ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 組織からさがす > 義務教育課 > 令和5年度第1回愛知県幼児教育研究協議会の概要

本文

令和5年度第1回愛知県幼児教育研究協議会の概要

ページID:2023530 掲載日:2023年6月29日更新 印刷ページ表示

令和5年度第1回愛知県幼児教育研究協議会を開催しました。

 本会は、本県の幼児教育に関する諸問題についての研究協議を行う協議会です。第1回の会議では、昨年度からの継続協議題<幼児教育における「社会に開かれたカリキュラム」の実現をめざして~幼児期に育みたい資質・能力の理解に向けて~>について2年目の取組(事例集作成)に向けて御協議頂きました。その内容を報告します。

研究協議会の概要

令和5年度 第1回愛知県幼児教育研究協議会

日時: 令和5年5月30日(火曜日)午後2時から午後4時まで

場所: 愛知県三の丸庁舎 B203会議室

1 開会

2 愛知県教育委員会挨拶

3 委員等紹介

4 会長・副会長選出

5 会長・副会長挨拶

6 議事

(1) 令和4・5年度愛知県幼児教育研究協議会協議題について

  幼児教育における「社会に開かれたカリキュラム」の実現をめざして

   ~幼児期に育みたい資質・能力の理解に向けて~

(2) 令和5年度愛知県幼児教育研究協議会専門部会について

(3) 令和5年度愛知県幼児教育研究協議会開催計画について

【協議事項】

<協議内容>

 〇「社会に開かれたカリキュラム」をどのように社会に示していくのか

・各地域の現状について

・家庭や小学校、地域と連携するためにどのような取組や工夫をしているか

・どのような事例集にしていくとよいか                

<委員からの意見概要>

・令和4年度作成のリーフレットに掲載した保護者を対象とした事例は、ドキュメンテーション、掲示、対話等、発信の方法を組み合わせ、園の取組や子供の育ちについて、より理解を深めるための工夫を紹介している。

・我が子は、園で折り紙や空き箱を使って、自分で作ったものを大事に持ち帰ってくる。先生に言われたからではなく、遊びの中で自分で考えて何かをしている。こういう自分で考える力はこれから役立つ力だと思う。

・園は社会に何を伝えたいか。子供の目が輝いた時、心が動いた時の様子や育ち、そのプロセスを伝えたい。本当は写真が撮れるといいが、その瞬間の写真を撮ることは難しい。活動そのものが主体的でないと、そういう姿は出てこない。

・学校同様、園でもデジタル化が進み、アプリの導入等、デジタルでの発信が多くなってきており、手段も多様になってきている。個人情報保護の課題に配慮しながら取り組んでいるが、個人情報の保護については民間企業の知恵を借りるという方法もある。

・ドキュメンテーション等については、配信することがよいことなのではなく、それを通して何を伝えるかが重要。園や保育者は何を伝えていくのかが、本当に大事なところである。

・発信の方法はいろいろあり、伝える対象が保護者なのか、小学校なのか、地域なのか、その発信先によっても違ってくると思うが、何を伝えるかがかなり大切である。

・子供に育みたい力を保護者と共有し、一緒に取り組んだらうまくいった、一緒に取り組んだら子供にこんな力が育った、というような事例があるとよい。

・園で育んだ力が小学校生活ではこのように生かされる、という事例は小学校教員にも参考になる。5歳児から小学校1年生の架け橋期のカリキュラム作成について、参考となるものがあるとありがたい。

・幼保小の話し合いでは、就学時の個々の子供の配慮事項について情報共有することはよくあるが、教育内容までは共有できていない。小学校側は園のことをあまり知らない。教育内容にまで踏み込んで伝え合う好事例があると参考になる。

・何をどう伝えると、幼児教育の重要性や小学校につながる力が理解され、子供たちが小学校でもさらに安心して学びを深めていけるか、というところも事例に含めていけるとよい。

 

7 連絡・依頼事項

8 閉会

 

配付資料

次第 [PDFファイル/75KB]

資料1~13 [PDFファイル/2.89MB]

 

問合せ

愛知県 教育委員会事務局 義務教育課

E-mail: gimukyoiku@pref.aichi.lg.jp

Adobe Reader
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)