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8020(ハチマルニイマル)運動について
8020(ハチマルニイマル)運動とは
「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。これまでの研究結果から、成人が持っている28本から32本の永久歯のうち、少なくとも20本の歯があれば、ほとんどのものをしっかりかんで食べられることがわかっています。高齢になってもおいしく食べて楽しく話せることから、毎日を明るく健康に過ごすことができると考えられているのです。
8020達成のためには
むし歯や歯周病の予防が大切です。
むし歯予防のために
特に乳幼児期、学童期に気をつけたいこと
(1)食生活に注意
・おやつは時間と回数に気をつけましょう。特に甘い飲み物には注意しましょう。
・朝昼晩の食事をきちんと食べましょう。
・寝る前は食べたり飲んだりしない。
・キシリトール等むし歯にならない、むし歯になりにくい甘みが入ったものを上手に選びましょう。
(2)しっかり歯みがき
歯と歯の間、歯ぐきの境目、奥歯のかみ合わせをしっかりみがきましょう。
(3)フッ化物を上手に活用
・フッ化物洗口(幼稚園、保育園、小学校、中学校)
※フッ化物洗口とは、むし歯予防を目的に、一定濃度のフッ化ナトリウムを含む溶液でぶくぶくうがいをする方法です。
・フッ化物配合歯みがき剤の使用
・フッ化物歯面塗布(歯科医院、市町村保健センター)
(4)定期的な歯科健診
フッ化物配合歯みがき剤
- (hamigakizai [Wordファイル/67.00 KB])
フッ化物配合歯みがき剤
歯周病予防のために
思春期から成人期は歯周病予防が大切です
(1)生活習慣を見直しましょう
・野菜不足に気をつけましょう。
・よくかんでゆっくり食べましょう。
・適度な運動をしましょう。
・喫煙、肥満は要注意です。
・適切な睡眠に心がけましょう。
・ストレスはなるべくためないようにしましょう。
(2)適切な歯みがき
・食べたらみがくが基本です。
・歯ブラシは鉛筆の持ち方で、力は入れすぎず、毛先の弾力を活用しましょう。
・1本ずつていねいにみがきましょう。
・歯と歯の間は、デンタルフロスや歯間ブラシを使いましょう。
・定期的に歯科健診を受けましょう。
デンタルフロス等歯間清掃用具