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「あいち森と緑づくり事業評価報告書」を作成しました

ページID:0459281 掲載日:2023年5月30日更新 印刷ページ表示
13 気候変動に具体的な対策を15 陸の豊かさも守ろう

「あいち森と緑づくり事業評価報告書」を作成しました

 愛知県では、森や緑が有する公益的機能を持続的、効果的に発揮させ「山から街まで緑豊かな愛知」を次世代に引き継いでいくため、2009年度からあいち森と緑づくり事業に取り組んでおり、現在は2019年度からの第2期事業計画に基づき10年計画で事業を実施しています。

 第2期事業計画では、5年目に当たる2023年度に事業評価の結果や社会情勢の変化等を踏まえ、事業内容を検証することとしております。

 このため、4年目の2022年度に2019年度から2021年度までの3年間の事業実績や成果等の事業評価を実施しました。この度、結果をまとめた「あいち森と緑づくり事業評価報告書」を作成しましたのでお知らせします。

「あいち森と緑づくり事業評価報告書」の概要

1 事業の実施状況と成果

2019年度から2021年度の3年間で以下の取組が実施され、成果をあげた。

 
項  目 実績(計画) 成  果
森林整備

3,612ha(4,800ha)

間伐に加えて道路沿いで防災・減災対策を実施したことで、道路の防災強度が高くなった。
人工林の若返り

29ha(135ha)

花粉症対策苗木の植栽と獣害防止柵の設置等の支援により、人工林の若返りに貢献した。
里山林整備

11箇所(12箇所)

整備した里山林で地域活動が行われることで、地域コミュニティーが活性化した。
都市緑化

864件(715件)

森の観察と育樹活動等を行ったことで、都市緑化に対する普及啓発につながった。
環境活動・学習等推進

330件(246件)

環境活動を行ったことで、参加者の森と緑の重要性への理解が進み、当事者意識が生まれた。
普及啓発

31件(6件)

モデル的施設での木造・木質化等の支援が、利用者から環境や景観面で喜ばれ、普及啓発につながった。

 

2 県民等の意識​調査結果の概要

(1) 県民アンケート

[対象3,000人(無作為抽出)、回答1,106人(回答率36.9%)]

⇒ 約9割の県民があいち森と緑づくり事業が必要と考え、税の継続に賛成している。

(2) 法人アンケート

[対象200社(無作為抽出)、回答58社(回答率29.0%)]

⇒ 9割以上の法人があいち森と緑づくり事業が必要と考え、税の継続に賛成している。

(3) 事業関係者等アンケート

[対象916標本(全数及び無作為抽出)、回答658標本(回答率71.8%)]

⇒ 概ね9割以上があいち森と緑づくり事業の継続を求めている。

(4) 市町村や事業実施団体の意見

⇒ 非常に有効で効果が高く、あいち森と緑づくり事業の継続と拡充等を要望している。

(5) あいち森と緑づくり委員会の意見

⇒ あいち森と緑づくり事業の継続が必要と考えている。

 

3 項目別の考慮すべき事項

 
項目 考慮すべき事項
森林整備

・道路沿いの間伐や伐採木の有効利用を継続実施

・小規模な林業経営体が間伐できる事業等の検討

人工林の若返り

・主伐再造林による、人工林の若返りと確実な獣害対策の推進

・手入れ不足で高齢化した人工林への対策を検討

・補助対象苗木の種類の見直しを検討

里山林整備

・地域活動を継続できるよう、協定内容の見直しを検討

・県民のニーズに応えられるよう対策を検討

都市緑化

・引き続き、都市の緑を守り、育てる取組を推進

・緑化イベントの開催など、効果的な普及啓発を実施

環境活動・学習等推進

・事業を幅広く周知し、環境活動等の取組を一層促進

・生態系ネットワークの取組を拡充

普及啓発

・県民の木材利用ニーズに応じ、PR効果の高い施設が増えていくよう対策を検討

・情報発信ツールを工夫し、効果的に周知

 

4 閲覧方法

この報告書は、以下の県森林保全課Webページ又は二次元コードで確認できます。

(https://www.pref.aichi.jp/soshiki/shinrin/morimido-jigyouhyouka-2023-05.html)

二次元コード

 

このページに関する問合せ先

愛知県農林基盤局林務部森林保全課森と緑づくり推進室
森林里山再生グループ
担当:堀・橋本
内線:3770、3771
メール:mori-midoripref.aichi.lg.jp