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社内研修サポート実施事例

ページID:0525572 掲載日:2026年6月12日更新 印刷ページ表示

社内研修サポートとは?

 デジタル人材育成に関する社内研修を検討している中小企業を対象に、企業の目的・ニーズに応じて社内研修カリキュラムの作成から、研修の実施、研修終了後のフォローアップまでの伴走支援を行うものです。

 このページでは、2025年度に実施した支援事例をご紹介します。

事例1 AI活用に対する理解の向上

企業情報

  • 業種・所在:教育、学習支援業
  • 従業員規模:250名

現状・課題

 多くの教職員がAIの基本的な理解が不足しており活用が進んでいない。一方、生徒の間ではAIの利用が先行している状況である。教職員がAIを理解し、指導の参考にできるようなきっかけ作りをしたい。また、AI活用には倫理観の認識が必要であり、生徒への指導にも反映できるようにすることが重要である。

目指す姿・方向性

  • 生成AIで「何ができるのか」を正しく知る
  • 教員自身の仕事や生活の中で「どう使えるのか」を体験する
  • 安全に使うための注意点や考え方を理解する
  • これからの教育や社会で「どう広がっていくのか」をイメージする

研修概要

  • 研修名:『教育現場における生成AI活用リテラシー研修 ~知る・使う・考える 第一歩~​
  • 対象者:学園教職員​(132​名)
  • 時 間:2時間15分​

研修カリキュラム

  • 生成AIとは?
  • 今までのデジタルツールとのちがい
  • 個人での使いこなし方
  • 学校での使い方と注意点
  • これからの教育を想像する

    研修の様子①  ​研修の様子②  

受講者の声

  • 具体例と実践を促す投げ掛けが多く、活用方法がイメージしやすかった。
  • AIは敷居が高いと思っていたが、実際にはとても身近で役立つことに驚いた。今後は業務や生活の中でも積極的に活用していきたいと思う。
  • AIは全く利用していなかったが、本研修を通じて活用してみたいと思った。ただし、効果的に活用するためには、質問力や判断力など、利用者自身のスキル向上が必要だと認識した。

研修後の状況

  • 受講した教職員は幼稚園から大学までと幅広く、生成AIの理解度も各人各様であったが、全体に関心は高かった。本研修を通じて、基本知識の共有と体験機会の創出ができた。
  • 相談当初は、学生のAI浸透に教師が追随できていないという課題から始まったが、現在はAIを教育カリキュラムのひとつとして検討する段階となっている。
  • セキュリティ面や倫理面でのAIの取り扱いなど、新たなリテラシー教育の課題が顕在化している。
  • 事務局内では検索の代わりにAIを使うなど、身近なツールとして利用を始めている。

事例2 デジタル化に対する社内レベルの向上

企業情報

  • 業種・所在:建設業
  • 従業員規模:35名

現状・課題

 外部環境のデジタル化への対応が優先される中で、生産性向上などの本来期待される効果を十分に引き出せていない。デジタル化に迅速に対応し、業務効率化を図る為にも、社員全体のレベル向上が急務。

目指す姿・方向性

  • 全社的なDX推進・デジタル活用への意識醸成
  • 参加者一人ひとりの“日常業務に直結するデジタルスキル”習得
  • Microsoftツールを今後積極的に活用していく意識を高める
  • 生成AI時代に求められる倫理観の理解

研修概要

  • 研修名:『明日から使えるDX実践スキル ~個人で始めるデジタル活用の第一歩~』
  • 対象者:全社員(17名)
  • 時 間:3時間

​研修カリキュラム  

  • DXが求められている背景
  • TeamsでのWeb会議をマスターする
  • PowerPointで“伝わる資料”を作る 
  • Excel活用で“使える表”に変える
  • 生成AIとCopilotの基本

  研修の様子③  研修の様子④

受講者の声

  • Officeツールから生成AIまで、実務に即した内容で理解しやすい研修だった。
  • Excel関数やデータ集計を活用し、書類作成業務の効率化を図りたい。
  • 生成AIを業務のサポート役として活用し、今後の業務改善に役立てたい。
  • 講義を通じて、AIの活用に前向きな意識を持つことができた。

研修後の状況

  • ツールの実技・演習を通じてデジタルツールへの意識が芽生え、「やらなければいけない」という認識が広まった。
  • Teamsを活用し、現場担当者と本社担当者間の業務スキームが構築され、ツールによるマニュアル作成・共有を始めるようになった。
  • 他社との共同作業でもPCを開いて会議に参加する姿勢が見られるようになってきた。
  • 今後、本格的な業務改革を考えると、専任人材の獲得も必要と感じている。

事例3 現場主導でのAI活用気運の醸成

企業情報

  • 業種・所在:運輸業
  • 従業員規模:260名

現状・課題

 経営層のDX意識は高まっているが全社的な取り組みはこれから。AIによる配車・荷受業務は構想段階で、機能・速度面の課題から実用化できていない。現場では従来の業務スタイルが根強い。改善活動や生成AIの利用は管理部門に限定され、現場からの意見は少ない。

目指す姿・方向性

  • 拠点長が「自分もDXの担い手である」という当事者認識を持つ。
  • 管理部門主導のIT導入だけでなく、現場主導で、DXに向けた様々な改善案があがってくるような意識を持つ。
  • データ活用や生成AIに関する基礎知識を学び、自拠点で実践できる取り組みを各自で考えることを目指す。

研修概要

  • 研修名:『人任せにしない!現場主導で挑むDX ~生成AI 時代を生き抜く力~ 』
  • 対象者:拠点管理者(23名)
  • 時 間:3時間

研修カリキュラム

  • 世の中の変化と生成AIの進化
  • DXとは ― 失敗から学ぶ
  • 自分たちの業務プロセスを振り返る
  • 業務改善意識とDXの選択肢
  • データ活用と生成AIの未来

 研修の様子⑤ 研修の様子⑥

受講者の声

  • この業務はDX化できたら便利だ、と気づきが生まれた。
  • まず生成AIを使用してみて、簡易的な事から始め、その後は応用できそうな事に使用して業務改善を行っていきたい。
  • 労働力不足の中、人に変わる労働力になり得るということがよく分かった。
  • 事務所全体の仕事を一人一人整理し、新しい人材を育てるに当たって仕事の割り振りを考えたい。

研修後の状況

  • 拠点管理者向けのDXに関する研修は初めてであった。反響は良く、自ら取り組んでみたいという声は多かった。
  • 大きな改善事例はまだ見られないものの、参加者は業務においてAIを少しずつ試すなど、活用への意識が芽生え始めている。今後も機会を見て取り組みの推進を図りたい。
  • また、研修直後に大手企業のセキュリティインシデント等が続いたことで、セキュリティに対する危機意識が急上昇しており、今後取り組むべき大きな課題と考えている。

事例4 生産性向上のためのデジタル活用スキル底上げ

企業情報

  • 業種・所在:医療・福祉
  • 従業員規模:100名

現状・課題

 バックオフィス業務では複数のシステムを導入しているものの、相互連携が不十分であり、現場ごとの事務負担が大きい状況にある。これにより、本来注力すべき現場支援の業務が阻害されている点が課題となっている。
 Google Workspace の活用範囲を拡大しシステム連携を強化することで事務負担を軽減し、あわせて職員のデジタル活用スキルを底上げすることで、組織全体の生産性向上を図りたい。

目指す姿・方向性

  • DXの必要性と背景を理解し、組織として変革が求められる理由を共有する
  • 会社方針と現場での改善活動を結びつけ、主体的に前進する意識を育む
  • Google Workspace と AI を中心とした身近なデジタル活用方法を学び、実践への第一歩を踏み出すことを促す

研修概要

  • 研修名:『これからのDX入門 ~デジタルとAIで、仕事をより良く変える~』
  • 対象者:福祉事業部従業員、総務部(18名)
  • 時 間:2時間30分

研修カリキュラム

  • DX推進の必要性と意義
  • 現場におけるDXと改善ポイント
  • AI活用とGoogle Workspaceの活かし方

  研修の様子⑦ 研修の様子⑧

受講者の声

  • デジタルに苦手意識があったが、説明が分かりやすく、PCを操作しながら学べた点が良かった。
  • 活用イメージが湧く実践例が示され、理解が進んだ。
  • 記録方法の見直しやレクリエーション企画など、身近な業務から取り入れていきたい。
  • ChatGPT を含む業務の見直しを進め、創出された時間を収益向上につながる業務に充てたい。
  • AI による効率化の必要性は理解したが、どこまで任せるべきか判断が難しいと感じた。

研修後の状況

  • 研修を契機として、NotebookLM による面談記録、利用申込みフォームの作成、面談予約システムの検討など、実務で活用できるテーマの洗い出しと試行が進み始めている。
  • 研修が分かりやすかったことで心理的ハードルが下がり、デジタルツールを試してみようとする姿勢が組織内に広がった。また、研修を通じて職員同士が相談し合える関係性が生まれつつある。
  • 一方で、セキュリティ面の検討や運用ルールの整備など、引き続き解決すべき課題も残されている。今後は定例会等で情報共有の場を設け、業務全体の見直しを行いながら、ボトルネックの特定と効果的なデジタル活用の推進を進めていきたい。

事例5 デジタルを推進するための意識醸成​​

企業情報

  • 業種・所在:製造業
  • 従業員規模:20名

現状・課題

 社内には紙や手書き作業が多く、デジタル化が進んでいない。社内システムやGoogle Workspaceも一部社員しか活用しておらず、生成AIの利用も限定的である。全社的なITリテラシー向上と、デジタル推進を組織全体の取り組みとして広げることが課題となっている。

目指す姿・方向性

  1. DXの基本的な考え方と背景の理解と今後の必要性を深堀する
  2. 生成AIの活用(Gemini / ChatGPT)を実際に触りながら活用の可能性を知る
  3. 自社のDX推進に向けて必要な次のアクションを明確にする 

研修概要

  • 研修名:『DXキックオフ研修 ~デジタルとAIを味方に、これからの働き方を考える~』
  • 対象者:社長以下各部署担当者(7名)
  • 時 間:3時間

​研修カリキュラム

  • DXの基本的な考え方と背景
  • 生成AIの活用(Gemini / ChatGPT)
  • これからのDXに向けた具体的アクション

  研修の様子⑨  研修の様子⑩

受講者の声

  • グループでの話し合いの時間もあり、楽しく理解を深めることができた。
  • Google Workspaceのさまざまなアプリを活用できるよう取り組みたい。
  • 仕事の効率を高めるために、有効なツールを探し、使いこなせるようにしたい。
  • いままで生成AIを使用したことがなかったが、今後は日常的に活用し、仕事にも活かしたい。
  • AIについて今さら聞きづらい部分もあったが、質疑応答により、理解を深めることができた。

研修後の状況

  • 本事業をきっかけにGoogleWorkspaceをアップグレードし本格的活用に向けた取り組みが始まった。
  • アップグレードにより使える機能が大幅に拡大したため、現在は選抜メンバーにより基本アプリ研修を受けて機能学習に取り組んでいる。また、研修によりツール活用の理解が進んだことで自主的な学習・試行が始まり、研修参加者から未参加者への波及効果も見られる。
  • 業務課題の解決までにはまだ時間がかかると思うが、デジタル活用という目標に向け、具体的なアクションにつなげることができた。

事例6 デジタル活用による生産性向上に対する意識醸成​​

企業情報

  • 業種・所在:金融業、保険業
  • 従業員規模:7名

現状・課題

 組織内でのデジタル活用・DXに対して意識が十分に醸成されておらず、活用が進んでいない。保険販売元では代理店の選別・淘汰が進んでいること、保険商品の差別化・価格設定など制約事項が大きいことなどの要因から、生産性向上は待ったなしの状態である。いままでの仕事の仕方を見直し、従来とは異なるアプローチで生産性を大幅に向上させる取り組みが急務となっている。

目指す姿・方向性

  1. 生産性を高めることの必要性を理解する。あわせて、生産性を生み出しているのは「制度」や「会社」ではなく一人ひとりの働き方そのものであることを認識する。
  2. 生産性向上の解決策としてDXがあることを理解し、DXを単なるIT導入ではなく、仕事のやり方を見直し、改革するための選択肢として捉え直す。
  3. デジタルを活用することで、自分の業務の生産性を高める具体的なイメージを持つ。生成AIなど身近なデジタルを通じ、「自分の仕事のどこに使えるか」「何が楽になるか」を考え、明日からの一歩につなげる。

研修概要

  • 研修名:『生産性から考えるDX入門 ~自分の働き方が、会社と未来を変える~』
  • 対象者:全社員(6名)
  • 時 間:3時間

​研修カリキュラム

  • 生産性向上とは何か?
  • DXという考え方で、生産性を引き上げる
  • デジタル活用の選択肢を知る

  研修の様子⑪  研修の様子⑫

受講者の声

  • 自社でAIをどのように活用すべきか考える、とても良いきっかけになった。
  • 現状や話し合いの時間もあり、理解もスムーズに進んだ。
  • 生産性の基本から講義をしていただき、皆が学習できた。疑問点に踏み込んで学習できたのもよかった。
  • 研修資料の作成や自分の知識向上に向けて、生成AIを使ってのロープレ等をしていきたい。

研修後の状況

  • 研修ではデジタルに対して前向きで受け入れる社員が多かったが、業務繁忙により具体的な成果はまだ表れていない。業務が落ち着いた段階で、改めてデジタル活用を進めていきたい。
  • 少人数事業者で、出産などによる欠員発生があり事業運営の難しさを感じている。リモート勤務も考えられるが、情報管理規制が厳しい業界のため検討すべき課題も多い。とはいえ、少人数事業者ならではのフットワークの軽さを生かしたトライ&ゴーを進めていきたい。​

事例7 デジタル活用の推進のための管理職向けキックオフ

企業情報

  • 業種・所在:卸売業
  • 従業員規模:80名

現状・課題 

 Google Workspace導入から2年半が経過したものの、全社的な活用が進んでおらず、総務担当者としては組織のデジタル活用の遅れに対して強い危機感があった。デジタルに触れる機会を作り、全員が前向きに意識を変えていけることが望ましい。そこで、トップダウンでの利用促進を図るため、管理職を対象としたキックオフ研修を実施することにした。

目指す姿・方向性

 まずは現場がデジタルを触って活用イメージを持つことを優先し、具体的なツール利用を研修に組み込むことにした。
  • Google Workspaceの基本機能と利便性を理解し、業務での活用イメージを持つ。
  • Gemini・Notebook LMを中心に生成AIの実践的な使い方を体験する。
  • 生成AI時代において、企業や個人がどのようにデジタルと向き合うべきかを考えるきっかけとする。

研修概要

  • 研修名:『Google Workspaceと生成AIの実践活用研修 ~AI時代の業務効率化と、これからの向き合い方~』
  • 対象者:経営幹部等(12名)
  • 時 間:3時間

研修カリキュラム

  • 世の中のAI活用とデジタル事情
  • Google Workspaceの活用
  • Geminiの活用
  • Notebook LMの活用
  • 生成AI時代に求められる考え方

 研修の様子⑬ 研修の様子14

受講者の声

  • 要点を絞ったカリキュラムで、画面を見ながら作業できたため、理解しやすかった。
  • AIについて知らない部分が多かったが、理解できたことで興味が湧いた。
  • 頭では理解できたので、実際に使いこなすために、今後は日常的に活用していきたい。
  • 大枠はつかめたが、実際に使いこなすには、もう少し慣れが必要だと感じた。

研修後の状況

  • 研修をきっかけに、受講者が不慣れながらもツールの利用を開始した。経営層からも利用促進の声掛けがあり、社内活用への前向きな機運が出始めた。特にNotebookLMは経営層に好評で活用イメージが一気に広がった。
  • 4月からは総務担当が営業所長向けに、「デジタル活用のワンポイントレッスン」を定例会で開始する予定であり、経営層と現場が一体となってデジタル活用を進めようという動きが生まれつつある。
  • 今後は、若手のデジタルリテラシー教育やセキュリティ管理の強化など、継続的なデジタル活用促進に取り組みたい。

事例8 ディベートを通した意識改革とDXの理解促進

企業情報

  • 業種・所在:製造業
  • 従業員規模:180名

現状・課題

 生産管理システム刷新など社内デジタル化は進む一方、管理者層を中心に新システムやDXへの抵抗感が強く、推進担当部門の意図が現場に浸透することが難しかった。「指示されたからやる」受動的姿勢が根強く、改善提案も出にくい状況であった。社内研修サポートを通じて、管理者層・実務者の意識改革と、DXの必要性や面白さを理解する機会を創出したい。

目指す姿・方向性

  1. DXを時代変化の中で生き残るために必要な戦略として捉える(変化対応力・市場変化・ビジネス環境の理解)
  2. 生成AIを含むテクノロジーが、自分たちの業務と組織を強くする“選択肢”であると理解する
  3. 業務改善=自分たちの仕事を“楽に・良く・早く”する行為であり、面白いものであると実感する

研修概要

  • 研修名:『DXディベート・アリーナ ~ワークを通じて学ぶ、「変化対応力」と業務改善の面白さ~』
  • 対象者:各部署責任者(18名)
  • 時 間:3時間

研修カリキュラム

  • 世の中の変化とテクノロジーの影響
  • デジタル VS アナログ(ディベート)
  • DXと企業成長(ディベート)
  • 生成AIは進化か退化か(ディベート)
  • 業務改善ワーク
  • DX推進担当者メッセージ

研修の様子⑮  研修の様子⑯

受講者の声

  • 資料もわかり易く、ディベートを通じて、自分が考えないような案や意見を理解することができた。
  • デジタル、アナログともに重要ないし共用していくことが必要との認識が持てた。
  • 非常にわかりやすく解説してもらえた。ディベートが多くて記憶にしっかりと定着できた。
  • ディベートという普段行わないスタイルで「考える」を重視した内容はとても良いと感じました。一人でも行動を起こす人が現れることを期待したい。

研修後の状況

  • 研修がきっかけとなり、抵抗感のあった社員も、興味を持ってAIを利用するようになった。ChatbotをAIで作成するなど身近な業務活用の試みもあり、マインドチェンジの機会になったと思う。
  • 組織的には、作業負荷の高い「月次会議の資料の分析や報告書」のAI活用を検討、来期の組織変更のタイミングで「生産性測定」など、より実務的なデジタル活用を図っていきたい。
  • 社内風土として、自身の業務課題を自身で工夫して解決していけるマインドの醸成を目指していきたい。

事例9 生成AIの理解促進によるマインドシフト

企業情報

  • 業種・所在:製造業
  • 従業員規模:35名

現状・課題

 ものづくり業界の深刻化する人手不足と生産性向上の必要性を踏まえ、デジタル化・DX推進が不可欠と認識している。しかし、従業員との間には温度感があり、リテラシーの向上が待ったなしの状態と考えている。各種ハード機器の導入や付帯業務の自動化など、現状の人数で業績を高めるために業務改革の必要性、デジタルによる課題解決という課題感を共有し、組織を強化していきたい。

目指す姿・方向性

  1. デジタル化やDXを「難しいもの」「自分には関係ないもの」と捉えている状態から、「今の仕事をラクにするための考え方・選択肢」として捉え直すことを目的とする。
  2. この10年で変化してきた仕事環境や業務量の増加を振り返りながら、自分たちの業務や業界の変化に目を向け、変化の少ない状況のその背景にある課題に目を向けることで、変化しないことの危機感を醸成していく。
  3. 生成AIやDXは必ずしも難しいものではないことを理解することで心理的な抵抗感を下げ、前向きなマインドシフトを促す。

研修概要

  • 研修名:『世の中と仕事はこれからもっと変化する~現場から考えるDXと生成AI活用~』
  • 対象者:間接部門、製造部門管理職(9名)
  • 時 間:2時間30分

研修カリキュラム

  • DXとは何か
  • 業務改革の考え方と押さえておきたいポイント
  • 生成AIの基本と、現場での使いどころ
  • 生成AI時代に求められるスキルと、個人ができる一歩
  • これからのDX推進方針(社長メッセージ)

研修の様子⑰  研修の様子⑱

受講者の声

  • かみ砕いた説明で分かりやすく、今後の業務に関連性を持たせやすい内容だと感じた。
  • AIツールについてはなんとなく理解していたが、実際の使い方や注意点を認識できた。
  • 設定や個人情報などに注意しながら使用していきたい。
  • 既存業務の些細な作業から効率化を図り、教育の効率化にもつなげていきたい。その学びを今後、工作機械やロボットへのAI搭載へと発展させていきたい。

研修後の状況

  • 社内勉強会を実施し、研修受講者を先生としてセキュリティ、設定、プロンプトの重要性などのレクチャーを始めている。
  • 数年前から社内風土の改革を行ってきて、より意欲的に働ける環境を整備してきたこともあり、今年度は、本支援も活用しながらデジタル推進に向けた具体的な展開を図ることができた。デジタルに対する社員間の温度差を解消するため、リテラシーの底上げを進めていきたい。
  • 次のステップとしては、新事業展開も検討しており、より実践的なスキル向上を目指している。

事例10 生成AI活用体験による理解向上と業務への活用促進

企業情報

  • 業種・所在:運送業
  • 従業員規模:90名

現状・課題

 早期に業務システムを導入してきたが、現在は老朽化しクラウド移行も見据えた見直し時期を迎えている。業界的にもデジタル活用に対する意識は薄く、社内も旧来の仕事の仕方のままで、業務の属人化、サーバー運用の課題などの課題を抱えている。世の中の情勢を見ても、デジタル活用、DX推進に対応できる組織に変えていく必要性を感じている。
 社内のデジタルリテラシーを向上させたい。特にAI 活用の方向性整理など、実践的な活用方法を展開したい。

目指す姿・方向性

  1. ​生成AIによるデジタルイノベーションを“体感”する。
    「聞いたことはある」という認識から一歩進み、 実際に生成AIに触れることで、 速さ・便利さ・発想の広がりを体感する。
  2. 自分たちの業務で活かせる可能性に気づく。
    高度なIT活用を目指すのではなく、 日々の事務業務の中で「これなら使えそう」「これは楽になるかも」 と感じられる具体的な活用シーンを見つける。

研修概要

  • 研修名:『生成AI活用体験研修 ~AI活用の第一歩。知る・試す・想像する~』
  • 対象者:社長以下各部署責任者・社員(9名)
  • 時 間:1時間30分

研修カリキュラム

  • 世の中の変化とテクノロジーの発展
  • 生成AIとは何か?
  • 生成AIはどう使えるのか?(デモ&体験)
  • 自分たちの業務での活かし方
  • 利用上の注意点と向き合い方

研修の様子⑲  研修の様子⑳

受講者の声

  • 初めてAIに携わりました。今日の研修で初心者なりに理解出来ました。
  • AIの進化を知って、良い部分と悪い部分をしっかりと理解できて、大変良かったです。
  • 周知事項の確認や、その他の業務に活用出来ないか考えていきたい。
  • プライベートでも生成AIを利用して勉強していきたいと思う。
  • 車両の電子化に対応できればと思う。

研修後の状況

  • デジタルに馴染みが薄い社員が多いため、今回の研修は生成AIにテーマをに絞り込んだ。自身で触る機会を作ることで敷居を下げ、「利用できそうなツール」という感覚を持ってもらうことはできたと思う。AIツールを文章チェックや壁打ちなどに利用する社員も出てきた。自分たちでできる範囲でできることをやっていく方向で進めたい。
  • 来期からは、デジタルネイティブである若手を中心に、業務知識の習得とデジタル活用を組み合わせた育成をしていきたい。