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地元で収穫された食材を使用した「愛知を食べる学校給食の日」の実施について

ページID:0469456 掲載日:2025年6月3日更新 印刷ページ表示
11 住み続けられるまちづくりを

 愛知県教育委員会では、地場産物や地域に伝わる郷土料理、行事食等の良さを子供や保護者、教職員等に広く知ってもらい、より豊かな食生活を営もうとする意欲を高める機会とするために、全ての公立小中学校・義務教育学校と県立及び市立の定時制高等学校や特別支援学校で、年3回「愛知を食べる学校給食の日」を実施しています。

 今年度第1回は、国の食育基本計画に定められた「食育月間」(6月)の「食育の日」(毎月19日)の前後1週間の内の1日で、各学校において実施します。地元の各団体や生産者等と連携し、多くの地元産や県産の食材を学校給食に使用します。

 今後、第2回を旬の食材が豊富な秋(10月から11月頃)に、第3回を毎年1月24日から30日までの「全国学校給食週間」がある1月に実施します。

1 実施目的

 学校給食で地域の農畜産物や水産物を使用した郷土料理や行事食等を提供することにより、子供や保護者、教職員等が地域や県産物への理解を深め、地域に伝わる食文化や食の加工技術に触れることにより、より豊かな食生活を営もうとする意欲を高める機会とするため。

 

2 実施内容

 年3回の取組の総称を「愛知を食べる学校給食の日」として、地場産物を多く使用した献立の学校給食を実施します。詳しい実施内容については、県教育委員会Webページに掲載しています。(http://www.pref.aichi.jp/site/aichinokyoiku/)

 

実施時期

内  容

第1回

6月19日の前後

1週間の内の1日

第1回「愛知を食べる学校給食の日」

国の食育基本計画に定められた「食育月間」(6月)の「食育の日」(毎月19日)の前後1週間の内の1日で、各学校において実施する。

第2回

10月から11月頃

第2回「地元の旬を味わう学校給食の日」(仮称)

旬の食材が豊富な秋(10月から11月頃)をとらえ、各地域や学校名等にちなんだ名称を決めて、各学校において実施する。

第3回

2025年1月

第3回「郷土料理に親しむ学校給食の日」(仮称)

毎年1月24日から30日までの「全国学校給食週間」がある1月に、各地域や学校名等にちなんだ名称を決めて、各学校において実施する。

 

3 実施主体

 市町村教育委員会、県立及び市立の特別支援学校・定時制高等学校・附属中学校・夜間中学校

 

4 献立の工夫や地域との連携及び学校独自の取組例(2025年度予定)

実施主体

メニュー

取組等

大府市

ごはん、豚肉と玉ねぎのしょうが炒め、かりもりのあえ物、愛知野菜のみそ汁、冷凍みかん

 地域食材の豊富な知多半島や愛知県のよさを児童生徒に伝えるため、愛知の伝統野菜をはじめ、有機野菜、県産の野菜を多く使用した献立となるよう工夫した。今回は、愛知の伝統野菜である「知多3号玉ねぎ」を使用。

 また、自校方式の利点を生かした献立とした。

 毎月県産の野菜を使用。また毎月19日前後に愛知県の郷土料理を実施。その旨を献立表に記載し、児童生徒と保護者に発信している。

東栄町

きしめん、愛知しそ入り鶏春巻き、キャベツのおかかあえ、バナナ

 主食に愛知県の名物であるきしめん、主菜に愛知県の特産品のしそを使用した春巻き、副菜にも愛知の特産品であるキャベツを使用した和え物を取り入れた。

 地物である「東栄チキン」を使用。

 東三河地区で有機栽培をおこなっている「ゆたかわファーム」さんに旬の野菜を納品していただく。今回はたまねぎを使用。

豊橋聾学校

豊橋うずら入り♪大葉みそ豚丼、キャベツの赤しそ和え、みつばのすまし汁

 豚丼には、豊橋市で有名なうずら卵とおお葉を使用し、みそ味にすることで愛知らしさを出した。

 副菜と汁物にキャベツとみつ葉を使用することで、愛知県で生産が盛んなものが分かるようにした。

 県産の食材を使用したら、給食室前のボードに食材カードを貼り、年間60種類以上を目指す取組。

 JA豊橋と連携し、豊橋市の旬の食材を給食に提供する取組。

 

5 その他

・全ての学校給食において、米及び牛乳は県産を使用しています。

・食材の物価高騰等の状況によっては、実施内容を変更又は中止することがあります。

 

<参考「あいち食育いきいきプラン2025」(2021年3月策定)抜粋>

 愛知県では、学校給食で県産食品を多く活用することにより、子どもが地域の農林水産業や地産地消について理解を深め、食の大切さや環境への配慮を考えてもらおうと、学校給食で県産食品を使用するよう努めています。2016年3月に策定した「あいち食育いきいきプラン2020」では、学校給食における全食品数に占める県産食品の割合を45%以上、年間使用食品の種類を60種類以上として県産食品の使用を推進してきましたが、使用量が確保できない、価格が高い、価格が安定しない等の理由のため、未達に終わりました。

 2021年3月に策定した「あいち食育いきいきプラン2025」では、この目標値を受け継ぎ、県産食品の使用を今後も推進していきます。

☆「食を通じて環境に優しい暮らしを築くための目標」

・全食品数に占める県産食品数の割合 40.4%(2022年実績)⇒ 45%以上(2025年)

・年間に使用した県産食品の種類 55種類(2021年実績)⇒ 60種類以上(2024年)

このページに関する問合せ先

愛知県教育委員会保健体育課
給食グループ

担当:天野・浅野

電話:052-954-6839
メール:hoken-taiiku@pref.aichi.lg.jp