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~シンガポールスタートアップエコシステム連携事業~Aichi Smart Sustainable City Co-Creation Challengeに参加するスタートアップを募集します
愛知県は、世界でも先進的なスタートアップ支援の実績を持つシンガポール国立大学(NUS)と2019年9月に「スタートアップ支援分野における連携協力に関する覚書」を締結しました。
同覚書の一環として、県では、“スマートサスティナブルシティ”の実現を目的とした産官学共創型のグローバルプログラムを2020年度から実施しています。
今年度は、愛知県の“スマートサスティナブルシティ”の実現に向けた三つのテーマと各テーマの課題解決に主体的に取り組むパートナー企業 3社を決定しました(パートナー企業の募集については2023年6月14日発表済み)。
この度、テーマごとにパートナー企業と共に課題解決に取り組む東南アジア及び県内外のスタートアップを広く募集しますので、お知らせします。
参加スタートアップは、NUSを始めとするシンガポールのスタートアップ支援機関等からの支援を受けながら、パートナー企業と共に約4か月の活動を通じて、課題解決に取り組みます。
1 プログラムの概要
(1)プログラム名
Aichi Smart Sustainable City Co-Creation Challenge
(2)目的
県内の企業と国内及びシンガポール等の東南アジアを始めとする海外のスタートアップとの共創により、愛知県における“スマートサスティナブルシティ”の実現を目指す。
(3)内容
愛知県の”スマートサスティナブルシティ”実現に向けて設定した三つのテーマに関して、課題を有する県内の企業はパートナー企業として参画し、今回募集するスタートアップ等との共創による課題解決に取り組みます。
RFIDタグの新たな活用モデルを通じた社会課題の解決 |
小林クリエイト株式会社 (刈谷市) |
環境への配慮や施設管理の省人・省力化などによる施設の付加価値向上 |
大成株式会社 (名古屋市中区) |
ヘルスケアサプライチェーンにおけるオペレーション業務の効率改善 |
株式会社八神製作所 (名古屋市中区) |
※各テーマの詳細や、企業の製品の説明については申込ページを御確認ください。
https://aichi-startup.com/singapore/smart-city
(4)実施主体
主催 愛知県
運営 Plug and Play Japan株式会社(県事業委託先)
2 募集対象企業及び団体の要件
東南アジア等海外及び県内外のスタートアップ
- 創業10年未満の企業又は支援対象となる事業を開始してから10年未満の企業であること(年間売上高:おおむね10億円以下)
- 所在地は問わないが、愛知県に主要な拠点を有するパートナー企業との協業が可能であること
- Minimum Viable Productがあること
3 参加費
無料(プロジェクトを進める上で必要となる経費(旅費等の実費)については、各自負担)
4 申込期間・方法
(1)申込期間
2023年9月19日(火曜日)から10月31日(火曜日)まで
(2)申込方法
以下の県委託事業者のWebページの応募フォームから企業名や参加を希望する テーマ(複数選択可)等を選択の上、お申し込みください
スタートアップの応募:
https://aichi-startup.com/singapore/smart-city
5 参加者の選考及び選考結果の通知
(1)選考方法
応募スタートアップから提出いただいた応募資料をパートナー企業等が採点し、その結果に基づき県が決定します。
(2)選考結果の通知
11月中旬を目途に全応募者に対してメールで結果を通知します。
6 スケジュール
(1)パートナー企業の募集及び選考審査・決定(2023年6月~8月)
本プログラムを通じて、課題解決に主体的に取り組む県内企業又は自治体を募集し、「パートナー企業」として決定。
(2)課題の設定(2023年9月)
※ テーマについては今回発表
パートナー企業に対して、県事業委託先であるPlug and Play Japan株式会社がヒアリングを行った上で課題を設定。
(3)プログラム参加スタートアップ等の募集及び選考・決定(2023年9月~11月)
※ 募集については今回発表
パートナー企業と共に課題解決に取り組む国内外のスタートアップ等を募集し、パートナー企業や県、Plug and Play Japan株式会社の協議によりプログラムに参加するスタートアップ等を決定。
(4)協業支援(2023年11月~2024年2月頃)
県等による以下の支援を得ながら、パートナー企業とプログラム参加スタートアップ等が課題の解決に向けたビジネスモデルを作成。
[支援の例]
- パートナー企業とスタートアップとの進捗会議の実施
- 協業に精通しているPlug and Play Japan株式会社によるメンタリングの実施
- 愛知県による実証実験場所の提供等の行政的支援
- NUSを始めとするシンガポールのイノベーション関連機関によるイノベーションに関する知見共有を目的としたワークショップ等の開催
(5)Demo Day(2024年3月)
プログラムを通じて作り上げた事業アイディアを発表。
7 問合せ先
(申込みに関すること)
Plug and Play Japan株式会社(県事業委託先)
三浦 電話:050-5603-5929 メール:k.miura@pnptc.com
(上記以外に関すること)
愛知県経済産業局 革新事業創造部 海外連携推進課
海外連携グループ 山中、早川
電話:052-954-7474 メール:kaigairenkei-suishin@pref.aichi.lg.jp
(参考1) シンガポール国立大学
1905年に設立されたシンガポールの総合大学で、シンガポール国内では西の南洋理工大学(NTU)とともにシンガポールの双璧をなす大学である。2023年のQS世界大学ランキング(イギリスの大学評価機関の調査)によると、アジアNo.1、世界No.11の大学としてランクインしている。 学生数は4万2,600人、17の学部からなり、留学生も東南アジア諸国、中国、欧米やアフリカなどを含め、100か国以上から全学生の約3割を迎え、非常に国際色豊かな大学である。
(参考2) NUSエンタープライズ
シンガポール国立大学が、スタートアップ支援を目的とする機関として、2002年に設立。NUSエンタープライズでは、NUSの学生が、海外の企業でインターンシップを経験できる「NUS Overseas Colleges Program」の実施や、インキュベーション施設である「BLOCK71」の運営をしており、世界で活躍する学生や起業家を4,000人以上育成している。
(参考3)愛知県とシンガポール国立大学の関係
愛知県とシンガポール国立大学は、2018年8月17日に、科学技術分野における包括的な連携協力の推進を目的に覚書を締結し、名古屋大学や国立長寿医療研究センター等の県内機関とNUSとの連携協力を促進してきた。その後、2019年9月10日には、新たに「スタートアップ支援分野」に特化した覚書を締結し、両機関においてスタートアップ支援分野における連携協力を推進している。
(1)科学技術分野における連携協力に関する覚書
【連携協力の範囲】
材料工学、交通工学、老年医学・老年学、情報科学、双方で合意されたその他の分野、双方の若手人材の育成
(2)スタートアップ支援分野における連携協力に関する覚書
【連携協力の範囲】
ビジネス展開支援分野、アントレプレナーシップ教育分野、スタートアップ支援拠点整備分野、双方で合意されたその他の分野
(参考4) Plug and Play Japan株式会社
世界トップレベルのアクセラレーター/ベンチャーキャピタル。シリコンバレー発のイノベーションプラットフォームとして、現在では40社以上に及ぶ各業界を牽引する企業・団体がパートナーとして参画する。グローバルネットワークを生かした「大手企業のイノベーション支援」、「業界横断型アクセラレータープログラム」、「スタートアップ投資」を強みとしており、革新的な技術やアイディアを持つスタートアップと大手企業との共創を支援している。
このページに関する問合せ先
愛知県 経済産業局 革新事業創造部
海外連携推進課 海外連携グループ
担当 冨樫、山中、早川
内線 5181、5369
ダイヤルイン 052-954-7474