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県立愛知看護専門学校 学校概要
県立愛知看護専門学校 学校長からのメッセージ
学校長からの御挨拶
本校は、昭和48(1973)年の開校から現在まで49年間看護師基礎教育に努め、約3,200名を超える卒業生を保健・医療・福祉の様々な分野に輩出してまいりました。しかし、令和4(2022)年以降の学生募集を停止し、令和6年(2024)年3月をもって閉校することになりました。
現在、在校生は2・3年生となりましたが、先輩方が築き上げてきた伝統を引き継ぎ、本校の教育理念であります「生命を尊重し人との関わりを大切にできる看護の実践者」を育成すべく、教職員一同、質の高い教育活動を続けて参りますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。
令和4年4月1日
県立愛知看護専門学校
学校長 大谷 美香
教育理念
本校は、生命を尊重し、人とのかかわりを大切にできる看護実践者を育てます。
看護は、社会生活を営んでいるあらゆる健康状態にある人々の健康問題に関わりながら、生活の質の向上を目指すものである。そのためには、看護の対象である人間を多面的に理解し、一人ひとりが個別性をもつかけがえのない存在であることを認識しなければならない。人間は環境との相互作用により生命を維持し、日々の生活を営んでいる。人々は、いつも、よりよい生活を求め、自分らしく生涯を全うしようとしている。そのために、誰しも健康を願い、身体的、精神的、社会的に調和が保てるよう自ら働きかけようとする。
看護は、健康を人々の生きる手段としてとらえ、人々の健康の質を高めようと働きかける。健康な人に対してはより健康を、健康障害をもつ人に対しては健康回復と病状の安定を、現在の医療で回復が望めない人に対しては最期までその人らしく生きられるよう援助しなければならない。
看護師は必要な看護を見定め、それらへの対応を判断し、さらにはケアを提供できる能力を備えていなければならない。
本校では、看護の実践能力を有した看護師を育成するために、関係法規を遵守のうえ、より一層の教育環境の充実を図り、学生が主体的に学べるよう配慮する。
また、学生の学ぼうとする力を育み、学生のもてる可能性を高めることができるような学生・教員関係を築く。
教育目的
教育目標
- 看護の対象である人間を身体的、精神的、社会的に統合された存在として幅広く理解する能力を養います。
- あらゆる健康状態にある対象に、科学的根拠に基づいた看護実践ができる能力を養います。
- 保健医療福祉チームの一員として協働し、看護の役割を果たす能力を養います。
- 多様な価値観を受容し、専門職としての倫理的態度を養います。
- 社会の変化に対応できるよう、主体的に学び続ける能力を養います。
課程・修業年限
課程 | 修業年限 | 入学定員 |
---|---|---|
医療専門課程 第一看護科 (3年課程) |
3年 | (募集停止) |
基礎分野 | 専門基礎分野 | 専門分野1・2 | 統合分野 |
---|---|---|---|
科目名 | 科目名 | 科目名 | 科目名 |
論理学 | 形態機能学 | 基礎看護学 | 在宅看護論 |
倫理学 | 代謝学 | 成人看護学 | 看護管理 |
心理学 | 栄養学 | 老年看護学 | 医療安全 |
教育学 | 病理学総論 | 小児看護学 | 災害看護 |
人間工学 | 微生物学 | 母性看護学 | 総合看護演習 |
情報科学 | 疾病治療論 | 精神看護学 | 臨地実習 |
社会学 | 精神保健論 | 臨地実習 | 在宅看護論実習 |
人間関係論 | 薬理学 | 基礎看護学実習 | 総合看護実習 |
文学 | リハビリテーション概論 | 成人看護学実習 | |
英語 | 医療概論 | 老年看護学実習 | |
ポルトガル語 | 環境保健論 | 小児看護学実習 | |
保健体育 | 社会福祉論 | 母性看護学実習 | |
医療関係法規 | 精神看護学実習 | ||
看護関係法規 | |||
計 13単位 | 計 21単位 | 計 51単位 | 計 12単位 |
県立愛知看護専門学校 校歌
県立愛知看護専門学校 校歌 [その他のファイル/1MB](49回生の斉唱を録音したものです。音量に注意。)
県立愛知看護専門学校 校歌歌詞・楽譜 [PDFファイル/499KB]
お問合せ
県立愛知看護専門学校
電話: 0564-21-2041
E-mail: aichi-kango@pref.aichi.lg.jp