ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 組織からさがす > 農業経営課 > 【あいち農業イノベーションプロジェクト】 「現場フィールド活用型イノベーション推進事業」における事業参画企業の決定について

本文

【あいち農業イノベーションプロジェクト】 「現場フィールド活用型イノベーション推進事業」における事業参画企業の決定について

ページID:0607865 掲載日:2025年9月30日更新 印刷ページ表示
2 飢餓をゼロに9 産業と技術革新の基盤をつくろう

 愛知県では、STATION Aiプロジェクトの一環として、愛知県農業総合試験場(長久手市)とスタートアップ等が連携して新しい農業イノベーションの創出を目指す「あいち農業イノベーションプロジェクト」を2021年度から実施しています。

 当プロジェクトでは、地域の実情に精通した県の普及指導員が、スタートアップ等と産地をマッチングし、現場の「ほ場」で課題解決のために必要な新技術の迅速な導入を目指す「現場フィールド活用型」を2024年度に立ち上げ、現在5テーマで課題に取り組んでいます。

 2025年8月に、新たに6番目のテーマを設定し、技術提案を募集したところ、2者から提案がありました(募集については2025年8月6日発表済み。)。

 この度、実現可能性などの観点から審査した結果、事業参画企業1者を決定しましたのでお知らせします。

 今後は、県、生産者と事業参画企業が協働して、生産性向上のためのツールの開発を進め、迅速な社会実装に向けて取り組んでいきます。

1  6番目のテーマの内容と事業参画企業

解決を目指すテーマ
【テーマ6】気候変動に打ち勝つトマトの裂果防止ツール
事業参画企業
(所在地)
トヨタネ株式会社(豊橋市)
概要 暑熱で発生するトマトの裂果を防止し、力が弱い作業者でも使い続けられる器具の開発

  ※今年度の取組に要する経費として100万円を上限に支援

2 選定に至る経緯

 2025年8月6日(水曜日)~9月1日(月曜日)
 ・生産現場における農家の課題を解決する技術の提案を募集。
 ・技術を持つ企業2者から応募。

 プレスリリース:【あいち農業イノベーションプロジェクト】「現場フィールド活用型イノベーション推進事業」におけるスタートアップ等からの技術提案の追加公募について

 2025年9月9日(火曜日)
 ・現場で農家に技術指導する県の普及指導員など審査員で構成される審査会で、事業参画候補者を選定。

 2025年9月10日(木曜日)
 ・選定した事業参画候補者から事業参画申込書が提出され、正式に参画企業が決定。

【参考】現場フィールド活用型イノベーション推進事業について

 「あいち農業イノベーションプロジェクト」では、現在、2022年度に選定したスタートアップ等と農業総合試験場が共同で18課題の「研究開発型」のイノベーション創出に取り組んでいます。

 また、2024年度からは、新たな取組として、県の普及指導員がスタートアップ等と産地を結び、現場の「ほ場」で既存技術の応用や機器の改良、アプリの開発などにより、課題解決のために必要な新技術の迅速な導入を目指す「現場フィールド活用型」のイノベーション創出に取り組んでいます(2024年11月19日発表済み。)。
 詳細については、以下のURLを御参照ください。

 現場フィールド活用型イノベーション推進事業

 

2024年度に開始した「現場フィールド活用型」5つのテーマ(5課題)の概要
【テーマ1】ハウス内環境と植物生長の見える化
共同研究の相手(所在地) 株式会社IT工房Z(名古屋市中区)
概要 ハウス内の温度、湿度などの環境の変化が植物の生長に与えた影響を見える化し、栽培管理に活かすアプリの開発。
【テーマ2】IoTを活用したノンストレス樹体管理
共同研究の相手(所在地) GREEN OFFSHORE株式会社(静岡県浜松市中央区)
概要 生育状況や栽培環境のデータから、高品質な果実生産を可能にするアプリの開発。
【テーマ3】イネカメムシを制するアラートシステム
共同研究の相手(所在地) 日本農薬株式会社(東京都中央区)
概要 県内各地のイネカメムシの発生状況をリアルタイムに可視化し対策につなげるアプリの開発。
【テーマ4】IPM(農薬に頼らない防除)技術を推進するアタッチメント
共同研究の相手(所在地) 株式会社新美利一鉄工所(岡崎市)
概要 花きの病気を防除するUV-Bランプについて、植物や施設の資材への影響を軽減するアタッチメントの開発。
【テーマ5】作業負荷を軽減するアタッチメント
共同研究の相手(所在地) 有限会社杉浦発条(高浜市)
概要 キュウリのつる下げ作業の省力化に寄与する器具の作成。

このページに関する問合せ先

【現場フィールド活用型イノベーション推進事業に関すること】
愛知県農業水産局農政部農業経営課
普及・営農グループ
担当:近藤、浅井
電話:052-954-6412
内線:3663、3672
メール:nogyo-keiei@pref.aichi.lg.jp

【あいち農業イノベーションプロジェクトに関すること】
​愛知県農業水産局農政部農業経営課農業イノベーション推進室
イノベーション推進グループ
担当:市川、久米
電話:052-954-6413
内線:3673、3670
メール:nogyo-innovation@pref.aichi.lg.jp