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県立学校の敷地における土壌汚染について

ページID:0490156 掲載日:2023年11月2日更新 印刷ページ表示

 愛知県立城北つばさ高等学校(名古屋市北区)の敷地において、校舎の一部を取壊す工事に先立ち、土壌汚染調査を実施したところ、敷地の一部において土壌汚染等対策基準(土壌溶出量基準)を超える鉛及びその化合物が確認されたため、「土壌汚染対策法」第4条第2項に基づき、担当官庁である名古屋市に報告しました。

 その報告の概要を下記のとおりお知らせします。

1 調査対象地

城北つばさ高等学校

名古屋市北区福徳町字広瀬島350番4

2 報告内容

(1)報告年月日

   2023年11月1日(水曜日)

(2)調査実施期間

   2023年6月22日(木曜日)から2023年10月31日(火曜日)まで

(3)調査結果

 ア 土壌汚染等対策基準の土壌溶出量を超過したものは次表のとおり。

調査結果

特定有害物質名

測定結果最大値

土壌溶出量基準

基準超過土壌検出深度

超過区画数/調査区画数

鉛及びその化合物

0.013mg/L

(1.3倍)

0.01mg/L以下

0~0.6m

1/3

・( )内は土壌溶出量基準に対する倍率を示す。

・超過区画数/調査区画数は、調査対象地を10メートル格子で分割した区画数

 イ 地下水

   「市民の健康と安全を確保する環境の保全に関する条例」に規定する地下水基準に適合している。

3 土壌汚染への対応

 土壌汚染が判明した土は不透水シートで覆い、汚染土壌の飛散や雨水の浸透等による汚染拡大防止の措置を実施しております。名古屋市と協議の上、引き続き、適切に対策を実施してまいります。

 なお、汚染土壌は、取壊し工事に併せて2024年10月までに掘削・除去を行う予定です。

4 調査対象地の利用状況等

 調査対象地は、一部取壊し工事を実施する城北つばさ高等学校の校舎(第3棟)付近となります。

5 土壌汚染の原因

 当該地は、2018年3月末まで愛知工業高等学校として利用しており、その際に鉛及びその化合物を使用した可能性がありますが、今回判明した土壌汚染との関連は明らかでなく、原因は不明です。

 

(参考)基準を超過した特定有害物質について

 ・ 鉛及びその化合物

 人が鉛を体内に取り込む可能性があるのは、食物や飲み水、呼吸によると考えられます。また、乳幼児はものをしゃぶるため、土壌や室内の塵などから体内に取り込まれる割合が大人より高くなっています。体内に取り込まれた鉛は血中などに分布したあと、90%以上が骨に沈着します。主に尿に含まれて排泄されますが、体内の濃度が半分になるには約5年かかり、長く体内に残ります。

(出典:公益財団法人 日本環境協会「土壌汚染リスクコミュニケーションのためのガイドライン」)

このページに関する問合せ先

愛知県教育委員会事務局管理部財務施設課
整備第二グループ
担当:井手・島田
内線:3832・3835
電話:052-954-6764