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「あいちロボット産業クラスター推進協議会」第22回無人飛行ロボット活用ワーキンググループの参加者を募集します!~ドローンビジネスの創出に向けた関連事業者への期待~
あいちロボット産業クラスター推進協議会(事務局:県次世代産業室)では、「無人飛行ロボット活用ワーキンググループ」において、無人飛行ロボット(以下「ドローン」という。)の開発・実証実験の実施や新たなビジネスモデルの可能性を検討する活動を2015年度から行っています。
今回のワーキンググループでは、「ドローンビジネスの創出に向けた関連事業者への期待」をテーマに、国内で唯一、第一種型式認証を取得している株式会社ACSL及び機体の量産受託を行っているVFR株式会社に御講演いただきます。また、今年度愛知県が「レベル4飛行を見据えた薬局店舗等への医薬品等の配送」をテーマに実施した、「無人飛行ロボット活用促進事業」の成果報告を行います。
さらに、開催に合わせて協議会会員からの事業紹介とポスターセッションの時間を設け、ドローン事業に携わる参加者相互の情報交流も行います。
つきましては、本ワーキンググループの参加者を募集しますので、お知らせします。あいちロボット産業クラスター推進協議会の会員以外の方も参加可能ですので、是非御参加ください。
1 開催日時
2024年3月4日(月曜日)午後1時30分から午後4時45分まで(受付開始午後1時から)
2 開催場所
ウインクあいち(愛知県産業労働センター)11階 1102会議室
(名古屋市中村区名駅4丁目4-38 電話052-571-6131)
3 対象
・ドローンを利用した事業に関心のある方
・あいちロボット産業クラスター推進協議会の会員
入会方法は以下協議会Webページを御覧ください。
(https://www.pref.aichi.jp/sangyoshinko/jisedai/robot/entry.html)
4 定員
80名(申込先着順)
5 内容
(1) 講演1(午後1時35分から午後2時20分まで)
「「レベル4」飛行の実現と目視外飛行の今後の可能性」
株式会社ACSL 社長付 伊藤康浩 氏
国内で唯一、第一種型式認証を取得しているドローンメーカーACSL社より、型式認証取得においての苦労話、社会実装する上で各プレイヤーに期待する役割について御講演いただきます。
(2)講演2(午後2時20分から午後2時45分まで)
「サプライチェーン~きっと、それは仲間を指す言葉~」
VFR株式会社 生産部部長 奥村志築 氏
機体の量産受託を行っているVFR社より、ドローンの基幹産業化を支えるサプライチェーンの構築に向けて、国内企業に期待する役割について、御講演いただきます。
(3)講演3(午後2時55分から午後3時30分まで)
「2023年度愛知県無人飛行ロボット活用促進事業の成果報告」
名古屋鉄道株式会社 事業創造部サブチーフ 加地秀 氏
今年度、「レベル4飛行を見据えた薬局店舗等への医薬品等の配送」をテーマとして実施した実証実験の報告と、検証した新技術やビジネスモデル案について解説いただきます。
(4)講演4(午後3時30分から午後3時50分まで)
「サブワーキンググループでのドローンエンジニア人材育成に関する取組について」
大同大学 工学部機械システム工学科 講師 橋口宏衛 氏
今年度、「サブワーキンググループ」として検討を進めてきた、ドローンの開発、カスタマイズを担う「ドローンエンジニア」の人材育成手法について御報告いただきます。
(5)協議会会員PRタイム(午後3時50分から午後4時5分まで)
(協議会会員からのショートプレゼンテーション)
(6)情報提供(午後4時5分から午後4時15分まで)
「愛知県の2024年度ドローン関連事業の紹介」
愛知県 経済産業局 産業部 産業振興課 次世代産業室
(7)ポスターセッション(午後4時15分から午後4時45分まで)
(講演・プレゼンテーション実施企業によるポスターセッションと名刺交換会)
6 参加費
無料
7 申込方法
以下の「第22回無人飛行ロボット活用ワーキンググループ申込ページ」へアクセスし、必要事項を入力してください。
<URL>
https://www.shinsei.e-aichi.jp/pref-aichi-u/offer/offerList_detail?tempSeq=91518
(参加証は発行しません。定員超過により申込みをお断りする場合はメールで御連絡します。)
○開催案内ちらしは下記より御覧いただけます。
第22回無人飛行ロボット活用ワーキンググループちらし [PDFファイル/771KB]
8 申込期限
2024年3月1日(金曜日)
9 問合せ先
愛知県 経済産業局 産業部 産業振興課 次世代産業室 ロボット産業グループ
電話:052-954-6352 メール:jisedai@pref.aichi.lg.jp
参考
1 あいちロボット産業クラスター推進協議会
<目的>
産学行政が連携して、ロボットの研究開発や生産の拠点を形成し、新技術・新製品を創出していくことにより、世界に誇れるロボット産業拠点の形成を目指す。
<設立>
2014年11月
<体制>
会長:愛知県知事
事務局:愛知県経済産業局産業部産業振興課次世代産業室
<会員数>
600社・団体(2024年1月末時点)
<主な活動内容>
・ロボット産業拠点の形成に向けた方策等の検討等
・製造・物流等分野、医療・介護等分野、無人飛行ロボットの三つのワーキンググループによるロボット開発や実用化、普及に関する取組
2 無人飛行ロボット活用促進事業
<目的・事業内容>
無人飛行ロボット(ドローン)の活躍が期待されているもののビジネスに充分活用されていない分野への実装を目指し、実用化レベルの運用に即した実証実験を通じて、ビジネスモデルの創出・発信を行う。併せて、活用を担う人材や、製造を担うエンジニア育成などを目指し、人材育成講座を開催する。
実証背景 | ドローンのレベル4飛行が解禁となり、物流分野でのより一層の活用が期待されています。しかし、事業として成り立たせる上で、天候による飛行制限と、複数の操縦者や補助者が必要となり採算が取れない、という課題があります。そこで、その課題を解決する新技術の実装とドローン物流ビジネスの創出を促進するため、当該技術の有効性とビジネスモデルの妥当性を検証する実証実験を実施します。 | |
実験内容 |
薬品卸事業者から医療機関への医薬品等配送について、トラック配送をドローンが代替するビジネスモデルを想定した実証実験を実施します。 |
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技術面での検証課題 | ・1対多運航システムによる複数機の飛行制御 ・耐候性に優れたドローンの活用による飛行精度検証 |
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運用面での検証課題 |
・ドローン配送による自動化・省人化を実現した際の運用コスト算出や既存サービスとの比較検証 |
株式会社プロドローン製「PD6B-Type3」(上) 株式会社プロドローン製「PD 4B-M」(下) ※ あらゆる方向からの水しぶきからの保護性能等の試験実績 |
KDDIスマートドローン株式会社が開発を進める運航管理システム。 1人のオペレーターが複数機体の飛行状況監視と操作をすることが可能。 |
○人材育成講座
・「ドローンを活用したインフラ点検講座」(2023年9月21日発表済み)
・「レベル4飛行制度・一等実地試験の理解促進講座」(2023年12月4日発表済み)
・「ドローンエンジニア人材育成講座」(2023年12月4日発表済み)
3 サブワーキンググループ
あいちロボット産業クラスター推進協議会において、ロボットに関する新たな技術・製品の創出や、ロボットの活用を一層進めるため、従来のワーキンググループに加え、より限定したテーマに継続して取組み、企業等の連携促進やプロジェクトの組成を目指す活動。
このページに関する問合せ先
愛知県経済産業局産業部産業振興課次世代産業室
ロボット産業グループ
担当:福井、浅野
電話:052-954-6352