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2026年度新規採用職員入庁式訓示(4月1日)

ページID:0642041 掲載日:2026年4月1日更新 印刷ページ表示

2026年度 新規採用職員入庁式 知事訓示

 皆さんおはようございます。愛知県知事の大村秀章です。
 本日は、晴れて愛知県庁入庁、誠におめでとうございます。心からお祝いを申し上げます。​訓示
 学校を卒業されたばかりの方、また、民間企業での社会人経験をお持ちの方など、これまでの学歴や職歴、経歴は皆さん様々でございますが、こうして意欲に満ちあふれ、元気一杯の皆さんは、今日から我々の仲間として愛知県庁で活躍していただくことになります。心から歓迎を申し上げます。
 また、本日は、愛知県議会から川嶋議長、南部副議長にも御臨席をいただいています。ありがとうございます。
 さて、愛知県の特徴と言えば、何と言っても日本一の産業県、モノづくり県であるということです。直近2023年の製造品出荷額は前年から10.7%増えて、過去最高の58兆円を超えて、まだまだ伸びております。1977年から47年連続で日本一ということであります。第2位の静岡県、第3位の大阪府が19兆円台でありますので、約3倍あるということでございまして、まさに愛知は日本の成長エンジンだということでございます。その成長エンジンである愛知、日本一の産業県愛知を支えているのは「人」ということでありますので、我々県庁としては経済、産業の振興はもちろんですが、やはり人づくりをしっかりやっていくということが必要だと考えております。
 そういう中で、最近のトピック等を申し上げますと、もう3年半になりますが、ジブリパークが2022年秋にオープンをいたしました。そして、一昨年2024年秋に日本最大のスタートアップ支援拠点「STATION Ai」が名古屋鶴舞公園南の一角にオープンをいたしました。また、昨年2025年は、日本最大、アジア最大のアリーナ「IGアリーナ」が名城公園の一角にオープンをいたしました。そして、昨年2025年は、愛知万博20周年ということで「愛・地球博 20 祭」という20周年の記念事業も行いました。また、国際芸術祭「あいち2025」、そしてまた、スタートアップの国際的なイベント「TechGALA Japan 」も昨年、今年と既に2回を数えております。こうして様々に付加価値を高め、魅力ある事業に取り組んでいるところでございます。
 そしてこの2026年は、いよいよ、今年の9月10月「アジア大会」、「アジアパラ大会」の愛知・名古屋大会ということであります。
 アジア最大の平和とスポーツの祭典を行うことになります。今、準備をしっかりと進めているところでありまして、アジア45の国から約2万人のアスリート、選手団がやってきます。アジア最大の平和とスポーツの祭典をしっかりと盛り上げ、記録と記憶に残る祭典にしていきたいと思っております。そうしたプロジェクト、特にアジア大会・アジアパラ大会は県庁を挙げて取り組んでいかなければなりませんので、新たに今日、入庁していただく皆さんにも大いに活躍をしていただくことになろうかと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。
 さて、日本一元気な愛知をさらに前進させてていくためには、日本一を誇る愛知のモノづくり産業に、デジタルやIT、AIを掛け合わせて進化させていくとともに、カーボンニュートラル、そして、SDGsにも対応していく必要があります。そして、こうした課題に対応していくため、「STATION Ai」を核として、次世代モビリティや環境、健康長寿、農業など、幅広い分野でイノベーション創出に向けたプロジェクトを進めてまいります。これからも、皆さんと一緒に力を合わせて様々な取組を進め、未来へ輝く「進化する愛知」を作ってまいります。
 また、こうした取組とあわせて、喫緊の課題である人口減少・少子化対策を始め、愛知がファーストペンギンとなって取り組んでいる「休み方改革」のほか、社会インフラ整備や農林水産業の振興、教育、女性の活躍、医療・福祉、感染症対策、環境、雇用、多文化共生、防災・交通安全、東三河地域の振興など、県民の皆様の生活と社会福祉の向上、次代の愛知を担う「人づくり」にも全力で取り組んでまいります。
 県政の守備範囲は、皆さんが想像する以上に幅広く、森羅万象にわたります。それだけ皆さんが活躍できるフィールドが広いということでありまして、国内外を問わず様々な方々とのネットワークを作りながら、日々の仕事に邁進していただきたいと思っております。
 そして2026年、今年秋のアジア・アジアパラ競技大会に続きまして、来年2027年5月には「第60回アジア開発銀行年次総会」、中部国際空港代替滑走路の供用開始、2028年度には、技能五輪国際大会の開催、2029年度の基幹的広域防災拠点のスタート、そしてリニア中央新幹線の整備などなど、今後も愛知を元気にし、そして日本を引っ張っていくビッグプロジェクトが目白押しであります。
 「ジブリパーク」「STATION Ai」「IGアリーナ」を軸として、アジア・アジアパラ競技大会を大きな起爆剤として、世界中から多くの人と最先端の技術・サービスを呼び込んで、愛知を更なる成長に導いていく、ダイバーシティに富んだ「世界と大交流する愛知」を創り上げていくため、皆さんと一丸となって全力で取り組んでまいります。
 さて、私は、常々、職員の皆さんには、物事の真実は常に現場にあると申し上げております。現地・現物・現場主義で物事を考え、物事を解決していく。現場が動いてこそはじめて、物事は前に進んでいきます。皆さんにも、是非とも現場に、そして県民の皆様の中に飛び込んでいただいて、若く瑞々しい感性で様々なことを感じ、それぞれの仕事を前進させていただきたいと考えています。
 これから皆さんは、それぞれの部署に配属をされますが、そこでの業務は、皆さんにとってわからないことばかりで戸惑いもあるかと思います。わからないことは、一人で抱え込まず、ぜひ同僚、先輩、上司の皆さんに遠慮なく聞いていただきたいと思います。人に聞くことは決して恥ずかしいことではありません。最初から全てわかっている人はいません。ぜひそうしたことを聞いて、聞いたことを自分なりに解釈、咀嚼をして、自分のスタイルでそれぞれ皆さんの仕事に打ち込んでいただきたいと思っています。
 そして、一番大事なことは皆さんの健康であります。健康を大事にして、毎日笑顔で仕事に打ち込んでいただきますとともに、ワーク・ライフ・バランスを我々愛知県政としてもいち押しで進めております。仕事と生活の両立、メリハリをつけて健康に注意しながら、そして毎日笑顔で充実した日々を送っていただきたいと思っております。皆さん自身の人生を豊かな素晴らしいものにしていただきたいと思います。
 最後に申し上げますが、皆さんは、今日から、我々の仲間です。どうか健康に留意して、笑顔で、何事にも前向きに取り組んでいただきたいと思います。皆さん自身の人生を充実した実りの多い豊かなものにしていただきたいと思います。県庁における皆さんの人生が輝かしいものになりますように、大いに期待しております。皆さんと一緒に、愛知そして日本を大いに盛り上げていきたいと思います。
 もう一度申し上げます。ぜひとも皆さん、毎日健康に注意をいただき、そして、一つこれをやるといいかなと思うのは、毎日朝、家を出るときに玄関か洗面所に大きな鏡か姿見があると思いますけれども、そうしたところに自分の顔とか全身を写したうえで、ニコッと笑って、今日の自分の笑顔はいいかなと、どうかなと思って確認しながら家を出ていただくといいかなと思います。
 これは、昔々、私も30年前に最初、衆議院の国会議員になりましたので、これでかれこれ政治家として30年やっておりますけども、当時の衆議院一期生、私も30半ばだったので若かったと思いますけれども、そこで研修がありまして、一回生議員が集められて、その時に講師に来ていただいたのが、吉本興業の中興の祖といわれる木村さんという常務さんでした。彼のアドバイスに「皆さん、顔がいい悪いとか、体がスマートでイケメンでかっこいいばっかりが受けるのではないのですよ。」と、「世の中にはいろいろな人間がいる。しかし、必ずニコッと笑って笑顔で人と接していって、拒否される人はそうはいない。」と。そういう心持で、自分の良さをアピールしていただくことが大事ですよということをよく言われました。そのときに、毎日、家を出る前に鏡を見て、今日も一日笑顔でがんばろうと言って出ていくというのは一つ大事なことですよと言われたので、こうして初めてお会いする皆様に、時々申し上げているものでございます。
 ぜひ、皆さんはまだまだお若い、これからの人生が本当に人生100年時代なので、皆さんはまだ、平均しても70年くらいは充分あるので、本当に長いので、世の中ごろごろ変わっていきますから、そういうところを楽しく充実した人生を歩んでいただくためには、とにかく健康で笑顔。自分の良さをしっかり出していただいて、色々なことにチャレンジしていただく、そのことが必要ではないかなというふうに思います。
 長い話になりましたが、最後、私の思いも付け加えさせていただきまして、新たに入庁する若い皆さんへの激励、エールとさせていただきます。
 今日から、皆さん我々の仲間でありますので、どうかよろしくお願いいたします。そして毎日笑顔で、皆さん前を向いて頑張っていただきたいと思います。入庁、誠におめでとうございます。これからどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。