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2026年7月22日(水曜日)午前10時

ページID:0670573 掲載日:2026年10月15日更新 印刷ページ表示

 

1 知事発言

 おはようございます。それでは、7月22日水曜日、定例記者会見を始めさせていただきます。

 今週は月曜日までが海の日に絡んだ3連休ということでございまして、1日空けて、水曜日ということでございます。

(1)青い羽根募金への協力について

 お手元にあります青い羽根募金への協力についてでございます。私も青い羽根をさせていただいております。

 これ、後ほど皆さんにお配りしてちょうだいね。用意してお配りをさせていただきます。

 こういうピンでというか、普通の赤い羽根と一緒ですけど、刺すやつとですね、ペたっと貼るやつがありますけど、すみません、貼るやつはやっぱりちょっとすぐ取れるので、私は、ちょっと今、この取れないように刺すやつでやっておりますが、お好みでね、またお配りしますので、是非お使いをいただきたいと思います。

 ありますように、公益社団法人日本水難救済会は、7月20日「海の日」を中心に、7月・8月の2か月を「青い羽根募金強調運動期間」として、海難事故などの救助活動にあたる全国のボランティア救助員の活動を支援するため、青い羽根募金を実施をしております。

 これを受けて、本県では、7月17日から31日までのですね15日間、青い羽根の一斉着用を呼び掛けております。

 この募金は、全国のボランティア救助員の方々が海難救助を行うための救助資機材や、救助船の燃料の購入などに充てられます。ライフジャケットやロープ、また燃料に充てるということです。

 夏休みに入り、水に関わる事故が多く発生する時期です。愛知県としても、水難救済会の活動を応援をしてまいります。皆様の御理解、御協力をよろしくお願いをいたします。

 日本水難救済会は、1889年(明治22年)に設立をされた団体です。全国の(海に面する)道府県、40に地方水難救済会がありまして、1,300以上ある救難所等に、漁業従事者や会社員など約5万人がボランティア救助員として所属をし、救助活動をしていただいております。

 この青い羽根募金活動は、1950年から開始をしておりますということで、今年もそういうことでありますので、よろしくお願いをいたします。

(2)熱中症警戒アラートの発表について

​ それでは冒頭、予定にはありませんでしたがですね、私からですね、本日も熱中症警戒アラートが出されております。お手元に資料をお配りさせていただいておりますが、この熱中症警戒アラートにつきましてですね、まず私から申し上げたいというふうに思っております。

 本日ですね、今年6回目の熱中症警戒アラートが発表をされております。今年はですね、7月15日に県内で初めての熱中症警戒アラートが発表されまして、今日で6日目、6回目ということに相なっております。

 昨年はですね、6月に1回、そして7月には17回ということでありますが、まだ今年はですね、今日7月22日までですが6回目と。6月には一度もありませんでした。今年は梅雨明けが7月20日、おとといでしたということと、梅雨時がね少し涼しかったということもありまして、熱中症警戒アラート、7月15日から始まって、15・16・17・20・21・22ということでございます。本日も6回目の熱中症警戒アラートが発表をしております。エアコンを適切に使用し、外出はできるだけ控え、暑さを避ける。熱中症のリスクが高い方に声をかけていただく、ふだん以上に熱中症予防行動の実践をしていただくということで、よろしくお願いをいたします。

 そしてですね、それ以上にですね、私からも改めて県民の皆様にお声掛けをさせていただきます。

 昨日ですね、愛知県でもですね、豊田市におきまして40度を超えて、酷暑日ということに相なりました。日本で一番暑かったのは多治見ということでございます。そして、本日もですね、午前8時時点の予想最高気温でございますが、愛知県内にはですね11か所のこの定点観測の地区がございます。アメダスと合わせての観測地点11か所ございますが、そのうち、今日午前8時時点でですね、3か所が41度の予想最高気温ということでございます。県内、春日井、豊田、安城の3か所ということでございます。これはまさに初めてということでございます。

 私も、予想最高気温が40度を超えるなんていうのは記憶にありません。初めてでありますし、昨日も、そして今日も明日もということでございますので、これは大変厳しい状況でございます。

 ということで、このようにですね熱中症警戒アラートは御注意をいただきたいということでございますが、それ以上にですね、まさに酷暑日で40度を超える日、昨日も40度を豊田で超えました。今日もですね、予想最高気温、愛知県内3か所で41度の最高気温予報ということでございます。かつてない状況でございます。したがいまして、県民の皆様に私から改めてお声掛けをしたいと思います。

 この暑さはですね、まさに災害級の暑さであります。まさに命に関わる危険な状況、危険な暑さと言っても過言ではないと思います。まさしく酷暑の到来ということでございます。県民の皆様にはですね、今日は、日中、ひなたなどへの不要不急の外出は極力避けていただきまして、それもできる限り短い期間にしていただく。それから、日陰を選んでいただく、日傘を差していただく。そして、できるだけ日中、ひなたはですね、クーリングシェアということで涼しいところ。公共施設も含め、ショッピングセンターなど涼しいところ、冷房の効いたところに身を置いていただき、そして、できるだけ涼しい場所を確保して、身を置いていただき、小まめに水分を取っていただいて、熱中症等に十分お気をつけをいただいて、お健やかにお過ごしをいただきますようにお願いを申し上げる次第であります。

 この暑さは、これまで経験したことのない暑さだと思います。まさに災害級の暑さであります。命に関わる危険な暑さ、状況だと言っても過言ではありません。

 是非ともですね、自らの身は自ら守るということで、日中、ひなたの外出はできるだけ避けていただき、涼しいところに身を置いていただいて、水分を小まめに取って、十分休養を取っていただいて、この熱中症等にお気をつけをいただきたい。そのことを切にお願いを申し上げたいというふうに思っております。

 でもって、あわせてですね、お手元に県民へのメッセージとですね子供さんへのメッセージ、二つを改めてお配りをさせていただいております。

 今年はですね、去年が6月にですね猛暑日が、6回あったのかな。ということで、相当暑かったと。去年の梅雨明けが6月27日ということでございましてね、通常よりは20日ぐらい早かった。今年7月20日で、23日遅いんですが、これが大体平年並みということなんですね。なんで、去年が非常に早かったので、なので、5月の末、5月25日にですね、正直、ちょっと早いかなと思いましたけれども、早めに熱中症等へのですね警戒のメッセージを発した方がいいということで、5月の25日付けで出させていただきました。御覧をいただければと思います。

 一つは、県民の皆様への熱中症予防に係る知事メッセージということでございます。

 熱中症は、適切な予防をすれば防ぐことができます。体を暑さに慣らすとともに、昼夜を問わずエアコン等を上手に使用して温度調節を行う、喉が渇いていなくても小まめに水分・塩分を補給するなどの熱中症対策を心掛けましょう。熱中症警戒アラートが暑いときには発表されます。そのときにはお気をつけをいただきたいということでございます。

 そしてもう一つ、子供たちへのメッセージということでございます。同じ内容です。

 熱中症対策には予防が大切です。小まめに水分や塩分を補給する。通気性のよい服装で過ごす。直射日光を避けるため帽子をかぶるなどの適切な方法で予防してください。熱中症警戒アラートが発表されたら、外での活動を控え、室内でエアコン等を上手に使って過ごすようにしてください。ということで、体の調子がいつもと違うと感じたら、無理をせず、早めに休んだり、周りの大人に伝えるなどして、健康で安全に過ごしてください。

 そして、保護者の皆様、地域の方々におかれても、子供たちに積極的に声掛けをしていただくなど、健康で安全に過ごすことができるように御配慮をお願いしますというメッセージを、この二つともですね、5月25日付けで出させていただいておりますので、またお手に取っていただいて、また私どもしっかり周知をしていきたいと思いますので、また皆様にもよろしくお願いをいたします。

(3)「2027年度国の施策・取組に対する愛知県からの要請」について

 (【知事会見】「2027年度国の施策・取組に対する愛知県からの要請」について(2026年7月) - 愛知県)

 さて、それではですね、私からの発表事項、2点今日はまいります。簡潔にまいりますので、よろしくお願いをいたします。

 1点目でございます。「2027年度国の施策・取組に対する愛知県からの要請」についてでございます。

 7月30・31、来週木金の2日間、政府予算の概算要求に向けて要請活動を行います。

 今回の新規要請項目は、別紙にお示しをした16項目であります。

 ポイントとなる項目を幾つか申し上げます。

 一つ目が、8番の「水素・アンモニア施策への支援」に関する要請です。

 愛知県では、東京都の小池知事を始め、全国の有志の知事・市長の連名による「激動の国際情勢下での水素社会の実現に向けた一層の取組強化を求める緊急声明」を取りまとめ、5月29日に高市総理へ要請活動を行いました。今回は、その緊急声明を踏まえ、新たに、水素・アンモニア施策へのGX経済移行債の割り当て拡充や延長、国で創設される『「強く豊かな日本」投資枠』の十分な割り当てによる支援体制の構築等を要請をしてまいります。

 これはですね、私ども愛知県は、2030年度までに燃料電池商用車、FC商用車7,000台を県内に導入するという意欲的な目標を掲げて取り組んでおります。そういう中でですね、5月29日、高市総理に、東京都小池都知事、私、そして福島県の内堀知事始めですね、皆さんと一緒に要請を行わせていただきました。高市さんからはですね、まさにピンチをチャンスに変えていくときだと。官民連携による水素大動脈構想など、政府として推進していくという力強い発言をいただいております。

 続いて二つ目、12番の「中東情勢による影響への対応」です。

 昨今の中東情勢の混乱長期化により、燃料油、石油関連製品の価格高騰・供給不安が懸念され、先行きが見通せない不安定な状況が続いております。

 このことは愛知県の主要産業である製造業を始めとする幅広い業種の中小企業の活動に影響を及ぼすものであるため、現行の緊急的激変緩和措置を継続するとともに、供給過程における目詰まりの解消に向けた取組を強化するよう、要請をしてまいります。

 これにつきましてはですね、私ども、県内100か所に設置した相談窓口に寄せられた声を参考として、6月議会でですね、中東情勢を踏まえた中小企業対策パッケージを取りまとめて、資金繰り対策として、7月3日から愛知県の信用保証協会の信用保証料の2分の1、補助するという仕組みをですね、今年度末の3月末まで、この中東情勢を踏まえた緊急対策パッケージの融資対策、資金繰り対策として行うということも含めて発表させていただきました。債務負担行為53億円も含めたですね、融資対策、融資枠2,700億円でですね取り組ませていただいております。そうしたことへの支援の要請ということでございます。

 続いてですね、三つ目が、36番の「流域治水、渇水対策、上下水道一本化等に対する支援の強化」に関する要請です。

 今年、東三河地域で危機的な渇水が発生するなど、流域治水、渇水対策の重要性が増しております。また、持続可能な上下水道の実現に向けて、全国初となる県と市町村による「上下水道一本化」を着実に推進する必要があります。これらの取組を進めていくためには、国の一層の支援・協力が不可欠であるので、総合的に水管理を行う取組に対する支援を強化するよう、要請してまいります。

 これは、西三河地域で2025年12月に矢作川流域上下水道広域連携協議会を立ち上げました。続いて、2026年1月に東三河地域で豊川流域上下水道広域連携協議会(仮称)準備会を立ち上げさせていただきまして、両三河地域でどんどん進めておりますので、その支援をお願いをするものでございます。

 四つ目が、45番の「東京23区規制の延長」に関する要請です。

 2028年3月末に期限を迎える「東京23区内の大学等の学生の収容定員の抑制」について、地域における若者の進学・就職を促進し、地方大学の振興及び地域産業の活性化、持続的発展を図るためにも、期限を延長するよう、要請をしてまいるものでございます。

 これは、2018年にですね、全国知事会の国への要請を受けて、2018年に地域における大学の振興及び若者の雇用機会の創出による若者の修学及び就業の促進に関する法律が成立をし、法律によって、東京23区内の大学定員の規制がスタートいたしました。定員を減らせではなくて、今より増やすなということでございます。減らせということではないので、なのでですね、結果として、現時点でも、法施行後8年が経過をいたしましたが、東京の大学への流入超過はですね、2015年が7万2,318人、2025年が8万1,089人ということでですね、10年間で逆に1万人ぐらい増えているということでございます。全国の大学生に占める都内の大学生の割合が25パーセントを超える水準で高止まりしているということで、大学生の東京一極集中が、改善というどころか、むしろ進んでるという状況でございます。

 でもって、この法律による規制が2028年3月31日で満期、期限を迎えるということでございます。1年半後ですね。なので、内閣官房は今年6月に有識者会議を立ち上げました。私が全国知事会を代表して、この委員としてですね会議に参画をしております。私ども愛知県としての問題意識を踏まえながら、この間、全国知事会でも御意見をいただきました。これから全国知事会のメンバーの皆さんから御意見をいただいて、私からも意見表明をさせていただきたいと思います。

 これは私ども愛知県の意見でございますが、やはり国の会議で申し上げるときは、私の、愛知県の意見というよりも、全体の意見を取りまとめてね、みんなの意見を代表して言わなきゃいけませんので、それを取りまとめて意見を申し上げていきたい。全国知事会としても、国へ必要な申し入れも併せて行っていきたい。これはみんなの意見をまとめてやりたいというふうに思っております。

 続いて、「公立病院の機能強化」に関する要請として、23番の「公立病院の施設整備に対する補助制度の創設」です。

 建設費の高騰が進む中、今後予定している新愛知県がんセンターの整備など、地域医療の中核を担う公立病院の機能強化を着実に進めていくため、今年6月に改訂された「PPP/PFI推進アクションプラン」、これは政府のねアクションプランで、施設整備に対する補助制度の創設などを講じるよう、要請をしてまいります。

 ということでございまして、これはですね、私どもでは、愛知県では、新がんセンターを今、整備に向けて、今取組を進めております。

 昨年、25年の3月に基本計画を策定をし、そして、この6月議会にですね、この基本計画を踏まえまして、病院棟、研究棟、エネルギー施設、飲食・売店施設、四つの施設に分けて現地建て替えで順次整備を進め、2034年度末の完成を目指して、今年度から1年半かけて基本設計に着手するということで、予算取りもさせていただきました。

 6月に改訂された国の「PPP/PFIアクションプラン」では、新たに国公立病院が重点分野に追加されました。このPFI及びPFI以外のPPP手法、民間活用を導入する手法を導入する国公立病院等への施設整備の財政支援を行うことが明記をされました。具体的にはこれからですけれども、このPFIのアクションプランでその方針が示されましたのでですね、ある意味では、この国公立病院の民間活力導入、PFI導入への財政支援というモデルケースは、私ども愛知県がんセンターをモデルケースにして考えていただいておりますので、私どもとしてはですね、それを引き続きやっていきますが、国へも併せて財政支援等、要請をしていきたいというふうに思っております。

 先週の全国知事会でも、PPP/PFI手法での病院建て替えについての国の財政措置の拡充、地方交付税措置の拡充について、私からも発言をさせていただきました。

 と申しますのは、全国で大型の公共建設事業が全部止まっております。特に病院はですね、基本止まっております。当面ですね、1か月とか1年とかですよ、1年2年は何とか維持修繕等でやれてもですね、じゃあ5年10年、その建物でもつかといったらですね、多分それはもたないということでありますが、手元の建設費が基本倍になってしまったのでですね、もうみんな、一つの病院を建て替えて100億200億ならいいですけど、そんなんじゃできないのでですね、300、400億でももうできないのでですね、ちょっとした病院は。

 そうなるとですね、財政規模にもよりますけれども、我々でも相当厳しいということでありましてね。なので、できるだけ民間資金を導入し、民間活力を入れながらやっていく。そうした公費をできるだけ節減をしていくという努力をしていく。そうした公立病院について、国の財政支援をお願いしたいという要請ということでございますので、よろしくお願いをいたします。

 あわせてですね、44番の「病院事業債に係る財政措置の拡充」であります。

 公立病院の新設・建替等に係る病院事業債に対する交付税措置については、建築単価の上限の引上げなど、更なる財政措置の拡充についても要請してまいります。

 病院事業債で交付税措置というのはあるんですけれども、やっぱり国の制度でよくあることで、建設単価の上限が決まっているんですね。ぜいたくなものを作って、じゃあ財政支援するのはいかんぞということで、単価決まっているんですけど、その単価がですね、もう実態に合わないということでございます。

 こうした項目を始め、「道路・鉄道・港湾・空港等のインフラ整備」、「次世代産業の推進」、「女性の活躍促進」、「医療・福祉の充実」、「休み方改革」、「防災・減災対策」、「カーボンニュートラルの実現」など、県政各般にわたる重要項目について、愛知県の実情や課題をしっかりと国に伝え、必要な支援や協力が得られるよう、強力に働き掛けてまいります。

 なお、7月30・31日の要請先等詳細な日程については、現在調整中でございまして、決まり次第、改めてお知らせをいたします。ということがまず1点目でございます。

 それでですね、この国への要請の成果で、公共事業関係でいえばですね、道路では、2026年1月に名岐道路が有料道路事業として認可をされ、スタートいたしております。26年3月は、三遠南信自動車道の県内全区間が全線開通をいたしました。そして、国道155号豊田南バイパスは、今年度全線開通予定。豊田の貞宝のところまで行くやつということでございます。それからですね、浜松湖西豊橋道路、一宮西港道路、名古屋三河道路は、都市計画・環境アセスメントの調査を進めております。

 それから、明治用水頭首工の漏水事故発生からちょうど、この5月で丸4年でありますが、上流から見て左側、左岸側の復旧工事は6月をもって完了いたしました。再発防止策として、この秋から右岸側の恒久止水矢板も設置をいたします。着実に進んでいるということでございます。

(4)株式会社セールスフォース・ジャパンとの連携協定の締結について

 (【知事会見】株式会社セールスフォース・ジャパンとの連携協定の締結について - 愛知県)

 最後にですね、株式会社セールスフォース・ジャパンとの連携協定の締結について申し上げます。

 愛知県では、この度、世界的な企業向けクラウドサービス企業である株式会社セールスフォース・ジャパンと、「愛知県におけるスタートアップ支援及びデジタル技術活用による県の業務やサービスの変革の実現に向けた連携に関する協定」を締結することになりました。

 セールスフォースは、1999年にアメリカ・サンフランシスコで創業されたクラウドサービス企業であります。顧客管理システムを中心としたクラウド型ソフトウエアを提供し、世界15万社以上にサービスを展開しております。この分野の世界的なリーディングカンパニーです。同社は、デジタル技術を活用した業務変革や人材育成などの分野においても豊富な知見と実績を有しております。

 今回の協定締結のきっかけは、2024年5月、2年前5月に私がアメリカを訪問し、シリコンバレー、サンフランシスコを訪問して、セールスフォースの本社を訪れました。そこでSTATION Aiプロジェクトにおける連携などについて提案したことを契機として、その後、同社の日本法人であるセールスフォース・ジャパンと協議を重ね、この度、協定締結の運びとなりました。

 この協定では、「スタートアップ支援に関すること」、「県民の利便性向上など行政のデジタル化・DXに関すること」、「デジタル人材の育成に関すること」の三つを柱として、連携・協力を進めてまいります。

 まず、スタートアップ支援では、STATION Aiにおけるセミナーやワークショップの開催などを通じて、県内スタートアップの成長支援に取り組んでまいります。

 行政のデジタル化・DXやデジタル人材の育成では、県や市町村の職員を対象とした研修、ワークショップを実施することにより、職員一人一人のDX推進に対する理解を深めるとともに、デジタル技術の活用促進に取り組んでまいります。

 協定締結にあたっては、あさって24日、株式会社セールスフォース・ジャパンの代表取締役会長兼社長である小出伸一さんにお越しをいただいて、愛知県公館で協定の締結式を行います。

 愛知県といたしましては、今回の協定締結を機に、セールスフォース・ジャパンの知見も生かしながら、STATION Aiを核とした愛知のスタートアップ・エコシステムの更なる発展を図るとともに、行政のデジタル化・DXやデジタル人材の育成を一層推進し、県民サービスの更なる向上につなげてまいります。

 ということでございまして、セールスフォースという会社はですね、クラウドを使って、顧客管理システムを中心としたクラウドサービス分野での世界的な企業ということでございます。日本でも、そして世界的にも、これはトヨタ自動車さんと提携をしてビジネスを進めているという、大変その点は有名なところでございますし、創業者兼CEOのマーク・ベニオフさんと豊田章男会長、非常に個人的にも親しいというふうにお聞きをいたしております。

 ということで、今回、私どももですね、STATION Ai、そしてスタートアップ、イノベーション、そうした点でですね、セールスフォース・ジャパンのですね、セールスフォースの皆さんのね、お力を頂ければということでございます。

 なお、このデジタル化、DXやスタートアップ支援などのですね民間企業との協定締結の例としては、2020年12月に日本マイクロソフトとの包括協定を結んでおります。また、2023年3月には、フォーブスジャパンを運営しているリンクタイズ株式会社さんとも協定を結んでおりまして、今回、セールスフォース・ジャパンさんともそうした形での協定を結んで、特にスタートアップ、イノベーションをね、しっかりやっていければというふうに思っております。

 私からは以上です。

2 質疑応答

(1)副首都構想について

【質問】 今日、参議院の特別委員会で審議入りする副首都構想についてお伺いします。

 愛知・名古屋が人口や経済面において適地であるという御認識は、これまでの会見で伺ったとおりかと思うんですけれども、副首都が愛知・名古屋になった場合、どのようなメリットがあるとお考えか、お願いいたします。

【知事】 メリットというかですね、今、法律の審議をされているところでございますのでね、その法案の審議をね、それは見守っていきたい、注視をしていきたいというふうに思っております。

 衆議院は自民・維新、与党が4分の3ありますから、圧倒的多数で可決をされましたが、参議院は少数与党ということで、今現段階でもまだ過半数が見えていないということかと思います。なのでですね、昨日、昨日じゃない、今日からか。今日から参議院での審議が行われ、今日、明日の審議日程は決まったというふうに聞いておりますが、今日審議やって、委員会で審議やって、明日、連合審査ですかね、ということで、そこまでは決まったということでございますが、会期はこの25日土曜日までなので、土曜日普通やりませんので、そうすると、24日金曜日どうなるかということでございますが、いずれにしてもですね、今、与野党で十二分に審議をされているところなので、その点はですね、しっかりとその状況は注視をしていきたいというふうに思っております。

 なので、メリットというか、そこは国会で審議をいろいろされておりますから、それ以上のことはね、私が今のこの段階で私の立場でね、申し上げるのは少し控えた方がいいのかなというふうには思っております。

 メリット・デメリット、両方いろいろあろうかと思いますのでね、そこは十二分に国会で審議をしていただきたいというふうに思っております。

 なお、一般論的に申し上げますとね、やはり東京が首都。首都という定める法律はないんですけれども、東京には政府機関が全部ありですよ、日本国憲法で規定されている国民主権の代表である国会が東京にあり、その国会で指名された首班、内閣総理大臣始めですね政府の機関がですね、内閣総理大臣、それから各省大臣及び政府機関の中枢は東京にありということでありますし、当然一番のポイントは、やはり何といっても、天皇陛下、天皇皇后両陛下がですね東京の皇居にお住まいであると、おられると、皇室も東京におられるということでございますので、そういう意味では、日本の首都・東京に次ぐバックアップ機能がある副首都であると。首都機能を代替する地域である、首都機能を代替する大都市圏域であるということをですね、この法律が成立し、私どもがその指定を受けることができればですね、東京を代替する、日本の首都である東京、そして首都機能を代替する、東京を代替する、そして首都機能を代替する大都市機能を有する圏域である、地域であるということが公に認められるということでありますのでですね、それはやはりそういう意味での位置づけ、それからアナウンス効果、そうしたことは計り知れないものがあるというふうに思っております。ある意味のブランディングの大きな一つであることは間違いないというふうに思います。

 なので、私どもね、これまでにもですね、現実問題として、愛知は日本の成長エンジンである、そしてまさに日本の産業首都である、産業・経済の中枢であるということを申し上げてまいりました。製造業の生産額が58兆円を超えて過去最高を更新をし、第2位、第3位の静岡、大阪が19兆円台なので、3倍あるということで、日本の産業の中心である、中枢であるということは数字上からも明らかになっておりますし、それを、私ども自動車産業、製造業とコラボしながらですね、愛知県政として一緒になって盛り上げて、この十数年で製造業の生産額が60パーセント増えました。37兆がですよ、2011年37兆が、2023年でですね、13年経ってですね58兆円で、60パーセントアップって、これは並みのことではない。日本全体は横ばいなんですからですね。ということと、県別のGDPも過去最高を更新し、46兆を超えてですね、大阪よりも上回って、全国2位であるということで、経済の中心であるということは数字上からも見てとれるといいますかね、我々それを目指してやってきましたから、そういう成果は出ていると思いますが、それに加えてですね、この副首都法案が成立をされですね、仮にですよ成立をされて、私どもがもちろんこれ手挙げないけませんけども、成立すれば手を挙げる用意はしておりますので、速やかにですね、間髪を入れず、それは手を挙げていきたいというふうに思っておりますが、それで私どもが指定をされ、選ばれるということになりますれば、産業・経済の中心という位置づけに加えて、日本の首都である東京、そして首都機能の代替機能を持つ大都市圏だということをですね、法律でもってですよ名実ともに認めていただけるということなので、まさにそのアナウンス効果、ブランディング効果というのはですね、計り知れないものがある、大変大きなものがあるということだと思っております。

 ただ、今、今日明日あさってと、今週、法案審議の山場を迎えておりますので、そのことについてはですね、国会の審議を見守りたいというふうに思っております。

 一般論としてといいますかね、仮に法案が通った場合にはそういうことではないかというふうに思っております。

 以上です。

(2)アジア・アジアパラ競技大会の盛り上げについて

【質問】 アジア・アジアパラ大会についてなんですが、開幕まで2か月を切って、東海エリアではかなり浸透してきていると思うんですが、先日の全国知事会議でも知事の方から発言はあったと思うんですが、これをさらに全国のナショナルイベントとして、チケット販売も含めてなんですけど、もっともっと促進していく、あと最後の追い込みとしてはどういった方策をお考えでしょうかということを伺います。

【知事】 というかですね、あと2か月をちょうど切りましたが、これから様々にですね、こうしたですね大規模な、総合的な国際スポーツ大会でありますので、これにつきましてはですね、やっぱり一つ一つ手順が、段取りはもう決まっているわけですね。

 基本、アジアのオリンピックなんですね。だから、オリンピック仕様と一緒なわけですね。現に、アジア・オリンピック評議会、OCAの主催、OCAと、我々AINAGOCですね、愛知・名古屋組織委員会との主催であります。なので、オリンピック仕様なので、これからその手順を踏んでですねやっていくということで、いろんな意味での大会準備はどんどん進んでおりますが、その一つとして、明日、23日にね、ドローセレモニー、抽せん会があって、大会のですね組合せ、試合の組合せが、基本全部決まっていくという中で、今チケット販売をさせていただいている。

 その後、8月はですね、次は聖火リレーが始まっていきますので、その前の採火式ね、をやります。

 これは、一つは東京でね。今まで日本でやったのは、昭和33年のですね、1958年の東京でのアジア大会、それから、32年前のですね、1994年のですね広島でのアジア大会の2か所でありますから、聖火は東京で採る、それからまた広島で頂いてくるということをやって、そして聖火として合体をして、そしてまた聖火リレーを行っていく。

 それから、それが終われば、次はパラ大会でまた聖火の採火式をやり、そしてまたパラ大会での聖火リレーもやっていくということなどなど、いろんなことを踏まえていきながらですね、しっかり盛り上げていく。

 そして、一番の盛り上げは、やはり大会会場はですね、私ども前からもずっと申し上げておりますが、機能的で簡素で合理的なですね国際スポーツ大会の一つのモデルにしたいということで、基本、施設を新築したのは瑞穂のスタジアムとIGアリーナの二つでありまして、あとは既存施設の改修でやってきているということなので、そういう中で、愛知県内の、愛知・名古屋だけの会場ではなくて、水泳、馬術は東京にお願いをし、そして自転車競技の室内はですね伊豆のベロドロームで。これは東京オリンピックもそうでしたけど、お願いをし、あと、女子サッカーは静岡エコパと大阪長居、ホッケーは岐阜のね各務原のホッケー場といった形で、既存の施設、国際大会ができる仕様の施設をお借りしてやっている。だから、全国的な広がりがね、東・名・阪とありますので、そこで今、チケットをね、どんどん発売をさせていただいているということであります。そういったことをしっかりやりながらね、また盛り上げていくということではないかなと思っております。

 現にですね、もう東京、静岡、岐阜、大阪ということで、愛知県以外のところには、私からそれぞれの知事さんにも直接お願いをもう既にさせていただいておりますし、それぞれの知事さん、それからまたそれぞれの地域の経済界の皆さん、それから関係の企業の皆さん、スポーツ団体の皆さんにももう既にお願いさせていただいておりますので、そういったことをやっていきながら広げていき、観戦にお越しいただけるお客さんを増やしていくことが、広がっていくということにつながるのかなというふうに思います。

 PRはね、もう今回のアジア大会、パラ大会のスポンサー企業にもなっていただいている、例えばJR東海さんがもう新幹線の座席のところに全部、「アジア大会」(「パラ大会」)とぺたぺたぺたぺた貼っていただいておりますし、駅のねホームのところにもですね、アジア大会(・パラ大会)のやつが、東京にも大阪にもねしっかりとラベリングをね、やっておりますし、ラッピングやっていただいておりますし、名鉄さんにもやっていますね、いろんな場所場所で私どもPRさせていただいておりますし、今回、全国中継、アジア大会の全国中継をされるのはTBS、CBC系でございますので、もう既にどんどん大会の宣伝をですね、スポーツニュース等々中心にどんどんやっていただいておりますし、新聞系では、報道では中日新聞さんと読売新聞さん系ですかね、どんどんPRしていただいておりますので、そういう意味では、そういった形で盛り上げていくということではないかなと思います。

 いずれにしろ、組合せが決まればね、私は相当盛り上がって。個人種目はね、陸上とか水泳とかね、個人種目はもうあれですが、これも選手が発表されればですね出場する、相当盛り上がっていくというふうに思いますし、あと、何といってもチームゲームはですね、対戦国のカードが明日発表になりますので、そうすれば、基本あれじゃないでしょうか、日本代表チームの試合は基本埋まっていくというふうに思いますし、ここでもずっと申し上げておりますし、先ほど来申し上げておりますが、よく私、例えで申し上げるんですけど、男子サッカーのですね韓国チームは、アジア大会で金メダルを取るとですね、そこの選手全員が兵役免除になりますからですね、アジア大会、過去3連覇ですよ韓国チーム。

 今回の代表の発表でも、オリンピックなんでアンダー23ですしね。アンダー23だけど、オーバーエイジ枠も使ってですね、選手全員ヨーロッパ組かな。だけど、このアジア大会自身は、FIFAの指定の国際大会ではないのでですね、日本代表チームは、多分ヨーロッパ組の招集はちょっと難しいだろうと思う。

 だから、Jリーグの若手オールスターという形になるんだろうと思いますが、それでもジャパンのユニフォームを着て、あれですね、ロス五輪の代表、ここでアピールして、ロス五輪代表を狙うという、生きのいい若手がね、出てくるあれなんで、それは相当盛り上がるし、そこと、ある意味で実力的にはそれは格の上になるかもしれない韓国チームとねどう戦っていくかというのは、これは相当盛り上がるかな。

 ですから、日本代表戦もね、それもあっという間に埋まってくると思いますが、私は、韓国戦もあれじゃないでしょうかね。日本国内にいる韓国系のね方々のね、在日の関係の皆さんだけじゃなくて、韓国からも相当今、日本にどんどんお客さん来ていますから、これは何としても見たいとかいって、私、相当お客さん来るような気がいたしますね。

 ですから、その一端なんですが、日本戦とか韓国戦なんて、これ、ゴールドカードになるんじゃないでしょうかね。どことやってもですよ、どことやっても。

 ということになるんだけど、そういう、他にもですよ、そういう注目の試合いっぱいありますね。グランドホッケー。ホッケーはあれですもんね。ロス五輪のアジア予選兼ねますからね。多分最初から、だから、あれですね。インド、パキスタンの強いところも、もうだからトップチームが来て、最初から激しい試合になるんじゃないでしょうかね。もうほとんどあれ、ぶつかり合いの、格闘技に近いような試合だと思いますけどもね。そういった種目が続出してくるとすごい熱が上がってくるんじゃないでしょうか。

 それは卓球だって、やっぱりあれじゃないですか。日本と中国の戦いは熾烈に、まさに世界一を決める試合だと思いますね。

 あと、女子ソフトとか女子バレーとかですね。やっぱり日本対中国で、世界、アジア一、世界一を決める試合がいっぱい出てくるので、そういう意味では、本当に楽しみかなと。

 また、パラでいけばね、車いすテニスでやっぱり小田凱人選手が出てくれますからね。それはあれですね。何か、9月の全米オープン勝った後に、10月ですからね。10月18日からなんで十分出れますのでね。そういう意味であれですね、年間グランドスラム決めてからね凱旋試合で、小田選手にね、この地元・名古屋でね来ていただいたら、それはもうみんな大喜びであれじゃないでしょうか。チケット足らねえとかいう話、そういう特定の種目はなるんじゃないでしょうかね。

 私も、だから小田選手、私の知事公館、何回でも、プロデビューするときから何回でも来ていただいてね。この間、生涯ゴールデンスラムのね、報告にも来ていただきましたけれども、実際彼の公式試合って、実際に私もライブで見てないのでですね、今回見たいなと思っておりますけどね。見れるの楽しみにいたしておりますし、そんな試合がいっぱいあるんじゃないでしょうか。

 それとあと、話題性としてもね、やはり今いろんな形はありますけど、中国も大選手団を送ってきていただけますしね。また、中東がこういう情勢であってもですよ、やっぱり中東各国から、イランも含めてですね、それぞれの各国、大選手団を送ってきてくれますので、そういう意味では、こういうときだからこそ、この愛知・名古屋でね、アジア最大の平和とスポーツの祭典を行うということは意義深いことで、意義のあることだというふうに私は思っております。

 そういった点も、いろんな意味で注目をしていただけることたくさんあると思いますから、だんだんだんだん大会が近づいてくるにつれて、やはり私は、機運はね盛り上がっていくというふうに思っておりますし、そういうふうに盛り上げていけるようにね、やっていきたいというふうに思っております。

3 知事発言

 今日は以上です。ありがとうございました。

 皆さんもくれぐれも暑さにお気をつけを。

 多分、今日明日、今週の皆さんの各報道ニュースは、この暑さ対策ほぼ一辺倒ではないかと思いますけどもね。今日も本当にどこまで、本当に40度、全部3か所も上がるのかってちょっと、注視しながらですね、ちょっと今まで考えられなかったのでね。40度ってのはちょっと想像を超えるんでですね、何だろうかなと思いますけどもね。

 いや、本当に安城で40度超えるのかとか思いますけどね。何だろうなと。私はだから自分の家、安城に住んでますけどね。新幹線の駅の北で、近いとこだけど、でも、私、家の周り田んぼだでね。夜とか、げこげこげこげこカエル。田んぼで水張ってあるんでですね、いくら何でもそんな、40度。確かにめちゃくちゃ暑いなと思うけど、40度って感じはせんのですけどね。しかし、百葉箱置いてあるのは、でも、そんなアスファルトのとこじゃないのでね。だから、それで40度ってのはちょっと驚きですけどね。本当にね。

 ちょっと、昨日が名古屋39.7度だった。驚きだけどね、だからちょっとそこは注視をして、何があっても対応できるようにね、いろんな準備等々はさせていただきたいなと思っております。

 ということで、また皆さんはね、そうした、特に県民・市民の皆さんの健康を守る意味での、暑さ対策とか熱中症対策の報道をね、是非またよろしくお願いいたします。

 以上です。ありがとうございました。