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蚊が媒介する感染症について

ページID:0350068 掲載日:2020年5月20日更新 印刷ページ表示

蚊が媒介する感染症について

1 蚊が媒介する感染症とは

概要

  • 蚊媒介感染症は、病原体を保有する蚊に刺されることにより感染する感染症の総称です。
  • 代表的な蚊媒介感染症として、ジカウイルス感染症、デング熱、チクングニア熱、日本脳炎、マラリア、黄熱、ウエストナイル熱等があります。
  • これらの感染症は主に熱帯・亜熱帯地域で流行しています。渡航の際は、蚊に刺されない対策やワクチン接種(日本脳炎、黄熱)を心がけましょう。
  • 近年、国際間における人の移動の活発化に伴い、海外で感染して帰国後に発症する輸入感染事例が継続的に報告されています。
  • 輸入感染事例から国内で感染が拡大する可能性があります。
  • 国内での蚊媒介感染症まん延防止のため、県民一人一人が予防対策に取り組むことが重要です。(県民の皆様へ公園管理者へ) 

2 蚊媒介感染症予防・対策

(1)県民の皆様へ

ア 蚊を増やさない対策

  • 蚊は、小さな水たまりで産卵します。
  • 屋外に放置された、おもちゃ、植木鉢の皿、じょうろ、空き缶、タイヤなどに水が溜まらないように管理しましょう。
蚊の発生源

出典:国立感染症研究所

イ 蚊に刺されない対策

  • 屋外では、長袖、長ズボンを着用するなど肌の露出をなるべく避けてください。
  • 虫よけスプレー等を使用し、蚊を寄せ付けない工夫をしましょう。
  • 室内の蚊の駆除を心掛けましょう。

ウ 予防接種

  • 黄熱や日本脳炎など一部の蚊媒介感染症はワクチン接種により予防することができます。
  • 海外渡航の際は、事前に検疫所ホームページでご確認ください。

(2)公園や墓地を管理する方へ

  • 蚊の幼虫の発生源をなくすため、空き缶やタイヤなどの廃棄物は撤去してください。
  • おけ、花立て、ビニールシートなどに水が溜まらないように管理してください。
  • 雨水マスや排水マスは、定期的に点検して詰まりをなくしてください。
  • 草刈りや樹木の剪定を実施し、蚊の成虫が潜む場所を減らしてください。

3 ポスター

4 関連情報

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