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依存症について

ページID:0254229 掲載日:2023年12月13日更新 印刷ページ表示

 1 依存症とは

 依存症とは、特定の何かに心を奪われ、「やめたくても、やめられない」状態になることです。

 人が「依存」する対象は様々ですが、代表的なものに、アルコール・薬物・ギャンブル等があります。
このような特定の物質や行為・過程に対して、やめたくてもやめられない、ほどほどにできない状態をいわゆる依存症といいます。

 ※医学的定義では、ある特定の物質の使用に関してほどほどにできない状態に陥る状態を依存症と呼びますが、本ページでは行為や過程に関してそのような状態に陥ることも含めて依存症として表現しています。

依存症には主に2種類あります

 依存症とは、やめたくてもやめられない状態に陥ることで、その種類は大きく分けて 「物質への依存」「 プロセスへの依存」の2種類があります。

 どちらにも共通していることは、繰り返す、より強い刺激を求める、やめようとしてもやめられない、いつも頭から離れないなどの特徴がだんだんと出てくることです。

「物質への依存」について

 アルコールや薬物といった精神に依存する物質を原因とする依存症状のことを指します。
 依存性のある物質の摂取を繰り返すことによって、以前と同じ量や回数では満足できなくなり、次第に使う量や回数が増えていき、使い続けなければ気が済まなくなり、自分でもコントロールできなくなってしまいます(一部の物質依存では使う量が増えないこともあります)。

「プロセスへの依存」について

 物質ではなく特定の行為や過程に必要以上に熱中し、のめりこんでしまう症状のことを指します。

依存症の問題とは・・・

 アルコール、薬物、ギャンブル等、依存しているものは人それぞれですが、依存症に共通することは、家族とのケンカが増える、生活リズムがくずれる、体調をくずす、お金を使いすぎるなど何かしらの問題が起きているのにもかかわらず、ほどほどにできない、やめられない状態に陥っているということです。大事なのは、そのことによって本人や家族が苦痛を感じているのかどうか、生活に困りごとが生じているのかどうかということです。本人や家族が苦しんでいるのであれば、それは改善が必要な状態ですので、依存症に関する正しい知識を身に付け、適切な対応をとっていくことが必要といえます。

 

依存症についてもっと知りたい方へ(厚生労働省ウェブページ)

(参考:厚生労働省ウェブページ)

2 相談機関等

 愛知県では、精神保健福祉センターと保健所において、依存症でお悩みの御本人や御家族の方の相談をお受けしております。また、自助グループ等においても相談活動等を行っています。

〇愛知県精神保健福祉センター(名古屋市を除く、愛知県在住の方が対象です

  ・精神保健福祉相談:(電話番号)052-962-5377 (受付時間)平日9時~12時、13時~16時30分

  ・アルコール電話相談:(電話番号)052-951-5015 (受付時間)平日9時~12時、13時~16時30分 

  ・ギャンブル等電話相談:(電話番号)052-951-1722 (受付時間)平日9時~12時、13時~16時30分

  ※面接相談を希望される場合は、予約制となっていますので、電話でお問合せください。

  ※名古屋市を除く、愛知県在住の方が対象です。

  なお、アルコール・薬物・ギャンブルをやめ続けるためのグループワークや薬物問題に関する家族教室も行っています。詳しくは、精神保健福祉センターのウェブページを御覧ください。

  ⇒精神保健福祉センターのウェブページ(相談案内)

 

〇保健所

 下記の相談窓口一覧を御覧いただき、お住まいの市町村を管轄する保健所にお電話ください。

 愛知県精神保健福祉相談窓口一覧 [PDFファイル/222KB]

 ※名古屋市にお住まいの方は、名古屋市公式ウェブサイト(精神保健福祉相談)を御覧ください。

 ⇒名古屋市公式ウェブサイト(精神保健福祉相談)

 

〇自助グループ等

 薬物・アルコール・ギャンブル依存症自助グループ [PDFファイル/41KB]

3 関連リンク

 

 

 

 

 

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