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「エコモビ実践キャンペーン2023」の実施結果について

ページID:0499801 掲載日:2024年2月22日更新 印刷ページ表示
11 住み続けられるまちづくりを13 気候変動に具体的な対策を

「エコモビ実践キャンペーン2023」の実施結果について

 愛知県では、クルマ(自家用車)と公共交通、自転車、徒歩などをかしこく使い分ける「エコ モビリティ ライフ」(エコモビ)の推進のため、様々な取組を行っています。

 その一環として、県内の企業・団体等が期間中、エコ通勤※を中心とした「エコモビ」に積極的に取り組む「エコモビ実践キャンペーン2023」を昨年11月16日(木曜日)から12月15日(金曜日)までの間、実施しました(参加企業・団体等の募集については2023年9月13日発表済み。)。

 このキャンペーンは、2014年度から実施しており、今年度も、民間企業、大学等の教育関係機関、経済団体、NPO法人等の各種団体、市町村など、188の​企業・団体等に参加していただきました。

 取組事例については、Webページに掲載し、今後の普及啓発の取組に生かしていきます

※「エコ通勤」とは、クルマ通勤を控え、より環境負荷の少ない公共交通や自転車、徒歩、パーク&ライド、相乗りなどで通勤することをいいます。

1 参加企業・団体等数 188企業・団体等

※参加団体等は、「「エコモビ実践キャンペーン2023」参加団体等一覧 [PDFファイル/171KB]」参照(掲載を承諾いただいた団体等のみ記載)。

2 「キャンペーン」各取組項目の参加企業・団体等数と主な取組内容

(1)「エコモビ」情報の周知、実践の働き掛け 188企業・団体等
 ・職場内での「エコモビ」ちらしの配架
 ・朝礼、社内会議等での「エコモビ」周知、定期的なエコ通勤の呼び掛け

(2) 県内一斉「エコ通勤デー」(12月6日)への参加 151企業・団体等
 ・朝礼や社内イントラネット等で「エコ通勤デー」での公共交通機関利用やエコドライブ等の呼び掛け

 (3) エコ通勤の推進 180企業・団体等
 ・マイカー通勤の原則禁止、公共交通機関や自転車、徒歩による通勤の促進
 ・従業員駐車場の利用制限や有料化、屋根付き駐輪場の確保、カッパ干し場等の設置
 ・通勤形態の把握(コミュニケーション・アンケートの実施)
 ・時差出勤やテレワークの実施

(4) 環境に配慮した自動車利用等の推進 160企業・団体等
 ・社内でのエコドライブ研修の実施
 ・エコドライブに関するちらしの配付、社内イントラネット等での周知
 ・カーシェアリングやシェアサイクルの活用
 ・会社で交通系ICカードを常備、職員へ周知
 ※(1)の「エコモビ」情報の周知、実践の働き掛けは、全参加企業・団体等が取り組む必須項目、(2)、(3)、(4)の各項目は各参加企業・団体等の実情に応じて取り組む選択項目。
 具体的な取組事例など詳しくは、「「エコモビ実践キャンペーン2023」取組事例等」(後段に記載)参照。

「エコ モビリティ ライフ」について

○ 「エコ モビリティ ライフ」(エコモビ)とは、エコロジー(環境)の「エコ」、移動を表す「モビリティ」、生活の「ライフ」をつなげた造語であり、クルマ(自家用車)と公共交通、自転車、徒歩などをかしこく使い分けるライフスタイルです。

○ 県民一人一人が、「エコモビ」を実践することにより、環境にやさしいだけでなく、安全で健康的な県民生活や、機能的で活力あるまちづくりの実現が期待できます。

○ 行政・事業者・各種団体・NPOなど幅広い分野の関係主体からなる「あいちエコモビリティライフ推進協議会」(会長:愛知県知事)を2008年7月に設立し、愛知県発の「エコモビ」の普及啓発やエコ通勤・エコ通学への転換促進、パーク&ライドの普及拡大、公共交通利用の動機付けなどに取り組んでいます(2024年2月22日現在の構成員数362団体・名)。

※ 詳しくは、「エコモビ」Webサイトを御覧ください。

「エコモビ実践キャンペーン2023」取組事例等

1 「キャンペーン」各取組項目の実施事例(「キャンペーン」実施以前からの取組を含む)

(1)「エコモビ」情報の周知・実践の働き掛け
 ・職場内での「エコモビ」ちらしの配架
 ・朝礼、社内会議等での「エコモビ」周知、定期的なエコ通勤の呼び掛け
 ・社内イントラネットでの周知、「エコモビメールニュース」※の職場内展開
 ・社内掲示板等への掲載
 ※エコモビメールニュースとは、毎月、「エコモビの日」(第1水曜日)の前日にあいちエコモビリティライフ推進協議会構成員あてに「エコモビ」情報を配信しているもの。10月から12月まで、「エコモビ」のメリットや具体的な取組について紹介する「エコモビコラム」などを追加して、「キャンペーン」参加企業・団体等に対しても配信した。

(2) 県内一斉「エコ通勤デー」(12月6日)への参加※
 ・朝礼や社内イントラネット等で「エコ通勤デー」での公共交通機関利用やエコドライブ等の呼び掛け
 ・エコ通勤デー(12月6日)の前日に、各自が使用しているパソコンに「ノーカーデー」、「時差出勤」、「テレワーク」に関するポスターをポップアップで表示
 ・県内一斉「エコ通勤デー」以外に、毎月日にちを決めて(例:毎月第1水曜日(「エコモビの日」)、毎月1・15日等)、「エコ通勤デー」を実施
 ※業務都合等に応じて別日程を設定したり、県内市町村が実施する同様の取組へ参加することも可。

(3) エコ通勤の推進
【マイカー通勤の抑制】
 ・マイカー通勤の原則禁止、公共交通機関や自転車、徒歩による通勤の促進
 ・毎月第1水曜日にノーカーデーを実施
 ・マイカー通勤の抑制として、2.5km未満の通勤者の自家用車通勤を制限
 ・従業員用駐車場を削減し、その空いた場所を駐輪場として利用した
 ・徒歩通勤者に健康手当を支給
 ・通勤利用が可能なコミュニティバスの発着時刻の案内

【自転車通勤の奨励】
 ・自転車通勤者用の更衣室やカッパ干し場の設置
 ・自転車専用ラックを設置
 ・十分な面積の駐輪場を各校舎に設置
 ・駐輪場の周知と共に、社内で交通安全マナー研修の実施
 ・利用動線がよく使いやすい場所に移設
 ・自転車通勤者にも距離に応じて通勤手当を支給
 ・2キロメートル未満の通勤に関しては自転車のみ通勤費を支給
 ・駐輪場の拡張、一部駐車場を駐輪場に変更

【従業員の交通行動転換促進】
 ・「コミュニケーション・アンケート」※の実施
 ※コミュニケーション・アンケートとは、従業員の通勤実態を把握するとともに、従業員一人一人に自身の通勤を振りかえってもらうことでエコ通勤への転換を促すきっかけとするもの。

【相乗り通勤】
 ・複数の現場担当者がいる現場は、通勤車両の相乗りを推進
 ・現場の位置、人数により可能な限り相乗り通勤を継続的に推奨
 ・公共交通機関では不便な所への移動も、相乗りで対応

【時差出勤など】
 ・ワークライフバランスの観点からも時差出勤を奨励
 ・テレワークの実施
 ・ZOOMを活用したWeb会議の実施
 ・フレックスタイム制度による時差出勤継続
 ・現場への直行による乗車時間の削減
 ・自宅からのオンラインミーティング参加を推奨

 (4) 環境に配慮した自動車利用等の推進
 ・社内でのエコドライブ研修の実施
 ・車両月報にエコドライブの具体例を載せ、エコドライブを推進
 ・エコドライブのチラシを掲示・配布
 ・社有車使用記録月報にエコドライブ推進の資料を貼付、エコドライブに関する項目の追加
 ・ドライブレコーダと連動して急発進、急ブレーキ等があった場合はエンジンオフしたときに自動音声が流れて注意喚起するシステムを導入
 ・社用車の燃費測定の実施を行い、環境負荷の低減の意識の向上
 ・近距離出張時の自転車利用
 ・訪問先最寄り駅までは公共交通機関を利用、最寄り駅からのカーシェア利用を推進
 ・シェアサイクルの活用
 ・EV、PHV、HVなどのエコカー、アイドリングストップ機能搭載の自動車の導入
 ・出張時の公共交通機関利用励行
 ・社用車の段階的削減
 ・メーターパネルにエコジャッジを表示
 ・会社で交通系ICカードを常備、職員へ周知
 ・業務で使用する車両には、なるべく自動車よりも原動機付自転車を使用

2 参加企業・団体等からの御意見・御感想等

・キャンペーンがあることで、社内へのアピールがしやすい。常に気を付けてもらいたいことだが、期間限定でも意識をしてもらうことが大切だと思った。
・キャンペーンがあることで、自分自身の意識を高くすることができ周囲への働きかけもできた。今後はキャンペーン期間外でも意識を高く保つこと、それに付随して周囲への働きかけを継続して行うことが大切だと感じた。
・キャンペーンに参加することにより、従業員がエコモビについて考える良い機会となった。
・各団体にも登録しているが、安全意識の向上や事故の減少などに繋がり環境にも優しい企業として継続していきたいと感じている。
・地球温暖化対策としてエコドライブをひとりひとりが認識し実行する事で、地球温暖化防止につながる活動だと思うので、今後も持続的な活動を続けていきたいと思う。
・他事業者の新しい取組みを参考にして、新たな取組みの試行を検討したい。
・大幅な削減はやはり難しいが、現場までの異動・打ち合わせ、検査立合等は必ず相乗り乗車にて移動することが当然となった。自転車通勤者が増え、講習や試験の際には公共交通機関での移動を推進できた。月に1回以上のエコ通勤呼び掛けは引き続き推奨していく。
・今回のキャンペーンに伴い、話し合い改善できる機会が持てたので良かったと思う。自動車がある生活に慣れ、安易に利用しがちな面もある事が分かった。徒歩や自転車を利用したり、「●●へ行きますが、何か用事はありませんか」との声かけをしたり、出先が近ければ相乗りして移動するなど小さな事だが随時進めていければよいと思う。
・交通機関があまりないため、車での通勤が必須となっている。キャンペーンがあると、万一、車が使えないとき(雪や、故障など)の予行練習になりよかったと感じた。
・マイカーを使わないことにより、公共交通機関の使用はもとより、徒歩、自転車での移動が増えた。​

このページに関する問合せ先

愛知県都市・交通局交通対策課
モビリティサービス推進グループ
電話:052-954-6125
FAX:052-961-3248
メール:kotsu@pref.aichi.lg.jp

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