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ブラザー工業株式会社の低炭素水素製造事業計画を「中部圏低炭素水素認証制度」に基づき認定しました
本県では、中部圏水素・アンモニア社会実装推進会議において、水素の製造、輸送、利用に伴う二酸化炭素の排出が少ない水素を「低炭素水素」として認証・情報発信する「中部圏低炭素水素認証制度(2023年4月1日から対象範囲を中部圏に拡大)」により、中部圏の低炭素な水素サプライチェーンの構築に取り組む事業者を支援しています。
ブラザー工業株式会社から申請のあった低炭素水素製造に係る事業計画「ブラザー工業瑞穂工場水素吸蔵合金グリーン水素充填・配送プロジェクト」について、本日、「中部圏低炭素水素認証制度」に基づき認定しましたので、お知らせします。
本計画は、低圧で高密度に水素を貯めることができる「水素吸蔵合金」を使って、低炭素水素を貯蔵・運搬する県内初の取組です。
1 事業計画の概要
ブラザー工業株式会社の瑞穂工場において、太陽光発電電力により水を電気分解して低炭素水素を製造し、「水素吸蔵合金」に貯蔵する。これを近隣のブラザーミュージアムに運搬し、燃料電池へ供給して発電することで、ブラザーミュージアムの施設電力の一部として利用する。
2 認定内容
認定年月日:2023年9月21日(木曜日)
申請者:ブラザー工業株式会社
プロジェクト名:ブラザー工業瑞穂工場水素吸蔵合金グリーン水素充填・配送プロジェクト
場所:瑞穂工場(名古屋市瑞穂区河岸一丁目1番1号)
水素製造施設の種類:水電解
水素製造に充てる再生可能エネルギーの種類:太陽光発電電力
低炭素水素製造予定量:2,700 m3N/年(重量換算値0.24t-H2/年)
このページに関する問合せ先
愛知県環境局地球温暖化対策課活動支援グループ
担当:近藤、竹中
電話:052-954-6887
内線:3056、5487
メール:ondanka@pref.aichi.lg.jp