本文
愛知県ヤングケアラー・ピアサポーター養成研修について
受講申し込み(2023年度)
申込にあたっては、申込者の情報(お名前や生年月日、連絡先など)に加えて、家族のケアを担った経験、志望動機、ピアサポーターとしての活動希望地域について、記入いただきます。
研修概要
修了後は、研修修了者として登録され、サロンを実施する県内市町村からの依頼を受けて活動いただきます。
●日程
2024年3月9日(土曜日)午前9時から午後4時30分まで
2024年3月10日(日曜日)午前9時から午後4時30分まで【2日間】
●会場
名古屋国際会議場(名古屋市熱田区熱田西町1-1)
1号館3階 会議室133・134
●受講料
無料(交通費は受講者負担です)
●募集人数
48名
●対象者 ※ページ下部のQ&Aもご確認ください
次の(1)から(3)までの条件を全て満たす人
(1) 家族のケア(幼いきょうだいの世話、介護、精神的サポート、通訳など)を担った経験がある、県内在住・在学・在勤の学生・社会人(18歳から30歳代前半まで)
(2) ヤングケアラーをサポートしたい人
(3) 2日間の集合研修の全カリキュラムに参加いただける人
●主な内容
ヤングケアラーやケアを受ける家族についての理解、相談支援の基礎知識等に関する講義・グループワーク、受講者同士によるロールプレイなど
●申込方法
事前申込制です。ページ上部のボタンからお申込みください。
●申込期限
一次募集 2024年1月10日(水曜日)
二次募集 2024年2月22日(木曜日)(一次募集で定員に達した場合、二次募集なし)
受講の可否は、各期限後、1週間以内にお知らせいたします。
●主催者
愛知県(委託先 みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社)
●お問い合わせ先
愛知県福祉局児童家庭課
電話 052-954-7468(ダイヤルイン)
電子メール jidoukatei@pref.aichi.lg.jp
●その他
詳しくは、実施要領を御確認ください。
前回の受講者からの声
前回(2023年3月)の受講者からの感想について、ごく一部ではありますが、ご紹介します。
●学生(大学2年生)
1人では学びきれないような、実体験にもとづくお話や情報を聞くことができて、大変貴重な機会でした。知識だけでなく、同じような仲間がいると気付けたことで、私も前向きに、色々な挑戦をしたいと思えました。サポーターとして、誰かを助けられたらと思います。
貴重な会を開いてくださり、ありがとうございました。
●学生(大学3年生)
ヤングケアラーについて学んでいくうちに、自分がヤングケアラーだったと自覚することができました。研修の中でケアラーについて基礎から学ぶことができたし、大学では学ぶことができない専門外の知識についても知ることができました。講義の振り返りをする中で、グループの人たちと交流することがすごく楽しかったです。次の研修でもぜひ積極的に取り入れていただけたらと思います。
また、当事者経験のある講師から生の声を聞くことができ、すばらしい経験となりました。研修を受けて、本当に良かったです。
●社会人
基本的な内容が多く、参加する上での不安が解消されたことは良かった。単元によっては、自身の知らないことを気付けることも良いと思った。
演習パートも実践性のある内容を含むため、少なからず役立つと思う。
Q&A
研修の受講対象者について
A.18歳未満の子どものときに、幼いきょうだいの世話、介護、精神的サポート、通訳といった家族のケアを担った経験がある人であれば、研修の受講対象者としております。ケアの頻度や時間などは問いません。
A.18歳未満のヤングケアラー当事者にとって話しやすいよう、近い年齢の人を対象とさせていただいております。
A.県内で活動いただく意向をお持ちでしたら、お申込みいただけます。なお、申込状況によっては、受講いただけない可能性もございますので、ご了承ください。
研修内容について
A.ヤングケアラーの概要、ピアサポートの理解、相談援助の基本、ケアを必要とする家族の理解、メンタルヘルス、セーフティネットといった科目について、専門家や当事者経験のある講師からの講義を予定しています。また、講義の間にグループワーク(演習)を設けて、受講者同士でコミュニケーションしながら学びを深めていただくとともに、受講者同士でのロールプレイにより、模擬的にピアサポートを体験いただきます。
研修修了後について
A.ヤングケアラー当事者同士が話し合う場(コミュニティサロン)の実施市町村からの依頼を受けて、活動いただきます。各ピアサポーターの活動希望地域と、実施市町村との兼ね合いもありますので、全員に市町村からの活動依頼を保障するものではありません。
A.ヤングケアラー・ピアサポーターとしての活動は、参加を強制するものではありません。ご都合に合わせて参加いただければと思います。
ヤングケアラーについて
A.「本来、大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子ども」とされています。詳しくは、こども家庭庁のホームページをご覧ください。