (1993年5月14日) 半田市-徐州市 (1993年5月27日) 豊川市-無錫市新呉区 (2009年4月15日) 常滑市-宜興市 (2019年10月17日) |
関係リンク | 江蘇省人民政府 http://www.js.gov.cn/ 江蘇省観光情報 http://www.jstour.com/ |